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公開番号2024032095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135551
出願日2022-08-29
発明の名称吸音材及びその製造方法
出願人株式会社大貴
代理人個人
主分類G10K 11/16 20060101AFI20240305BHJP(楽器;音響)
要約【課題】焼却処分に適した吸音材、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】吸音材1は、粒状体10を備えている。粒状体10は、吸音性を有している。粒状体10は、衛生用品に由来する有機材料を含有している。衛生用品に由来するとは、衛生用品の分級時又は製造時に発生するという意味である。粒状体10は、有機材料を含有するため、焼却処分することが可能である。また、有機材料は、衛生用品に由来するものであり、プラスチック、フラッフパルプ及び吸水性ポリマーからなる群から選択される1又は2以上の材料である。このため、衛生用品の分級時又は製造時に発生する有機材料を粒状体10の材料として利用することが可能となる。これにより、有機材料の廃材を有効活用することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吸音性を有する粒状体を備え、
前記粒状体は、衛生用品に由来する有機材料を含有することを特徴とする吸音材。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の吸音材において、
前記粒状体は、前記有機材料を主材料とする吸音材。
【請求項3】
請求項2に記載の吸音材において、
前記粒状体は、実質的に前記有機材料のみからなる吸音材。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れかに記載の吸音材において、
前記粒状体は、有機物のみからなる吸音材。
【請求項5】
請求項1乃至3の何れかに記載の吸音材において、
前記粒状体は、前記有機材料としてプラスチックを含有する吸音材。
【請求項6】
請求項1乃至3の何れかに記載の吸音材において、
前記粒状体は、前記有機材料としてフラッフパルプを含有する吸音材。
【請求項7】
請求項1乃至3の何れかに記載の吸音材において、
前記粒状体は、前記有機材料として吸水性ポリマーを含有する吸音材。
【請求項8】
請求項1乃至3の何れかに記載の吸音材において、
前記粒状体を挟んで互いに対向する第1及び第2の面状部材を備える吸音材。
【請求項9】
請求項8に記載の吸音材において、
前記第1の面状部材と前記第2の面状部材との間の空間は、複数の区画に仕切られている吸音材。
【請求項10】
吸音性を有する粒状体を形成する粒状体形成工程を含み、
前記粒状体形成工程においては、衛生用品に由来する有機材料を含有する前記粒状体を形成することを特徴とする吸音材の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、吸音材及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 930 文字)【背景技術】
【0002】
従来の吸音材としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された吸音材は、複数の粒状体からなり、吸音パネルを構成している。各粒状体は、無機材料からなる。吸音パネルは、鋼製パネル等の硬質体に複数の粒状体が充填されてなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-121712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の吸音材は、粒状体が音のエネルギーを吸収することにより、防音に効果を発揮する。しかしながら、各粒状体が無機材料からなるため、不要になった吸音材を焼却処分することができないという問題がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、焼却処分に適した吸音材、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による吸音材は、吸音性を有する粒状体を備え、上記粒状体は、衛生用品に由来する有機材料を含有することを特徴とする。
【0007】
この吸音材においては、吸音性を有する粒状体が設けられている。粒状体は、衛生用品に由来する有機材料を含有する。このように粒状体は、有機材料を含有するため、焼却処分することが可能である。
【0008】
また、本発明による吸音材の製造方法は、吸音性を有する粒状体を形成する粒状体形成工程を含み、上記粒状体形成工程においては、衛生用品に由来する有機材料を含有する上記粒状体を形成することを特徴とする。
【0009】
この製造方法においては、吸音性を有する粒状体が形成される。粒状体は、衛生用品に由来する有機材料を含有する。このように粒状体は、有機材料を含有するため、焼却処分することが可能である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、焼却処分に適した吸音材、及びその製造方法が実現される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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