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公開番号2024030995
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022134268
出願日2022-08-25
発明の名称表示装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 1/00 20060101AFI20240229BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】第2の外部機器へ供給される電力の不足を改善できるようにすること。
【解決手段】表示装置は、複数の接続手段と、接続手段に外部機器が接続されたことを検知する接続検知部と、接続手段に接続された外部機器との間で、電力に関するネゴシエーションを行うネゴシエーション部と、ネゴシエーション部によるネゴシエーション結果に基づいて、接続手段に接続された外部機器が要する電力を、外部機器が接続された接続手段から出力する電力出力部と、第1の外部機器が接続された第1の接続手段から入力された電力を、第2の外部機器が接続された第2の接続手段から出力するパススルー制御部とを備え、パススルー制御部は、第2の接続手段から出力可能な電力が、第2の外部機器が要する電力に満たない場合、表示装置の消費電力を低減することにより、第2の外部機器が要する電力を、第2の接続手段から出力できるように制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の接続手段と、
前記接続手段に外部機器が接続されたことを検知する接続検知部と、
前記接続手段に接続された前記外部機器との間で、電力に関するネゴシエーションを行うネゴシエーション部と、
前記ネゴシエーション部によるネゴシエーション結果に基づいて、前記接続手段に接続された前記外部機器が要する電力を、前記外部機器が接続された前記接続手段から出力する電力出力部と、
第1の前記外部機器が接続された第1の前記接続手段から入力された電力を、第2の前記外部機器が接続された第2の前記接続手段から出力するパススルー制御部と
を備えた表示装置であって、
前記パススルー制御部は、
前記第2の接続手段から出力可能な電力が、前記第2の外部機器が要する電力に満たない場合、前記表示装置の消費電力を低減することにより、前記第2の外部機器が要する電力を、前記第2の接続手段から出力できるように制御する
ことを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記パススルー制御部は、
前記表示装置が備える表示パネルの輝度の上限値を低下させることにより、前記表示装置の消費電力を低減し、前記第2の外部機器が要する電力を、前記第2の接続手段から出力できるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記パススルー制御部は、
前記第2の外部機器が要する電力の不足量に応じて、前記表示パネルの輝度の上限値の低下量を決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記パススルー制御部は、
前記表示パネルの輝度の上限値を低下させた場合、前記表示パネルの輝度を前記上限値よりも高めようとする操作を無効化する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記パススルー制御部は、
前記表示装置が備える無線通信機能をオフにすることにより、前記第2の外部機器が要する電力を、前記第2の接続手段から出力できるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示装置の駆動用の電力を供給するバッテリを備え、
前記パススルー制御部は、
前記バッテリのバッテリ残量が所定の閾値以上の場合、前記表示装置をバッテリ駆動し、且つ、前記表示装置の消費電力を低減せず、前記第1の接続手段から入力された電力を、前記第2の接続手段から出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記パススルー制御部は、
前記第2の外部機器が映像出力機能を有しない場合、前記第2の接続手段から出力可能な電力が、前記第2の外部機器が要する電力に満たない場合であっても、前記表示装置の消費電力を低減せず、且つ、前記第2の接続手段から電力を出力しない
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
前記ネゴシエーション部は、
前記第2の接続手段に前記第2の外部機器が接続されたときに、前記第1の接続手段に、前記第1の外部機器が既に接続されている場合、前記第2の接続手段に前記第2の外部機器が接続されたタイミングで、前記第1の外部機器とのネゴシエーションを行い、前記第2の外部機器が要する電圧値の電力を、前記第1の外部機器に出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第2の接続手段に前記第2の外部機器が接続されたときに、前記第2の外部機器が電力供給先の外部機器であると判断された場合、
前記ネゴシエーション部は、前記第2の接続手段とのネゴシエーションを行わず、
パススルー制御部は、前記第2の接続手段から前記第2の外部機器を駆動可能な所定の電力を出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項10】
前記接続手段は、
当該接続手段に接続された前記外部機器に対し、電力の入出力と、データの送受信とが可能である
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、USB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して、外部機器から電力を受電したり、外部機器へ電力を供給したりする技術が考案されている(例えば、下記特許文献1,2参照)。
【0003】
また、従来、このような技術を利用して、一のインタフェースに接続された第1の外部機器から供給された電力を、他のインタフェースに接続された第2の外部機器へ供給する、いわゆる電源パススルー技術が考案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の電源パススルー技術は、第1の外部機器から供給された電力を自装置でも消費するため、特に第1の外部機器から供給される電力量が少ない場合において、他のインタフェースから出力可能な電力に不足が生じ、第2の外部機器に必要な電力を供給できなくなる(すなわち、第2の外部機器を駆動できなくなる)虞がある。
【0005】
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、第1の外部機器から供給された電力を、第2の外部機器へ供給する際の、第2の外部機器に供給される電力の不足を改善できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、一実施形態に係る表示装置は、複数の接続手段と、接続手段に外部機器が接続されたことを検知する接続検知部と、接続手段に接続された外部機器との間で、電力に関するネゴシエーションを行うネゴシエーション部と、ネゴシエーション部によるネゴシエーション結果に基づいて、接続手段に接続された外部機器が要する電力を、外部機器が接続された接続手段から出力する電力出力部と、第1の外部機器が接続された第1の接続手段から入力された電力を、第2の外部機器が接続された第2の接続手段から出力するパススルー制御部とを備えた表示装置であって、パススルー制御部は、第2の接続手段から出力可能な電力が、第2の外部機器が要する電力に満たない場合、表示装置の消費電力を低減することにより、第2の外部機器が要する電力を、第2の接続手段から出力できるように制御する。
【発明の効果】
【0007】
一実施形態に係る表示装置によれば、第1の外部機器から供給された電力を、第2の外部機器へ供給する際の、第2の外部機器に供給される電力の不足を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る表示装置のハードウェア構成を示すブロック図
一実施形態に係る映像信号変換ケーブルのハードウェア構成を示すブロック図
一実施形態に係る表示装置の機能構成を示すブロック図
一実施形態に係る表示装置による電源パススルー制御の概要を示す図
一実施形態に係る表示装置による処理の手順の一例(第1例)を示すフローチャート
一実施形態に係る表示装置によるメッセージの表示例を示す図
一実施形態に係る表示装置による輝度設定画面の表示例を示す図
一実施形態に係る表示装置による輝度設定画面の表示例を示す図
一実施形態に係る表示装置によるメッセージの表示例を示す図
一実施形態に係る表示装置が備える表示パネルの輝度設定値と消費電力との関係を示すグラフ
一実施形態に係る表示装置による処理の手順の一例(第2例)を示すフローチャート
一実施形態に係る表示装置による処理の手順の一例(第3例)を示すフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
【0010】
(表示装置100のハードウェア構成)
図1は、一実施形態に係る表示装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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