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公開番号2023176868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-13
出願番号2022089406
出願日2022-06-01
発明の名称清掃用ブラシ
出願人深海産業有限会社
代理人個人,個人,個人
主分類A46B 3/10 20060101AFI20231206BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】洗浄時に汚れの種類や付着具合に応じて各繊維の先端が汚れに対し引っ掛かり易くなるような方向からの洗浄も可能となるような切断面を構成し、水を含んで柔らかくなっても汚れを効率よく洗浄することができるとともに、汚れの種類や付着具合に応じて的確な洗浄を可能にして使い勝手に優れた清掃用ブラシを提供する。
【解決手段】両端を切断した繊維10の束11の一端の切断面12を、銅線21~23により緊締した状態で、各繊維10の先端が突っ張り易くなる方向からの洗浄も可能となるように束11の軸線mと直交する直交面に対し角度47°で傾斜した状態で切断している。束11の中心部に、各銅線21~23間に跨るように軸線m方向に延びる芯材3を収容する。更に、束11の他端の切断面13を、各銅線21~23により緊締された状態で直交面と略平行に切断するとともに、束11の中心が最も凹むように凹レンズ状に研削加工している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
両端を切断した繊維の束がその束の軸線方向に間隔を隔てて線材により周方向から緊締された清掃用ブラシであって、
前記束の一端の切断面は、前記各線材により緊締された状態で、前記各繊維の先端が突っ張り易くなる方向からの洗浄も可能となるように前記束の軸線と直交する直交面に対し傾斜した状態で切断されていることを特徴とする清掃用ブラシ。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記束の一端の切断面は、前記束の軸線と直交する直交面に対し角度47°付近で傾斜している請求項1に記載の清掃用ブラシ。
【請求項3】
前記束の中心部には、前記各線材同士の間に位置するように前記束の軸線方向に延びる芯材が収容されている請求項1又は請求項2に記載の清掃用ブラシ。
【請求項4】
前記束の他端の切断面は、前記各線材により緊締された状態で、前記束の軸線と直交する直交面と略平行に切断されているとともに、前記束の中心を最も凹ませるように凹レンズ状に加工されている請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の清掃用ブラシ。
【請求項5】
前記束の他端の切断面も、前記各線材により緊締された状態で前記束の軸線と直交する直交面に対し傾斜するように切断されている請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の清掃用ブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水回りや鍋・フライパンなどの調理器具の汚れを洗浄する際に用いられる清掃用ブラシに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、この種の清掃用ブラシとしては、両端を切断した繊維の束がその束の軸線方向に間隔を隔てて線材により周方向から緊締されたものがあり、束の両端の切断面を使用することで、水回りや鍋・フライパンなどの調理器具の汚れを洗浄するようにしている。
【0003】
また、束の両端の切断面をそれぞれ束の軸線と直交する直交面と略平行に切断し、束の一端の切断面の各繊維が拡がるように束の他端側において軸線方向に間隔を隔てて線材により周方向から緊締しておき、拡がる一端側の切断面を使用して、水回りや調理器具の汚れを洗浄するようにしたものもある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録意匠番号1464093
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、束の両端の切断面が軸線と直交する直交面と略平行に切断されていると、洗浄時に束の一端の切断面を周囲のどの方向から汚れに向かって洗浄しても、汚れに対しては同じようにしか接触せず、汚れの種類や付着具合とは無関係な洗浄しかできず、使い勝手が悪いものであった。
【0006】
しかも、このような清掃用ブラシは、植物繊維の束、たとえば棕櫚などの幹の皮を細く加工した植物繊維の束やココナッツ繊維の束が用いられることがあり、植物繊維によっては水を含むと繊維の束が柔らかくなることがある。そのため、洗浄時に各繊維の先端が汚れを撫でるように接触し、汚れが洗浄し難くなることもあった。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、洗浄時に汚れの種類や付着具合に応じて各繊維の先端が汚れに対し引っ掛かり易くなるような方向からの洗浄も可能となるような切断面を構成し、水を含んで柔らかくなっても汚れを効率よく洗浄することができるとともに、汚れの種類や付着具合に応じて的確な洗浄を可能にして使い勝手に優れた清掃用ブラシを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明では、両端を切断した繊維の束がその束の軸線方向に間隔を隔てて線材により周方向から緊締された清掃用ブラシを前提とし、前記束の一端の切断面を、前記各線材により緊締された状態で、前記各繊維の先端が突っ張り易くなる方向からの洗浄も可能となるように前記束の軸線と直交する直交面に対し傾斜した状態で切断していることを特徴としている。
【0009】
また、前記束の一端の切断面を、前記束の軸線と直交する直交面に対し角度47°付近で傾斜させることがこのましい。
【0010】
また、前記束の中心部に、前記各線材同士の間に位置するように前記束の軸線方向に延びる芯材を収容することがこのましい。
(【0011】以降は省略されています)

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