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公開番号2024032552
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022136267
出願日2022-08-29
発明の名称化粧ブラシ
出願人個人
代理人個人
主分類A46B 9/02 20060101AFI20240305BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】ブラシ部のコシの強弱分布を容易に変更することができる化粧ブラシを提供する。
【解決手段】本発明の化粧ブラシは、上下方向に伸びる軸体からなるブラシ軸1と、ブラシ軸1の上方の軸端面6に形成された左右横長の扁平状のブラシ部2とを備える。ブラシ軸1の軸端面6には植設部7が形成されており、植設部7の下端に、所定本数のブラシ毛11を束ねてなる毛束14を植毛するための複数個の植毛穴15が左右方向に列設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向に伸びる軸体からなるブラシ軸(1)と、ブラシ軸(1)の上方の軸端面(6)に形成された左右横長の扁平状のブラシ部(2)とを備える化粧ブラシであって、
ブラシ軸(1)の軸端面(6)には、植設部(7)が形成されており、
植設部(7)の下端に、所定本数のブラシ毛(11)を束ねてなる毛束(14)を植毛するための複数個の植毛穴(15)が左右方向に列設されていることを特徴とする化粧ブラシ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
毛束(14)は、植毛穴(15)に固定線材(16)が打ち込まれる丸線植毛法或いは平線植毛法により植毛されており、
各植毛穴(15)が、上方視において円形状、或いは上方視において前後の幅寸法が均一な矩形状に形成されている請求項1に記載の化粧ブラシ。
【請求項3】
各植毛穴(15)は、上方視において穴径が同一の円形に形成されており、
複数の植毛穴(15)が左右方向に直線状に列設されている請求項2に記載の化粧ブラシ。
【請求項4】
植設部(7)が、ブラシ軸(1)の軸端面(6)に凹み形成された凹部(12)と、凹部(12)の底面に凹み形成された複数の植毛穴(15)とで構成されている請求項1から3のいずれかひとつに記載の化粧ブラシ。
【請求項5】
各植毛穴(15)が、上方へ向かって漸次穴径が広がるように形成されている請求項4に記載の化粧ブラシ。
【請求項6】
固定線材(16)の伸び方向が、植毛穴(15)の列設方向である左右方向に直交する前後方向に設定されている請求項2に記載の化粧ブラシ。
【請求項7】
ブラシ毛(11)は断面円形の合成樹脂繊維からなり、
ブラシ毛(11)の先端が、向かい合う一対のテーパー面(20)を有する先細り状に形成されている請求項1に記載の化粧ブラシ。
【請求項8】
テーパー面(20)のそれぞれに凹凸(21)が形成されて、各テーパー面(20)が粗面化されている請求項7に記載の化粧ブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシ軸に植毛されたブラシ毛の一群からなるブラシ部を有する化粧ブラシに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
この種の化粧ブラシの従来例としては、例えば特許文献1(発明の名称:化粧筆)を挙げることができる。特許文献1の化粧ブラシは、偏平な丸棒状の筆軸(ブラシ軸)と、筆軸の先端面に植毛された筆毛(ブラシ部)とで構成される。筆軸の先端面には植毛穴が形成されており、この植毛穴に筆毛となる毛束が植毛されている。毛束には、これを二つ折してなる折り返し部が形成されており、毛束は、この折り返し部を植毛穴内に挿入したのち、折り返し部を植毛穴底面に圧入したU字型の止め金具によって固定する丸線植毛法により植毛されている。植毛穴に植毛された毛束は、その両端が植毛穴から外向きに延出され、その延出部分が筆毛となる。
【0003】
上方視における植毛穴の穴形状は、長手方向と幅方向とを有し、長手方向における幅寸法が不均一な異形矩形状に形成されている。より詳しくは、例えば特許文献1の図4には、長手方向の両端部における幅寸法が大きく、長手方向の中央部における幅寸法が小さな上方視で鼓形の植毛穴が開示されている。このように植毛穴を鼓形に形成すると、幅寸法が大きな長手方向の両端部分では筆毛の密度が相対的に低いものとなる。一方、幅寸法の小さな長手方向の中央部分では筆毛の密度が相対的に高いものとなる。これにより、長手方向の両端部における筆毛のコシが弱く、長手方向の中央部における筆毛のコシが強い、化粧筆を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-102926号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように特許文献1の化粧筆では、植毛穴を長手方向における幅寸法が不均一な異形矩形状とすることで、長手方向における筆毛の密度を大小に変化させて、筆毛のコシに強弱の分布を付与している。このため、筆毛のコシの強弱分布が異なる化粧筆を得るためには、植毛穴の形状の異なる筆軸を複数種用意する必要があり、化粧筆の製作コストが高く付く。
【0006】
本発明の目的は、ブラシ部のコシの強弱分布を容易に変更することができる化粧ブラシを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上下方向に伸びる軸体からなるブラシ軸1と、ブラシ軸1の上方の軸端面6に形成された左右横長の扁平状のブラシ部2とを備える化粧ブラシを対象とする。ブラシ軸1の軸端面6には植設部7が形成されている。そして、植設部7の下端に、所定本数のブラシ毛11を束ねてなる毛束14を植毛するための複数個の植毛穴15が左右方向に列設されていることを特徴とする。
【0008】
毛束14は、植毛穴15に固定線材16が打ち込まれる丸線植毛法或いは平線植毛法により植毛されている。各植毛穴15は、上方視において円形状、或いは上方視において前後の幅寸法が均一な矩形状に形成されている。
【0009】
各植毛穴15は穴径が同一の丸穴で構成されており、複数の植毛穴15は左右方向に直線状に列設されている。
【0010】
植設部7は、ブラシ軸1の軸端面6に凹み形成された凹部12と、凹部12の底面に凹み形成された複数の植毛穴15とで構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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