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公開番号2025180376
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087679
出願日2024-05-30
発明の名称定着装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20251204BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】加熱ローラの表面と温度センサの間隔が変わることを抑制し、温度センサの検知誤差を少なくする。
【解決手段】定着装置1は、加熱ローラ2と、第1サイドフレーム110と、第2サイドフレーム120と、第1接続フレーム130と、第1温度センサS1とを備える。第1温度センサS1は、第1接続フレーム130に固定される被固定部S11と、加熱ローラ2の表面と間隔D1を空けて配置される検知部S12と、を有する。第1接続フレーム130は、第1壁部131と、第2壁部132と、第3壁部133と、を有する。第2壁部132は、回転軸線方向に直交する方向における第1壁部131の端部から折り曲げられて形成されている。第3壁部133は、第2壁部132の第1壁部131とは反対側の端部から折り曲げられて形成されている。第1温度センサS1は、第2壁部132に固定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸線方向に延びる加熱ローラと、
前記回転軸線方向における前記加熱ローラの一方側の端部を回転可能に支持する第1サイドフレームと、
前記回転軸線方向における前記加熱ローラの他方側の端部を回転可能に支持する第2サイドフレームと、
前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームを接続する金属製の第1接続フレームと、
前記加熱ローラの温度を検知する第1温度センサであって、前記第1接続フレームに固定される被固定部と、前記加熱ローラの表面と間隔を空けて配置される検知部と、を有する第1温度センサと、を備え、
前記第1接続フレームは、
前記回転軸線方向に延びる第1壁部と、
前記回転軸線方向に直交する方向における前記第1壁部の端部から折り曲げられて形成された第2壁部と、
前記第2壁部の前記第1壁部とは反対側の端部から折り曲げられて形成された第3壁部と、を有し、
前記第1温度センサは、前記第2壁部に固定されていることを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第3壁部は、前記第2壁部から前記加熱ローラから離れる方向に折り曲げられ、
前記第1温度センサは、前記第3壁部側に位置する第1面に固定され、
前記第3壁部は、前記第1温度センサが通る第1開口を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記回転軸線方向において、前記第1壁部の寸法は、前記第3壁部の前記第1開口の寸法より大きいことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記第1温度センサは、前記第2壁部との間にバネを挟んだ状態で、ネジにより前記第2壁部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項5】
前記第2壁部は、前記回転軸線方向の一方側の端に位置し、前記回転軸線方向の一方側に突出する第1差込部を有し、
前記第1サイドフレームは、前記第1差込部が入り込むことで前記第1差込部の位置決めをする第1穴を有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項6】
前記第1接続フレームは、前記第2壁部の前記回転軸線方向における一方側の端から折り曲げられて形成された第1締結壁部であって、前記第1サイドフレームとネジで締結される第1締結壁部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第1接続フレームは、前記第3壁部の前記第2壁部とは反対側の端部から折り曲げられて形成された第4壁部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項8】
前記加熱ローラと間隔を空けて配置され、前記加熱ローラの表面温度が所定温度を超えた場合、通電を遮断するサーモスタットをさらに備え、
前記第4壁部は、前記サーモスタットの温度検知面を前記加熱ローラに向けて露出させる第2開口を有することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
【請求項9】
前記加熱ローラの温度を検知する第2温度センサであって、前記加熱ローラの表面と接触する第2温度センサをさらに備え、
前記第1接続フレームは、前記第4壁部から折り曲げられて形成された延出壁部であって、前記第2温度センサが固定される延出壁部をさらに有することを特徴とする請求項7に記載に定着装置。
【請求項10】
前記第4壁部は、前記回転軸線方向の一方側の端に位置し、前記回転軸線方向の一方側に突出する第2差込部を有し、
前記第1サイドフレームは、前記第2差込部が入り込むことで前記第2差込部の位置決めをする第2穴を有することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に使用される定着装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置に使用される定着装置が知られている(特許文献1参照)。定着装置は、シートを加熱する加熱ローラと、加熱ローラの温度を検知する温度センサを備えている。この温度センサは、加熱ローラの表面から間隔を空けて配置された非接触式の温度センサであり、補強リブを有する樹脂製のホルダを介して定着装置の金属フレームに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-124653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、非接触式の温度センサは、加熱ローラの表面と温度センサの間隔が変わると、間隔が変わった分だけ検知誤差になってしまう。仮に、温度センサがホルダを介さずに金属フレームに固定される場合には、金属フレームが補強リブを有するホルダに補強されないため、金属フレームが変形しやすい。金属フレームが変形しやすいと、温度センサと加熱ローラの表面の間隔が変わって、温度センサの検知誤差が大きくなる可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、加熱ローラの表面と温度センサの間隔が変わることを抑制し、温度センサの検知誤差を少なくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した課題を解決するため、定着装置は、加熱ローラと、第1サイドフレームと、第2サイドフレームと、第1接続フレームと、第1温度センサと、を備える。
加熱ローラは、回転軸線方向に延びる。第1サイドフレームは、回転軸線方向における加熱ローラの一方側の端部を回転可能に支持する。第2サイドフレームは、回転軸線方向における加熱ローラの他方側の端部を回転可能に支持する。第1接続フレームは、第1サイドフレームと第2サイドフレームを接続する。第1接続フレームは、金属製である。第1温度センサは、加熱ローラの温度を検知する。第1温度センサは、第1接続フレームに固定される被固定部と、加熱ローラの表面と間隔を空けて配置される検知部と、を有する。
第1接続フレームは、第1壁部と、第2壁部と、第3壁部と、を有する。第1壁部は、回転軸線方向に延びる。第2壁部は、回転軸線方向に直交する方向における第1壁部の端部から折り曲げられて形成されている。第3壁部は、第2壁部の第1壁部とは反対側の端部から折り曲げられて形成されている。
第1温度センサは、第2壁部に固定されている。
【0007】
第1接続フレームが第1壁部、第1壁部から折り曲げられた第2壁部および第2壁部から折り曲げられた第3壁部を有することで、第2壁部の剛性が増し、変形が抑制される。このため、第2壁部に固定された第1温度センサと加熱ローラの間隔が変わることが抑制され、第1温度センサの検知誤差が少なくなる。
【0008】
また、第3壁部は、第2壁部から加熱ローラから離れる方向に折り曲げられていてもよい。そして、第1温度センサは、第3壁部側に位置する第1面に固定されていてもよい。そして、第3壁部は、第1温度センサが通る第1開口を有していてもよい。
【0009】
第3壁部は第2壁部から加熱ローラから離れる方向に折り曲げられ、第1温度センサは第3壁部側に位置する第1面に固定され、第3壁部は第1温度センサが通る第1開口を有しているため、加熱ローラから第1温度センサの被固定部に熱が伝わるのを第3壁部で抑制できるので、第1温度センサの被固定部が加熱ローラから受ける熱の影響を少なくできる。
【0010】
また、回転軸線方向において、第1壁部の寸法は、第3壁部の第1開口の寸法より大きくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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