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公開番号
2025179701
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-10
出願番号
2024086623
出願日
2024-05-28
発明の名称
電動開閉体装置及び電動開閉体装置の異常診断方法
出願人
株式会社LIXIL
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E06B
9/68 20060101AFI20251203BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約
【課題】任意のタイミングにおいて異常診断を行うことができる電動開閉体装置を提供すること。
【解決手段】開口部を開閉動作可能に設けられる開閉体と、開閉体を駆動する駆動部と、外部端末との間で通信を行う通信部と、駆動部及び通信部を制御する制御部と、を備える電動開閉体装置であって、制御部は、制御モードとしての動作テストモードを実行するように構成され、動作テストモードにおいて、複数のテスト項目毎に動作テストを実施して異常診断を行う。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部を開閉動作可能に設けられる開閉体と、
前記開閉体を駆動する駆動部と、
外部端末との間で通信を行う通信部と、
前記駆動部及び前記通信部を制御する制御部と、を備える電動開閉体装置であって、
前記制御部は、制御モードとしての動作テストモードを実行するように構成され、前記動作テストモードにおいて、複数のテスト項目毎に動作テストを実施して異常診断を行う、電動開閉体装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記動作テストモードにおいて、前記開閉体が開閉方向に沿う前記開口部の中間位置よりも開方向の位置に配置されている場合は前記開閉体を閉方向に動作させ、前記開閉体が開閉方向に沿う前記開口部の中間位置よりも閉方向の位置に配置されている場合は前記開閉体を開方向に動作させるように、前記駆動部を制御する、請求項1に記載の電動開閉体装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記動作テストモードのテスト結果を前記外部端末に送信するように前記通信部を制御する、請求項1又は2に記載の電動開閉体装置。
【請求項4】
前記動作テストモードのテスト結果を蓄積する記憶部を備える、請求項1又は2に記載の電動開閉体装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記外部端末からの前記動作テストモードの実行指示要求を受け付ける受付部を有する、請求項1又は2に記載の電動開閉体装置。
【請求項6】
前記制御部は、所定の期間毎もしくは前記開閉体の所定の開閉動作回数毎に、前記動作テストモードを実行する、請求項1又は2に記載の電動開閉体装置。
【請求項7】
前記期間及び前記開閉動作回数は、ユーザにより設定変更可能である、請求項6に記載の電動開閉体装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記動作テストモードの実行を開始する場合に、前記動作テストモードの実行中であることを前記外部端末に通知するように前記通信部を制御する、請求項6に記載の電動開閉体装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記動作テストモードの実行中に、前記受付部を介してユーザから前記開閉体の開閉動作の操作指示要求を受け付けた場合に、前記動作テストを中断し、前記操作指示要求に従って前記駆動部を駆動して前記開閉体を開閉動作させる、請求項8に記載の電動開閉体装置。
【請求項10】
駆動部の駆動によって開口部を開閉動作可能に設けられる開閉体と、
外部端末との間で通信を行う通信部と、を備える電動開閉体装置の異常診断方法であって、
制御モードとしての動作テストモードを実行することによって、複数のテスト項目毎に動作テストを実施する、電動開閉体装置の異常診断方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動開閉体装置及び電動開閉体装置の異常診断方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電動開閉体装置に光センサや接触センサによる感知方法を備え、開閉動作時に障害物を検知した場合に、感知方法の状態に基づいて感知方法の故障、不具合を検知する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-193551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、障害物の検知時にのみ感知方法の故障、不具合を検知するものであるため、障害物が発生していない任意のタイミングで故障、不具合等の異常を診断することができない。
【0005】
本開示は、任意のタイミングにおいて異常診断を行うことができる電動開閉体装置及び電動開閉体装置の異常診断方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、開口部を開閉動作可能に設けられる開閉体と、前記開閉体を駆動する駆動部と、外部端末との間で通信を行う通信部と、前記駆動部及び前記通信部を制御する制御部と、を備える電動開閉体装置であって、前記制御部は、制御モードとしての動作テストモードを実行するように構成され、前記動作テストモードにおいて、複数のテスト項目毎に動作テストを実施して異常診断を行う、電動開閉体装置に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態の電動開閉体装置を示す図である。
電動開閉体装置の機能ブロック図である。
電動開閉体装置の制御部の構成を示す機能ブロック図である。
電動開閉体装置における異常診断を行う場合のフローチャートである。
電動開閉体装置における異常診断のための動作テストの一例を示すフローチャートである。
電動開閉体装置における異常診断のための動作テストモードの他の例を示すフローチャートである。
電動開閉体装置において操作指示要求を受け付けた場合のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は、電動シャッター装置1を示している。電動シャッター装置1は、電動開閉体装置の一実施形態である。図1及び図2において、電動シャッター装置1は、建物10の壁11に形成される窓、店舗もしくはガレージの出入り口等のための開口部12を開閉可能に遮蔽する電動シャッター2と、電動シャッター2を制御する制御装置3と、電動シャッター装置1の各部の動作状態情報を取得する動作状態情報取得部4と、を備える。
【0009】
電動シャッター2は、複数のスラットを連結することによって構成される開閉体としての巻き上げ式のシャッター部21と、シャッター部21を巻き取り及び繰り出し可能な巻取部22と、巻取部22を回転駆動させる図示しないモータを有する駆動部23と、を備える。
【0010】
シャッター部21は、駆動部23の駆動によって回転する巻取部22に巻き上げられ、もしくは巻き下げられることで、下端部が上方側又は下方側に移動して、開口部12を開閉する。電動シャッター2の開閉動作において、閉状態から開状態に移動させる場合には、駆動部23によってモータを開方向に駆動することで、シャッター部21を巻取部22により巻き上げる。これにより、開口部12が閉まっている状態において、開口部12は、下方側から開いていく。電動シャッター2の開閉動作において、開状態から閉状態に移動させる場合には、駆動部23によってモータを閉方向に駆動することで、シャッター部21を巻取部22により巻き下げる。これにより、開口部12が開いている状態において、開口部12は、上方側から閉まっていく。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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