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公開番号2025178563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-08
出願番号2024182420
出願日2024-10-18
発明の名称液体分子光子処理装置、処理方法と応用
出願人祈光訊息能科技有限公司
代理人個人,個人
主分類B01J 19/12 20060101AFI20251201BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】製造コストを抑えることができる液体分子光子処理装置、処理方法及びその応用を提供する。
【解決手段】液体分子光子処理装置であって、管10と、分子分散器20と、光子放射放出器30と、屈折体40とを備え、前記分子分散器と前記屈折体とがそれぞれ前記管の内壁に接続され、前記屈折体が前記光子放射放出器と対向し、前記光子放射放出器は前記管の外側に位置し、前記分子分散器は、前記管の入口11に近い一端に位置し、前記屈折体は、前記管の出口13に近い他端に位置し、液体は前記入口から前記管に入り、前記分子分散器を通過して液体分子群を形成し、前記液体分子群が前記屈折体を通過し、前記屈折体が前記光子放射放出器からの光子放射を複数回屈折反射して前記管内の液体分子群に照射し、前記液体分子群が共振して液体低分子を生成し、前記液体低分子が前記出口から流出することを特徴とする、液体分子光子処理装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体分子光子処理装置であって、
管と、分子分散器と、光子放射放出器と、屈折体とを備え、
前記分子分散器と前記屈折体とがそれぞれ前記管の内壁に接続され、
前記屈折体が前記光子放射放出器と対向し、前記光子放射放出器は前記管の外側に位置し、
前記分子分散器は、前記管の入口に近い一端に位置し、前記屈折体は、前記管の出口に近い他端に位置し、液体は前記入口から前記管に入り、前記分子分散器を通過して液体分子群を形成し、前記液体分子群が前記屈折体を通過し、前記屈折体が前記光子放射放出器からの光子放射を複数回屈折反射して前記管内の液体分子群に照射し、前記液体分子群が共振して液体低分子を生成し、前記液体低分子が前記出口から流出することを特徴とする、液体分子光子処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記光子放射放出器は、全スペクトル放射源と、コイル共振器と、周波数共振器とを備え、前記コイル共振器は、透明窓と前記全スペクトル放射源との間に位置し、前記コイル共振器は、前記周波数共振器の周囲に配置され、前記コイル共振器は磁場を発生するように通電され、前記周波数共振器は、周波数信号を発生し、前記コイル共振器の周囲に配置され、前記全スペクトル放射源によって発生された光周波数は、前記コイル共振器の磁波に重畳され、前記周波数共振器の前記周波数信号と融合され、前記屈折体に導かれ、前記管内の液体分子群を共振させ、小さな液体分子を生成することを特徴とする、請求項1に記載の液体分子光子処理装置。
【請求項3】
前記屈折体は複数の突起を備えた透明ガラスを用い、前記屈折体は前記複数の突起を介して複数回屈折反射することを特徴とする、請求項1に記載の液体分子光子処理装置。
【請求項4】
前記管の管壁には透明窓が設けられ、前記透明窓と前記屈折体は対向して配置され、前記屈折体、前記透明窓および前記光子放射放出器は、それらの中心軸が同一の水平線上にあり、前記光子放射放出器からの光子放射は、前記透明窓を通過して前記屈折体に導かれることを特徴とする、請求項1に記載の液体分子光子処理装置。
【請求項5】
前記分子分散器が、前記管の入口に近い一端の内壁に設けられ、前記分子分散器が板状部材を含み、複数の前記板状部材が前記管の内壁に平行に設けられ、前記板状部材に複数の孔が設けられ、前記板状部材の法線方向は液体の流れ方向と平行であり、
前記板状部材の厚さは1~2mmであり、前記板状部材の面積は5~10cm

であり、前記孔の孔径は1~3mmであり、隣接する2つの前記孔の間隔は1~3mmであり、複数の前記孔の占有面積は4~9cm

であることを特徴とする、請求項1に記載の液体分子光子処理装置。
【請求項6】
前記孔が第1の孔集合と第2の孔集合を含み、前記第1の孔集合の孔方向と前記第2の孔集合の孔方向とが交差し、前記第1の孔集合と前記第2の孔集合とを通過する液体分子群相互に衝突によって分散され、
前記第1の孔集合と前記第2の孔集合は、前記管の中心軸に沿って分布しているか、または、前記第1の孔集合と前記第2の孔集合は、前記板状部材上で千鳥状に分散していることを特徴とする、請求項5に記載の液体分子光子処理装置。
【請求項7】
前記第1の孔集合の孔方向と板状部材の表面との間の角度が36°~45°であり、前記第2の孔集合の孔方向と前記板状部材の表面との間の角度が45°~48°であることを特徴とする請求項6に記載の液体分子光子処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の液体分子光子処理装置を用いる処理方法であって、以下の工程:
工程S1:液体が前記入口から前記管の内部に入り、前記分子分散器に流入する工程;
工程S2:前記分子分散器は、第1の孔集合および第2の孔集合を通過する液体分子群を互いに衝突させて分散させ、液体高分子を形成し、前記液体高分子は前記管の内部に流入する工程;
工程S3:前記液体高分子が前記屈折体を通過するとき、全スペクトル放射源から発生した光周波数は、コイル共振器の磁波の重畳を通過し、周波数共振器から発生する2.4Hz~12Hzの周波数信号と融合して前記屈折体に投射され、前記屈折体は屈折と反射を繰り返した後、前記管の内部にある液体高分子に照射され、前記液体高分子内で共振を起こし、前記液体高分子を低分子化させ、液体低分子を前記出口から流出させる工程
を含むことを特徴とする処理方法。
【請求項9】
前記工程S3において、前記全スペクトル放射源の波長は300~2700nmであり、前記周波数共振器は2.4~12Hzの周波数信号を発生することを特徴とする請求項8に記載の処理方法。
【請求項10】
請求項1から7のいずれか一項に記載の液体分子光子処理装置の応用であって、低分子の液体を作るために使用されることを特徴とする応用。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水分子処理の分野に関し、具体的には、液体分子光子処理装置、処理方法および応用に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
水は地表に最も多く存在する物質であり、常温では無色、無臭、透明な液体である。水分子は共有結合によって2個の水素原子と1個の酸素原子から構成することができ、水分子には極性があるため、複数の水分子が水素結合によって水分子群を形成することができる。水分子群の大きさについては、酸素17核磁気共鳴(NMR)で測定されるものが多い。磁気共鳴(NMR)スペクトルを示すために、例えば、水の半値全幅(Full width at half maximum、FWHM)が90Hzに近いかまたはそれ以上のものを水の大分子群と呼ぶことができ、90Hz未満、あるいは80Hz未満、つまり、水の小さな分子と呼ばれ、一般的に、分子が小さいほど、より多くの水を人体に吸収することができる。
【0003】
既存の液体水処理装置のほとんどは、大きな分子の水を小さな分子の水に処理することを目的としており、例えば、希土類金属(ペリレン、ネオジム、sm、チタン、亜鉛など)の合金でできた複数の管に水を通し、管に沿って複数の永久磁石を構成することで、電界と磁界によって水分子間の水素結合を切断し、小さな分子の水を生成するという技術があるが、希土類金属は高価であり、製造も容易ではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
また、例えば水に希釈物質(塩化ナトリウム、ビタミン、アミノ酸、ホルモン、タンパク質、酵素、ペプチド、多糖類、DNAやRNAなどの有機物や無機物など)を添加して安定した低分子水を生成する手法もあるが、これらの物質を添加すると純水ではなくなってしまう。
したがって、水溶液や水を効率よく低分子化する処理装置をどのように改良するかが、現在の解決すべき課題である。
本発明の目的は、従来技術の欠点に鑑み、処理コストを抑えることができる液体分子光子処理装置、処理方法およびその応用を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、液体分子光子処理装置は、管と、分子分散器と、光子放射放出器と、屈折体とを備え、前記分子分散器と前記屈折体とがそれぞれ前記管の内壁に接続され、前記屈折体が前記光子放射放出器と対向し、前記光子放射放出器は前記管の外側に位置する。
【0006】
また、本発明の液体分子光子処理装置は、前記分子分散器は、前記管の入口に近い一端に位置し、前記屈折体は、前記管の出口に近い他端に位置し、液体は前記入口から前記管に入り、前記分子分散器を通過して液体分子群を形成し、前記液体分子群が前記屈折体を通過し、前記屈折体が前記光子放射放出器からの光子放射を複数回屈折反射して前記管内の液体分子群に照射し、前記液体分子群が共振して液体低分子を生成し、前記液体低分子が前記出口から流出することを特徴とする。
【0007】
好ましくは、光子放射放出器は、全スペクトル放射源と、コイル共振器と、周波数共振器とを備え、前記コイル共振器は、前記透明窓と前記全スペクトル放射源との間に位置し、前記コイル共振器は、前記周波数共振器の周囲に配置され、前記コイル共振器は磁場を発生するように通電され、前記周波数共振器は、周波数信号を発生し、前記コイル共振器の周囲に配置され、前記全スペクトル放射源によって発生された光周波数は、前記コイル共振器の磁波に重畳され、前記周波数共振器の前記周波数信号と融合され、前記屈折体に導かれ、前記管内の液体分子群を共振させ、小さな液体分子を生成する。
【0008】
好ましくは、前記屈折体は複数の突起を備えた透明ガラスを用い、前記屈折体は前記複数の突起を介して複数回屈折反射する。
【0009】
好ましくは、前記管の壁には透明窓が設けられ、前記透明窓と前記屈折体は対向して配置され、前記屈折体、前記透明窓及び前記光子放射放出器は、それらの中心軸が同一の水平線上にあり、前記光子放射放出器からの光子放射は、前記透明窓を通過して前記屈折体に導かれる。
【0010】
好ましくは、分子分散器が、前記管の入口に近い一端の内壁に設けられ、前記分子分散器が板状部材を含み、複数の前記板状部材が前記管壁の内壁に平行に設けられ、前記板状部材に複数の孔が設けられ、前記板状部材の法線方向は液体の流れ方向と平行であり、前記板状部材の厚さは1~2mmであり、前記板状部材の面積は5~10cm

であり、前記孔の孔径は1~3mmであり、隣接する2つの前記孔の間隔は1~3mmであり、複数の前記孔の占有面積は4~9cm

である。
(【0011】以降は省略されています)

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