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公開番号2025159557
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024062217
出願日2024-04-08
発明の名称撹拌装置、及び撹拌羽根取付け方法
出願人みづほ工業株式会社
代理人個人
主分類B01F 35/60 20220101AFI20251014BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】撹拌羽根の交換作業の作業性を改善し品種切替えの迅速化を進めることを課題とする。
【解決手段】液体と液体、液体と固体を含む液体、又は固体を含む液体と固体を含む液体を原料として撹拌する撹拌装置100であって、当該原料を格納する撹拌槽10と、略鉛直方向に設けられ前記撹拌槽の中で回転駆動する回転駆動部22と、前記回転駆動部に取付けられた撹拌羽根と、前記撹拌羽根が前記回転駆動部から落下することを防止する落下防止部と、を備え、前記落下防止部は、前記回転駆動部に対し略水平方向から取付け可能であることを特徴とする撹拌装置とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体と液体、液体と固体を含む液体、又は固体を含む液体と固体を含む液体を原料として撹拌する撹拌装置であって、
当該原料を格納する撹拌槽と、
略鉛直方向に設けられ前記撹拌槽の中で回転駆動する回転駆動部と、
前記回転駆動部に取付けられた撹拌羽根と、
前記撹拌羽根が前記回転駆動部から落下することを防止する落下防止部と、を備え、
前記落下防止部は、前記回転駆動部に対し略水平方向から取付け可能であることを特徴とする撹拌装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記回転駆動部は、前記撹拌槽内に露出した部分における前記撹拌羽根の取付け位置より先端側の少なくとも一部に略水平方向の落下防止部挿入溝を有し、前記落下防止部は略水平方向から前記落下防止部挿入溝に挿入可能であることを特徴とする請求項1に記載の撹拌装置。
【請求項3】
前記落下防止部は、全体として略U字形状を有した板状であり、一部にボルト挿入用のボルト用孔又はボルト用ねじ孔を前記板状の面と略平行に有し、当該ボルト用孔を介して前記回転駆動部にボルト締め可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撹拌装置。
【請求項4】
液体と液体、液体と固体を含む液体、又は固体を含む液体と固体を含む液体を原料として撹拌する撹拌装置における撹拌羽根取付け方法であって、
回転駆動部の先端を露出させた状態で、当該回転駆動部の先端から撹拌羽根を挿入する撹拌羽根挿入工程と、
前記回転駆動部における前記撹拌羽根が挿入された位置よりも先端側に落下防止部を略水平方向から挿入し、当該落下防止部を略水平方向から取付ける落下防止部取付け工程と、を備えたことを特徴とする撹拌羽根取付け方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体と液体、液体と固体を含む液体、又は固体を含む液体と固体を含む液体とを撹拌する撹拌装置、及び撹拌羽根取付け方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
化粧品、食品、化学品、又は医薬品における液体と液体、液体と固体を含む液体、又は固体を含む液体と固体を含む液体とを材料として微細化し撹拌するために撹拌装置が用いられている。撹拌装置は、撹拌槽内で回転軸を回転又は回動させて材料を撹拌する撹拌羽根と、当該回転軸を回転させるための駆動部等からなっている。
【0003】
撹拌して微細化する品種は化粧品ひとつをとっても多岐にわたり、それら多くの品種毎に撹拌する材料は異なっている。そして品種の切替えに際しては、撹拌槽及び撹拌羽根の洗浄や撹拌羽根の交換が欠かせない。そのため、品種切替えの効率化を進める上で撹拌羽根の取外し及び取付けをスムーズに行えることが望まれている。
【0004】
特許文献1には、撹拌槽(容器)底部の羽根部を上方からボルトにより交換可能とした構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許文献1:特開2016-019945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のものは、狭い撹拌槽の上部から手を入れて撹拌槽底部のボルトを締めたり緩めたりしなければならず作業性が悪いという問題がある。また、仮に、羽根が撹拌槽上部に取付けられている場合は、下方から腰をかがめてボルトの取付けを行わねばならず、さらに作業性が悪く時間がかかるという問題がある。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決して、撹拌羽根の交換作業の作業性を改善し品種切替えの迅速化を進めることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明は、液体と液体、液体と固体を含む液体、又は固体を含む液体と固体を含む液体を原料として撹拌する撹拌装置であって、
当該原料を格納する撹拌槽と、
略鉛直方向に設けられ前記撹拌槽の中で回転駆動する回転駆動部と、
前記回転駆動部に取付けられた撹拌羽根と、
前記撹拌羽根が前記回転駆動部から落下することを防止する落下防止部と、を備え、
前記落下防止部は、前記回転駆動部に対し略水平方向から取付け可能であることを特徴とする撹拌装置を提供するものである。
【0009】
この構成により、撹拌羽根の交換作業の作業性を改善し品種切替えの迅速化を進めることができる。
【0010】
撹拌装置であって、前記回転駆動部は、前記撹拌槽内に露出した部分における前記撹拌羽根の取付け位置よりも先端側の少なくとも一部に略水平方向の落下防止部挿入溝を有し、前記落下防止部は略水平方向から前記落下防止部挿入溝に挿入可能である構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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