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公開番号2025178408
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2025163731,2025532550
出願日2025-09-30,2023-11-16
発明の名称ゲームプログラム、ゲーム処理方法、およびシステム
出願人任天堂株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所,個人
主分類A63F 13/20 20140101AFI20251128BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】操作装置としてマウスを使用するゲームにおいて新規なゲームを実現できるゲーム処理方法等を提供すること。
【解決手段】
第1マウスおよび第2マウスがともに第1方向に移動された場合、仮想空間内において第1仮想オブジェクトを前進させ、第1マウスおよび第2マウスがともに第1方向の反対方向に移動された場合、第1仮想オブジェクトを後退させ、第1データが示す第1マウスの移動量と第2データが示す第2マウスの移動量の違いに基づいて、第1仮想オブジェクトを左右に回頭させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
コンピュータを、
ユーザの一方の手によって操作される第１コントローラが備える第１マウスセンサの出力に基づく第１データを取得する手段、
前記ユーザの他方の手によって操作される第２コントローラが備える第２マウスセンサの出力に基づく第２データを取得する手段、
取得した前記第１データに基づいて第１パラメータを決定する手段、
取得した前記第２データに基づいて第２パラメータを決定する手段、
決定された前記第１パラメータと前記第２パラメータとに基づいて第１仮想オブジェクトを動かす手段として機能させ、
前記第１パラメータが前記第１仮想オブジェクトの動きに及ぼす影響と前記第２パラメータが前記第１仮想オブジェクトの動きに及ぼす影響とは異なる、ゲームプログラム。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
前記コンピュータを、さらに、
前記第１パラメータを示す表示画像を生成する手段、
前記第２パラメータを示す表示画像を生成する手段、
として機能させる、請求項１に記載のゲームプログラム。
【請求項３】
前記コンピュータを、さらに、
取得した前記第１データに基づいて前記第１仮想オブジェクトの第１部分を動かす手段、
取得した前記第２データに基づいて前記第１仮想オブジェクトの第２部分を動かす手段、
として機能させる、請求項１に記載のゲームプログラム。
【請求項４】
前記コンピュータを、さらに、
前記第１パラメータと前記第２パラメータとの差が小さくなるように、前記第１パラメータまたは前記第２パラメータの少なくとも一方を決定する手段として機能させる、請求項１に記載のゲームプログラム。
【請求項５】
前記コンピュータを、さらに、
前記第１パラメータおよび前記第２パラメータを時間経過に応じて変化させる手段として機能させる、請求項１に記載のゲームプログラム。
【請求項６】
前記コンピュータを、さらに、
前記第１仮想オブジェクトが配置された仮想フィールドの状態に基づいて、前記第１パラメータおよび前記第２パラメータを決定する手段として機能させる、請求項１に記載のゲームプログラム。
【請求項７】
前記コンピュータを、さらに、
前記第１コントローラが備える第１操作部に対するユーザ操作に基づく第３データを取得する手段、
前記第２コントローラが備える第２操作部に対するユーザ操作に基づく第４データを取得する手段、
取得した前記第３データに基づいて前記第１パラメータを決定する手段、
取得した前記第４データに基づいて前記第２パラメータを決定する手段、
として機能させる、請求項１に記載のゲームプログラム。
【請求項８】
前記第１コントローラが第１マウス操作されたときに決定される前記第１パラメータは、前記第１仮想オブジェクトに、左右方向の一方を向かせる影響を及ぼし、
前記第２コントローラが前記第１マウス操作されたときに決定される前記第２パラメータは、前記第１仮想オブジェクトに、左右方向の他方を向かせる影響を及ぼす、請求項１～７のいずれかに記載のゲームプログラム。
【請求項９】
コンピュータにより実行されるゲーム処理方法であって、
ユーザの一方の手によって操作される第１コントローラが備える第１マウスセンサの出力に基づく第１データを取得すること、
前記ユーザの他方の手によって操作される第２コントローラが備える第２マウスセンサの出力に基づく第２データを取得すること、
取得した前記第１データに基づいて第１パラメータを決定すること、
取得した前記第２データに基づいて第２パラメータを決定すること、
決定された前記第１パラメータと前記第２パラメータとに基づいて第１仮想オブジェクトを動かすことを含み、
前記第１パラメータが前記第１仮想オブジェクトの動きに及ぼす影響と前記第２パラメータが前記第１仮想オブジェクトの動きに及ぼす影響とは異なる、ゲーム処理方法。
【請求項１０】
前記第１パラメータに基づいて前記第１仮想オブジェクトの第１部分を動かすこと、
前記第２パラメータに基づいて前記第１仮想オブジェクトの第２部分を動かすことをさらに含む、請求項９に記載のゲーム処理方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ゲーム等の情報処理に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、操作装置としてマウスを使用するゲームが知られている（例えば特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００１－０６２１４５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
操作装置としてマウスを使用するゲームにおいて、新規なゲームが求められていた。
【０００５】
それ故に、本発明の目的は、操作装置としてマウスを使用するゲームにおいて新規なゲームを実現できるゲーム処理方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、例えば以下のような構成例が挙げられる。
【０００７】
一つの構成例は、ゲーム装置のコンピュータに、ユーザの一方の手によって操作される第１マウスの作業面上での移動に関する第１データを取得させ、ユーザの他方の手によって操作される第２マウスの、作業面と同一または異なる作業面上での移動に関する第２データを取得させ、取得された第１データと第２データが、第１マウスおよび第２マウスがともに第１方向に移動されたことを示すときには、仮想空間内において第１仮想オブジェクトを前進させ、第１マウスおよび第２マウスがともに第１方向の反対方向に移動されたことを示すときには、第１仮想オブジェクトを後退させ、第１データが示す第１マウスの移動量と第２データが示す第２マウスの移動量の違いに基づいて、第１仮想オブジェクトを左右に回頭させる、ゲーム処理方法である。
【０００８】
上記構成例によれば、従来に無い操作方法によってマウスをユーザに操作させることでゲーム処理を実行できるので、新規なゲームを実現でき、新規な興趣性を提供することができる。
【０００９】
他の構成例として、コンピュータに、第１データに基づいて、第１マウスの移動量が大きいほど大きくなる第１パラメータを決定させ、第２データに基づいて、第２マウスの移動量が大きいほど大きくなる第２パラメータを決定させ、第１パラメータと第２パラメータの差が小さくなるように、第１パラメータおよび第２パラメータの少なくとも一方の値を調整させてもよい。
【００１０】
上記構成例によれば、第１仮想オブジェクトをまっすぐ移動させるユーザの操作をアシストすることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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