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公開番号2025150606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024051589
出願日2024-03-27
発明の名称打撃練習用具
出願人個人
代理人
主分類A63B 69/00 20060101AFI20251002BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】
野球の打撃練習において、正確な下半身の動き(軸足株の動き)を体得させることが大事で此れを実現する使用性高い用具を得ることを目的とする。
【解決手段】
樹脂製またはゴム製の平板状マット10の一部(足置き部)に、マット10と一体成型にて突出形成された台形状の、踵ストッパー部11を有している。軸足3の靴部12の側面が当接する壁部13は開いたマット状面から軸足方向斜めに傾斜し、壁部13の下部には斜頸部14が形成され、打撃開始時の軸足打撃方向への回動動作開始中の、前記軸足の踵部の前記打撃方向と反対方向への逃げを踵ストッパー部11似て阻止する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
打撃時の軸足と前足置き部を有する平板上マットに、前記マットの一部を突出させて形成されるとともに前記軸足の靴部側壁が当接する壁部を有する踵ストッパー部を設け、打撃開始時の前記軸足の打撃方向への回動動作開始中の、前記軸足の踵部の前記打撃方向と反対方向への逃げを前期踵ストッパー部にて阻止することを特徴とする打撃練習具。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
壁部が、平板上面から軸足方向に傾斜してなる請求項1記載の打撃練習用具。
【請求項3】
踵ストッパー部の水平長手方向の長さが、靴部の長さより大きく、壁部の高さが、軸足の靴部の長さの2分の1より大きくしてなることを特徴とする請求項1記載の打撃練習用具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、野球等の打撃の向上を図る練習具に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の打撃指導は、ダウンスイング、レベルスイング、アッパースイング等バットを振る軌道を教える事が殆んどでそれに伴い上半身特に腕の動きに重点が置かれている。本発明者の見解によれば、アベレージ(打率)の高い選手は下半身、特に軸足の動きが無駄なく正確に動くことが、打撃には一番大切なのは軸足の動きであり、此れを体得することが大事であると言える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77043号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人が動く時には必ず脚から動く。野球の打撃においても軸足の股関節に力を溜めて踏み出した脚の股関節に力を伝達するには軸脚の正確な動きが求められる。本発明者の研究によれば、軸足が正しく動かなければ軸足の力が空回りしてしまい下半身の力が上半身に伝わらないことが判明した。軸足内側から順序良く動くこと(軸足内側―膝―股関節―腰踏み出した脚の股関節に順序良く力が伝達され順序良く動くこと)で(この時軸足内側―膝の時はまだバットのグリップはトップの位置に在る)、膝に行く直後にバットを一気に振り出し、インパクトと同時に下半身からの力で上半身を回転させる。すなわち、本発明者の長年の研究により、野球打撃において、打撃開始時の軸足の打撃方向への回動動作開始中の、軸足の踵部の動きを理想的に維持することが打撃上達に極めて大事であることが判明した。打撃開始時において、踵が早く離れてつま先より後方に行くと軸足は動くが膝が外側に大きく回るだけで軸足股関節で溜めた力が踏み出した脚の股関節に伝わらず上半身腕だけの打撃になる。踵が早く離れてつま先で回りますと対極にある肩は必然的に開き右打者なら左肩)いわゆる体が早く開くことになる。
【0005】
本発明者は、上記検討を踏まえた打撃軸足練習具として、金属板を折り曲げて作成し、アンカーで地面に固定する構造を特許文献1にて提案した。この練習具を繰り返し練習で使用したところ、繰り返される軸足の強力な踏み出し力にて、練習具の動き・ずれ・ぐらつきが発生し、アンカー固定構造では発揮されないことが判明した。すなわち、強固なアンカー固定を講じる手間をかけても、練習中に動き・ずれが生じ、いわゆる強度不足が発生した。また、特許文献1の練習用具は、室内での設置が出来ない。この様な問題は、練習用具としての使用価値が少なく、使用に適さないことが見出された。また、特許文献1では、踵矯正機能を確実に発揮させるための構造、大きさの検討が不十分であることも判明した。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、野球の打撃において素振りや置きテイ、テイバッテイングで打撃ホームを作っていくに際し、此処で一番大切な下半身の動きを体が正確に覚えることでより高度な打撃ホームを自然に体が習得できてなお矯正機能を兼ね備え、確実に長時間この機能を発揮できる練習具を提供するものである。
【0007】
本発明は、打撃時の軸足と前足置き部を有する平板状マット上に、前記マットの一部を突出させて形成されるとともに前記軸足の靴部側壁が当接する壁部を有する踵ストッパー部を設け、打撃開始時の前記軸足の打撃方向への回動動作開始中の、前記軸足の踵部の前記打撃方向と反対方向への逃げを前記踵ストッパー部にて阻止することを特徴とするkatt打撃軸足修正練習具であり、好ましくは、壁部が平板上面から軸足方向に傾斜してなる構造、また、踵ストッパー部の水平長手方向の長さが、靴部の長さより大きく、壁部の高さが、軸足の靴部の長さより大きくしてなる構造を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明を用いた打撃練習では踵が後方に逃げないことで下半身から上半身に力が伝達し体重移動がスムーズになりバットスイングが鋭くなり打球に力強ささが加わり、さらに踵が地面に長く接地することで変化球にも態様が出来る。本発明の構造によれば、全体重を支える両足が乗り、動くことが無い丈夫なマット上に、このマットと一体成型された踵ストッパー部を有する構造は、強固で打撃開始時に軸足から大きな踏み出し力が加わってもマット及び踵ストッパー部がずれ動くことなく、軸足の踵部の打撃方向と反対方向への逃げを踵ストッパー部にて阻止する機能が確実に発揮される。踵ストッパー部のずれ動きが生じると、打撃向上をもたらす踵矯正効果が発揮されず、本発明は、この点に関して大きな効果を発揮する。また、本発明の構造は、実質マットを置くだけの動作で屋外又は屋内練習場に容易に設置でき、余分な手間をかけることなく打撃練習環境を作ることができ、かつ繰り返し練習しても、上記機能が低下せず、長時間の踵矯正練習が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施例の打撃軸足練習具を使用した打撃練習開始時の正面図である。
図1の状態の斜視図である。
同練習具を使用した打撃練習開始直後の状態(バットの振り出し時)の斜視図である。
同練習具を使用した打撃練習状態の後半部(バットの振り切り後)の斜視図である。
本発明の軸足修正練習具をバッターボックス上に置いた状態を示す図である。
通常の素振り練習状態における主に軸足付近の動きの状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
まず、本発明者の研究に基づき、なぜ軸足の踵の動きが重要である図6とともに説明する。バッテイング初動時において、図6に見られるように軸足3のつま先1より踵2が後方に移動(矢印×に示す軸足踵がつま先の後方に逃げる)すると、膝4が前方(ホームベース側)に動くだけで、軸足股関節7から踏み出した股関節8には力が伝わらず力強く腰が回らない、すなわち、後方捕手側に踵が行くと、軸足3が内側に寄らずに踵2が早く地面から離れる(矢印Yに示す)と踵が捕手側に行ったままでバットを振り出すことになり、本来軸脚で溜めた力が上半身に伝わらない。また、この軸足踵が後方に行く動作は対極にある肩が必然的に早く開く(これを体が早く開くと言う。早く開くことでボールをとらえる前に下半身で溜めた力が上半身に伝わらず、本来発揮される強力な下半身で溜めた力が上半身、バットに伝わらず、打球が弱くなる状態が発生している。このように、バッテイング初動時に踵が後方に行くと、強力かつ高率的な打撃動作が発揮されない。本発明は、この不都合を矯正する練習具(前述した特許文献1)のさらなる改良を模索して生まれたものである。
(【0011】以降は省略されています)

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