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公開番号
2025162231
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065371
出願日
2024-04-15
発明の名称
パズル
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A63F
9/10 20060101AFI20251020BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】
複数の小片を2次元的に隣接させて並べることで、あらかじめ課題として提示された集合全体形状を過不足なく構成するパズルにおいて、既存のジグソーパズルとは異なる困難性を有するパズルを提供する。
【解決手段】
各小片が略多角形であって1対1嵌合用凹凸を持たない。小片のどの任意2個の組も合同ではないが、任意2個の組の少なくとも一部では内角や辺長の一部が共通値となっている。正解配置においてどの隣接する2個の小片に着目しても、1辺同士が過不足なく一致共有されている所が無い。これらの特性を兼ね備えることにより、ある未定空地に配置できる小片の候補が複数存在し得るようになり、盤面全体を見れば小片配置の候補組合わせ数が指数関数的に増大する。小片同士の直接的な1対1マッチングが無い所で多数の配置組合わせ候補の中から正解を探すという、既存のジグソーパズルとは異なる困難性を有するパズルを提供できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下記(1)乃至(4)すべての要件を満たし、2次元的に隣接させて並べることで予め定められた集合全体形状を過不足なく構成させることができる複数の小片を有するパズル。
(1)前記小片はいずれも複数の直線辺により囲まれる略多角形である
(2)前記小片は、いずれも他の小片と合同であることはない
(3)前記集合全体形状を過不足なく構成した場合において、前記小片の直線辺(外郭に接する直線辺は除く)は、いずれも、他の前記小片のいずれかの前記直線辺と合わされているが、当該直線辺同士が過不足なく一致共有されていない
(4)少なくともいずれかの前記小片の前記直線辺の長さ及び各角の角度の少なくともいずれかは、いずれかの他の小片の前記直線辺の長さ及び前記各角の角度の少なくともいずれかと一致する
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
前記集合全体形状は、外枠により定められる請求項1記載のパズル。
【請求項3】
前記外枠及び前記複数の小片を支持するベースを有する請求項2記載のパズル。
【請求項4】
前記略多角形は、略四角形を含む請求項1記載のパズル。
【請求項5】
前記略多角形は、略四角形のみからなる請求項1記載のパズル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はパズルに関する。より具体的には、複数の小片を2次元的に隣接させて並べることで、予め定められた集合全体形状を過不足なく構成することのできるパズルに属する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、パズルと称されるものは、操作や制約条件などのルールが明快であり、正解の状態に達したかどうかの判定が簡便であり、しかし正解の状態に達するためには何らかの工夫や手間を要する困難性を備えている。
【0003】
パズルの内、小片を2次元的に隣接させて並べるパズルとしては、ジグソーパズル、シルエットパズル、配置パズルなどが知られている。なおこれらの呼称については、先行の特許文献等において用語法が統一されているとは言い難いが、本願明細書では先行技術文献を例示しつつ便宜的に使用する。
【0004】
例えば、下記特許文献1及び2には、ジグソーパズルの例が開示されている。小片が多数あること、および小片の形状が相互に類似していることが困難性の主要因となる。幼児向けなどで難易度を低くするためには、小片の数を少なく、小片同士の形状の類似度を低く、小片同士を嵌合させるための凹凸形状を容易に識別可能な形状とする、などの手段がある。小片の形状としては、特定の組み合わせでのみ嵌合できる凹凸を有していることがあり、この凹凸も小片の正解配置を探す手掛かりとなり得る。
【0005】
また、既存市販のジグソーパズルには、有名絵画や風景写真などの大判図柄を多数の小片に切り分けた形式のものがある。図柄等が小片を配置する際の手がかりとなる場合があるが、表裏両面に図柄を記載したり、砂浜や星空のような細密かつ単調な大判図柄を使用したりすれば、難易度を上げることができる。
【0006】
一方、例えば下記特許文献3などでは、無地のジグソーパズルが提案されている。当該文献では購入者が自由に絵などを描けるようにとの説明であり、難易度にはほとんど言及が無い。しかし、切り分けパターンが同じであれば、絵柄がある場合に比べて絵柄が無い場合の方が一般に難易度が高く、実際、購入者が自由に絵などを描ける仕様となっていない無地のジグソーパズルが「無地であるため高難度」として市販されている。
【0007】
ところで近年、高難度と謳われる市販のジグソーパズルでは、小片があまりに小さいために小片同士の目視識別や嵌合適否判断の困難性が生じている場合がある。ジグソーパズルの難易度を調整するための新たな手法、すなわち新たな種類の困難性の提供が望まれる状況となっている。
【0008】
また、下記特許文献4には、シルエットパズルの例が開示されている。小片の形状自体には向きや隣接制約が無く自由度が高いこと、およびシルエットを部分的に満たす組み合わせが複数考えうることが困難性の要因となっている。解くべきシルエットの形状、すなわちパズル問題を作成しようとする際には、動物など具象物、文字、数字など、何らかの意味を持った形状とすることが通例であるが、そのためあるひとつの小片群で形成可能なパズル問題の種類数には自ずと上限がある。また、単色であることに由来する単調さも難点となり得るが、多色にすると逆に色彩を活かした形状絵柄とする必要が生じてしまう。一方、各種のシルエットが作れるようにと小片数を増やすと、シルエットを実現するための小片の配置に多数の解が生じることにつながり、パズルとしての面白みが損なわれかねない。小片の形状や数等を工夫したシルエットパズルが続々と提案される状況が生まれている。
【0009】
また下記特許文献5には配置パズルの例が開示されている。小片の形状は容易に相互に識別可能なものであり、小片をまだ配置していない空き地に対して適合する小片がどれなのか、比較的早い時点で目視判断できる場合がある。また、小片の形状を工夫したことで多種多様なシルエットが形成可能になったとする特許文献も存在する。
【0010】
また、下記特許文献6及び7についても配置パズルの一種と言える。小片の形状が明快な規則に従っており、図形として単純なものであることから、小片をまだ配置していない空き地に対して適合する小片が多数存在し得るが、小片に色やマークをつけることで、ジグソーパズルにおける嵌合用凹凸と似た配置制約を実現している。小片に色やマークをつけるため、大判絵柄を小片に切り分けてパズルとすることが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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