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公開番号2025160887
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2025048263
出願日2025-03-24
発明の名称情報処理プログラム、情報処理システム、および情報処理方法
出願人任天堂株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所,個人
主分類A63F 13/211 20140101AFI20251016BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】入力装置に応じたジャイロ補正のユーザビリティを改善すること。
【解決手段】第1条件を満たしたことに基づいて、入力装置のマウスセンサデータに基づいて第1オブジェクトを操作する第1操作モードから、入力装置のジャイロセンサデータに基づいて第2オブジェクトを操作する第2操作モードに移行させ、重力方向に垂直な方向の向きのジャイロ補正を実行する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
1以上のプロセッサを含むコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、
前記プロセッサに、
第1操作モードにおいて、入力装置のマウスセンサから出力されるマウスセンサデータに基づいて第1オブジェクトを操作させ、
第2操作モードにおいて、前記入力装置のジャイロセンサデータに基づいて第2オブジェクトを操作させ、
第1条件を満たしたことに基づいて、前記第1操作モードから前記第2操作モードに移行させ、重力方向に垂直な方向の向きのジャイロ補正を実行させる、情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記プロセッサに、
前記入力装置の長手方向が向く方向のうち、重力方向に垂直な方向の成分が向く方向を正面とする前記ジャイロ補正を実行させる、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記プロセッサに、
前記第1操作モードにおいて、前記入力装置のジャイロセンサデータに基づいて前記第1オブジェクトを操作させない、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記第1オブジェクトと前記第2オブジェクトとは、異なるオブジェクトである、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記入力装置の底面には、前記マウスセンサの採光口が設けられ、
前記第1条件は、前記採光口が塞がれていないときに成立する条件を含む、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
前記入力装置の底面には、前記マウスセンサの採光口が設けられ、
前記第1条件は、前記底面に平行であって、ユーザに前記入力装置が把持されたときに手前から奥に延びる前記入力装置の長手軸が、重力方向に垂直な方向に対して所定角度以上傾いていることを含む、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
前記第1条件は、前記底面に平行であって前記長手軸に垂直な前記入力装置の短手軸の、重力方向に垂直な方向に対する傾きに関する条件を含まない、請求項6に記載の情報処理プログラム。
【請求項8】
前記プロセッサに、
前記第1条件を満たしたことに基づいて、前記ジャイロ補正を実行させる、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項9】
前記プロセッサに、
前記入力装置の長手方向を向く長手軸回りの回転方向の動きに基づいて前記第2オブジェクトを制御させる、請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項10】
1以上のプロセッサを備える情報処理システムであって、
前記プロセッサは、
第1操作モードにおいて、入力装置のマウスセンサから出力されるマウスセンサデータに基づいて第1オブジェクトを操作し、
第2操作モードにおいて、前記入力装置のジャイロセンサデータに基づいて第2オブジェクトを操作し、
第1条件を満たしたことに基づいて、前記第1操作モードから前記第2操作モードに移行させ、重力方向に垂直な方向の向きのジャイロ補正を実行する、情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、入力装置にジャイロセンサが備えられることがある。ジャイロセンサを用いて入力装置の基準の姿勢に対して姿勢の変化を積分することで現在の姿勢を求めることができるが、ジャイロセンサの計測値の誤差が蓄積することで、入力装置の姿勢の誤差が拡大することが知られている。例えば、ユーザが、ジャイロセンサを備えるゲームコントローラを用いてゲームをプレイしているときに、上記のような誤差によって、実際のゲームコントローラの姿勢と、ゲームコントローラの姿勢に応じた処理との対応関係にユーザが違和感を覚えることがあり得る。このようなとき、ユーザは、例えば特定のボタンを押下することで、上記誤差を解消するためのジャイロ補正を実行することがある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-217139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
入力装置に応じたジャイロ補正のユーザビリティには改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
例えば、以下のような構成例が挙げられる。
【0006】
(構成例1)
構成例1は、1以上のプロセッサを含むコンピュータに実行させる情報処理プログラムであって、プロセッサに、第1操作モードにおいて、入力装置のマウスセンサから出力されるマウスセンサデータに基づいて第1オブジェクトを操作させ、第2操作モードにおいて、入力装置のジャイロセンサデータに基づいて第2オブジェクトを操作させ、第1条件を満たしたことに基づいて、第1操作モードから第2操作モードに移行させ、重力方向に垂直な方向の向きのジャイロ補正を実行させる、情報処理プログラムである。
【0007】
(構成例2)
構成例2は、上記構成例1において、プロセッサに、入力装置の長手方向が向く方向のうち、重力方向に垂直な方向の成分が向く方向を正面とするジャイロ補正を実行させる。
【0008】
(構成例3)
構成例3は、上記構成例1または2において、プロセッサに、第1操作モードにおいて、入力装置のジャイロセンサデータに基づいて第1オブジェクトを操作させない。
【0009】
(構成例4)
構成例4は、上記構成例1~3の何れかにおいて、第1オブジェクトと第2オブジェクトとは、異なるオブジェクトである。
【0010】
(構成例5)
構成例5は、上記構成例1~4の何れかにおいて、入力装置の底面には、マウスセンサの採光口が設けられ、第1条件は、採光口が塞がれていないときに成立する条件を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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