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公開番号
2025178148
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2025079898
出願日
2025-05-12
発明の名称
低粘度複合型エマルジョン組成物
出願人
アモーレパシフィック コーポレーション
,
AMOREPACIFIC CORPORATION
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
B01J
13/00 20060101AFI20251128BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】本開示は、複合型エマルジョン組成物及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本明細書には、複合型エマルジョン組成物及びその製造方法が開示される。前記エマルジョン組成物は、水分と油分とが混合及び乳化されており、前記水分が、非両親媒性ナノ粒子の分散液を含み、前記油分が、エマルジョンを含み、前記エマルジョンが、外相として油相部またはシリコーン部を含み、前記エマルジョン組成物が、前記水分を連続相として含むと共に、前記油分を分散相として含み、前記分散相が、非両親媒性ナノ粒子によって囲まれている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複合型エマルジョン組成物であって、
前記エマルジョン組成物は、水分と油分とが混合及び乳化されており、
前記水分が、非両親媒性ナノ粒子の分散液を含み、
前記油分が、エマルジョンを含み、前記エマルジョンが、外相として油相部またはシリコーン部を含み、
前記エマルジョン組成物が、前記水分を連続相として含むと共に、前記油分を分散相として含み、
前記分散相が、非両親媒性ナノ粒子によって囲まれている、複合型エマルジョン組成物。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記非両親媒性ナノ粒子の平均サイズが、10nm以上~1μm未満である、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項3】
前記非両親媒性ナノ粒子が、ナノエマルジョン粒子(Nanoemulsion Particle)、固体脂質ナノ粒子(Solid Lipid Nanoparticle;SLN)、リポソーム(Liposome)、及びポリマーソーム(Polymersome)からなる群から選択される、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項4】
前記非両親媒性ナノ粒子の分散液が、前記油分と混和せず、及び/または前記油相部またはシリコーン部と混和しない、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項5】
前記エマルジョンが、内相として水相部を含む、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項6】
前記非両親媒性ナノ粒子の分散液とエマルジョンとが、重量比1超:1で含まれる、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項7】
前記非両親媒性ナノ粒子の分散液が、エマルジョン組成物の全重量に対して25重量%未満の量で含まれる、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項8】
前記エマルジョンが、エマルジョン組成物の全重量に対して15重量%未満の量で含まれる、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項9】
前記分散相の平均サイズが、1~50μmである、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
【請求項10】
前記エマルジョン組成物が、界面活性剤をさらに含む、請求項1に記載の複合型エマルジョン組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示には、複合型エマルジョン組成物及びその製造方法が開示される。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
w/o/w複合型製剤は、通常、第一段階としてw/oエマルジョンを製造し、第二段階としてo/wエマルジョンを製造し、最後にw/o/w製剤が製造されることで得られる。複合型製剤そのものは熱力学的に不安定であり、それは、w/oが分散している内部の圧力が連続相(外相)の圧力よりも高く、内部の液体(liquid)が外側に移動する力が生じるので、製剤が不安定になることに起因する。このような現象を克服または遅延するために、浸透圧調整、ラメラ構造形成、または硬度増加によって内部の粒子が外に出ないようにする研究が行われてきたが、複合型製剤の安定性は依然として不十分である。このような不安定な製剤安定性を解決するために、従来の技術では、乳化力に優れた高HLB値のPEG界面活性剤を使用したり、内容物の粘度や硬度を高めたりすることが一般的であった。しかしながら、PEGは、製造工程で酸化エチレンや1,4-ジオキサンなどの有害成分を生成するので、皮膚トラブルやじんま疹などの原因となることから、他の界面活性剤に置き換える研究が活発に行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
韓国公開特許第10-2015-0070920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一態様において、本開示は、複合型エマルジョン組成物を提供することを目的とする。
【0005】
他の態様において、本開示は、前記エマルジョン組成物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様において、本開示は、複合型エマルジョン組成物に関し、前記エマルジョン組成物は、水分と油分とが混合及び乳化されて形成され、前記水分が、非両親媒性ナノ粒子の分散液を含み、前記油分が、エマルジョンを含み、前記エマルジョンが、外相として油相部またはシリコーン部を含み、前記エマルジョン組成物が、前記水分を連続相として含むと共に、前記油分を分散相として含み、前記分散相が、非両親媒性ナノ粒子によって囲まれている、複合型エマルジョン組成物を提供する。
【0007】
例示的な一実現例において、前記非両親媒性ナノ粒子の平均サイズは、10nm以上~1μm未満であってもよい。
【0008】
例示的な一実現例において、前記非両親媒性ナノ粒子は、ナノエマルジョン粒子(Nanoemulsion Particle)、固体脂質ナノ粒子(Solid Lipid Nanoparticle;SLN)、リポソーム(Liposome)、及びポリマーソーム(Polymersome)からなる群から選択されてもよい。
【0009】
例示的な一実現例において、前記非両親媒性ナノ粒子の分散液は、前記油分と混和せず、及び/または前記油相部またはシリコーン部と混和しなくてもよい。
【0010】
例示的な一実現例において、前記エマルジョンは、内相として水相部を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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