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公開番号2025178032
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-05
出願番号2024106480
出願日2024-05-23
発明の名称細胞内外間イオン移動方法
出願人個人
代理人
主分類A61B 17/00 20060101AFI20251128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】生体に優しく安価で効果が高い悪性腫瘍の理学療法を提供する。
【解決手段】衝撃波照射、強力超音波収束照射、光免疫療法、マイクロバブルと超音波同時負荷にて悪性細胞に小孔を開け、悪性細胞外液中に多量存在する水素イオンをローレンツ力にて悪性細胞内に拡散させることにより悪性細胞を死滅させる。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
細胞膜を障害することにより細胞膜の透過性を高め細胞内外のイオンをローレンツ力にて細胞内外間を移動さす、細胞内外間イオン移動方法。
続きを表示（約 320 文字）【請求項２】
衝撃波照射による細胞膜障害やマイクロバブルを細胞外液に存在させ、そこに超音波を照射し、マイクロバブルの圧潰時に発生する発熱やマイクロジエット流により細胞膜を障害し、又光免疫反応によって細胞膜を障害する請求項１記載の細胞内外間イオン移動方法。
【請求項３】
目的とする組織範囲に磁界の方向と音波振動行方向が互いにほぼ垂直となる磁界と音波を負荷し、ローレンツ力にてイオンを細胞内外間移動さす、請求項１記載の細胞内外間イオン移動方法。
【請求項４】
少なくとも目的とする組織範囲を磁界の方向とほぼ垂直方向にゆすって、ローレンツ力にてイオンを細胞内外間移動さす請求項１記載の細胞内外間イオン移動方法。

発明の詳細な説明【０００１】
本発明は悪性腫瘍の理学療法に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来悪性腫瘍の理学療法として光免疫療法があり、悪性細胞に目印の抗体を付け、近赤外線を照射する非常に有効な方法があるが、深部の病変に照射するには侵襲的処置が必要であった。そして各悪性細胞に合った抗体を製造する必要があり、そのため高価となっていた。
又悪性腫瘍組織にマイクロバブルを送り込んで、そこに超音波を照射し、マイクロバブルを圧潰することにより周囲の悪性腫瘍細胞の細胞膜を傷害して悪性腫瘍を死滅さす方法が研究されている。
しかし悪性腫瘍は全滅させなければ再発するため、治療効果が十分とは言えなかった。
【０００３】
そこで悪性腫瘍のみ選択的に作用し、生体に負担のない安価で効果のある悪性腫瘍の理学療法が求められていた。
【先行技術文献】
【０００４】
特開２０２０－１４２０４６
特開２０２３－０８６６４１
日経ＢＰｓｐｅｃｉａｌｈｔｔｐｓ：／／ｓｐｅｃｉａｌ．ｎｉｋｋｅｉｂｐ．ｃｏ．ｊｐ
がんプラスｈｔｔｐｓ：／／ｃａｎｃｅｒ．ｑｌｉｆｅ．ｊｐ／
光文社新書小林久隆著光免疫療法
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
悪性腫瘍の治療は非常に生体に負担をかけ高価であるにもかかわらず、効果が乏しい治療法が多かった。
【０００６】
本発明方法は、このような従来の悪性腫瘍治療法が有していた問題を解決しようとするものであり、生体に負担が少なく安価で効果のある悪性腫瘍の理学療法を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
そして本発明方法は上記目的を達成するために、悪性腫瘍組織に衝撃波、光免疫、又マイクロバブルに超音波を照射してマイクロバブルを圧潰することにより発生する熱やマイクロジエットにより悪性腫瘍細胞の細胞膜に小孔を開け、そこに磁界と音波を同時照射することにより得られるイオンに働くローレンツ力にて、悪性腫瘍組織に豊富に存在する水素イオンを悪性腫瘍細胞内に送り込んで、悪性腫瘍細胞内を酸性に導き、悪性腫瘍細胞を死滅させる。
【０００８】
生体内の悪性腫瘍組織を振動さすために、生体を直接ゆする方法がある。
【発明の効果】
【０００９】
本発明方法は、上記のような方法をとっているので、ワールブルグ効果にて悪性腫瘍組織は、酸性となっていて水素イオンが豊富に存在し、そこに水素イオンにローレンツ力を加えると、水素イオンの移動は、他のイオンと比較して特殊なバトンリレーの様に速く移動するため、短時間細胞膜に開いた小孔から悪性腫瘍細胞内に深く水素イオが侵入し、悪性細胞内を酸性に変化して、悪性細胞を死滅させている。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下本発明細胞内外間イオン移動方法の実施例を説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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