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公開番号2025173698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024079379
出願日2024-05-15
発明の名称分析方法、管理システム、および管理装置
出願人パーソルテンプスタッフ株式会社,株式会社島津製作所
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G09B 19/24 20060101AFI20251120BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】研究の遅延を生じさせることなく分析装置に関する分析スキルを有する人材を継続して確保して、分析スキルを有する分析者によって適切に試料を分析することが可能な技術を提供する。
【解決手段】特定の機関が有する特定の分析装置60Aを用いた試料の分析方法は、特定の分析装置60Aと同じ種類の分析装置60に関する分析スキルを有する第1の指導者が、特定の機関と異なる他の機関が有する同じ種類の分析装置60である第1の分析装置60Bを用いて、対象者に対して試料の分析の第1の指導を実施するステップと、第1の指導を受けた対象者が、特定の機関において、特定の分析装置60Aを用いて、試料の分析を実行するステップとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
特定の機関において実行される試料の分析方法であって、
特定の種類の分析装置に関する分析スキルを有する第1の指導者が、前記特定の機関と異なる他の機関が有する前記特定の種類の分析装置である第1の分析装置を用いて、対象者に対して試料の分析の第1の指導を実施するステップと、
前記第1の指導を受けた前記対象者が、前記特定の機関が有する前記特定の種類の分析装置を用いて、試料の分析を実行するステップとを含む、分析方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1の指導者は、前記特定の種類の分析装置の製造機関または前記製造機関が指定する指定機関に所属する、請求項1に記載の分析方法。
【請求項3】
前記第1の分析装置は、前記特定の種類の分析装置の製造機関または前記製造機関が指定する指定機関が有する、請求項1に記載の分析方法。
【請求項4】
前記第1の指導者が、前記第1の指導を受けた前記対象者が有する第1の分析スキルを認定するステップと、
前記対象者を管理する管理装置が、前記第1の指導を受けた前記対象者に関する対象者情報と、前記第1の分析スキルを示す分析スキル情報とを対応付けて記憶するステップと、
前記管理装置が、外部からの要求に応じて、前記対象者情報および前記分析スキル情報のうちの少なくとも1つを出力するステップとをさらに含む、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の分析方法。
【請求項5】
前記特定の種類の分析装置に関する前記分析スキルを有する第2の指導者が、前記特定の種類の分析装置である第2の分析装置を用いて、前記対象者に対して試料の分析の第2の指導を実施するステップと、
前記第2の指導者が、前記第2の指導を受けた前記対象者が有する第2の分析スキルを認定するステップと、
前記管理装置が、前記第2の分析スキルに基づき前記分析スキル情報を更新するステップとをさらに含み、
前記第2の分析装置は、前記第1の分析装置と同一または異なり、
前記第2の指導者は、前記第1の指導者と同一または異なる、請求項4に記載の分析方法。
【請求項6】
前記第2の指導者は、前記特定の種類の分析装置の製造機関または前記製造機関が指定する指定機関に所属する、請求項5に記載の分析方法。
【請求項7】
前記第2の分析装置は、前記特定の種類の分析装置の製造機関または前記製造機関が指定する指定機関が有する、請求項5に記載の分析方法。
【請求項8】
前記管理装置が、前記第1の指導者に関する指導者情報を、前記対象者情報および前記分析スキル情報に対応付けて記憶するステップをさらに含む、請求項4に記載の分析方法。
【請求項9】
前記管理装置が、前記第1の分析装置に関する分析装置情報を、前記対象者情報および前記分析スキル情報に対応付けて記憶するステップをさらに含む、請求項4に記載の分析方法。
【請求項10】
前記分析スキル情報は、分析装置の種類に応じて設けられた複数段階の分析スキルのレベルを示す、請求項4に記載の分析方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、分析方法、管理システム、および管理装置に関し、特定的には、特定の機関が有する特定の分析装置を用いた試料の分析方法、当該分析装置を用いた試料を分析する対象者を管理する管理システムおよび管理装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、研究機関などの特定の機関において、当該特定の機関が有する特定の分析装置を用いて分析者が試料を分析することが行われている。たとえば、特許文献1には、分析者が高速クロマトグラフ(HPLC:High Performance Liquid Chromatography)または質量分析計(MS:Mass Spectrometer)を用いて血液を分析して、血液中のテルペンを検出することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-173625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されるように、HPLCまたはMSなどの分析装置の操作は、複雑である。このため、分析装置を用いて試料を分析するためのスキル(以下、「分析スキル」とも称する。)を有する分析者でなければ、当該分析装置を用いて適切に試料を分析することができない。そこで、研究機関などにおいては、分析装置に関する分析スキルを有する人材を継続して確保するために、研究機関に所属する研究者の中から選定された指導者が、研究機関が有する分析装置を用いて、分析の訓練対象となる対象者を指導するようになっている。
【0005】
しかしながら、上述したような方法では、研究機関が有する分析装置を用いて指導が行われるため、研究者は、本来の研究のために分析装置を用いることができず、研究が遅延するおそれがある。また、試料の分析を行う必要がある一方で、当該試料の分析スキルを有する人材がいない研究機関においては、分析装置の購入を断念し、限られた期間と研究費用の範囲内で受託分析会社に分析を委託することを余儀なくされることがあり、その結果、研究が遅延するおそれがある。
【0006】
本開示は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、研究の遅延を生じさせることなく分析装置に関する分析スキルを有する人材を継続して確保して、分析スキルを有する分析者によって適切に試料を分析することが可能な技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のある局面に従う分析方法は、特定の機関において実行される試料の分析方法である。分析方法は、特定の種類の分析装置に関する分析スキルを有する第1の指導者が、特定の機関と異なる他の機関が有する特定の種類の分析装置である第1の分析装置を用いて、対象者に対して試料の分析の第1の指導を実施するステップと、第1の指導を受けた対象者が、特定の機関が有する特定の種類の分析装置を用いて、試料の分析を実行するステップとを含む。
【0008】
本開示の別の局面に従う管理システムは、特定の機関において特定の種類の分析装置を用いて試料を分析する対象者を管理する管理システムである。管理システムは、対象者を管理する管理装置と、管理装置と通信可能に接続された端末とを備える。端末は、特定の種類の分析装置に関する分析スキルを有する指導者が、特定の機関と異なる他の機関が有する特定の種類の分析装置を用いて、対象者に対して試料の分析の指導を実施した後、対象者に関する対象者情報と、指導を受けた対象者が有する分析スキルを示す分析スキル情報とを、管理装置に出力する。管理装置は、端末から取得した対象者情報と分析スキル情報とを対応付けて記憶し、外部からの要求に応じて、対象者情報および分析スキル情報のうちの少なくとも1つを出力する。
【0009】
本開示の別の局面に従う管理装置は、特定の機関において特定の種類の分析装置を用いて試料を分析する対象者を管理する管理装置である。管理装置は、記憶装置と、対象者を管理するための処理を実行する演算装置とを備える。演算装置は、特定の種類の分析装置に関する分析スキルを有する指導者が、特定の機関と異なる他の機関が有する特定の種類の分析装置を用いて、対象者に対して試料の分析の指導を実施した後、対象者に関する対象者情報と、指導を受けた対象者が有する分析スキルを示す分析スキル情報とを取得し、取得した対象者情報と分析スキル情報とを対応付けて記憶装置に記憶させ、外部からの要求に応じて、対象者情報および分析スキル情報のうちの少なくとも1つを出力する。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、特定の機関が有する特定の種類の分析装置に関する分析スキルを有する指導者が、特定の機関と異なる他の機関が有する特定の種類の分析装置を用いて、対象者に対して試料の分析の指導を実施するため、特定の機関が有する特定の種類の分析装置を本来の研究のために用いることができ、研究が遅延することを回避することができる。これにより、研究の遅延を生じさせることなく特定の種類の分析装置に関する分析スキルを有する人材を継続して確保して、分析スキルを有する分析者によって適切に試料を分析することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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