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公開番号2025172082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2025141738,2023189118
出願日2025-08-27,2020-10-19
発明の名称サブピクチャのパラメータセットシグナリングにおける構文制約
出願人北京字節跳動網絡技術有限公司,Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.,バイトダンス インコーポレイテッド,BYTEDANCE INC.
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04N 19/70 20140101AFI20251113BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ビデオ処理の方法が開示される。
【解決手段】ビデオ処理の例示的な方法は、ビデオのピクチャとビデオのビットストリーム表現との間の変換を実行することを含む。ピクチャは1つ以上のサブピクチャを含み、ビットストリーム表現は、構文要素の長さがCeil(Log2(SS))ビットに等しいことを指定するフォーマット規則に適合する。SSは0より大きく、構文要素はピクチャのサブピクチャのコーディングツリーユニットの左上コーナーの水平位置または垂直位置を示す。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
ビデオ処理の方法であって、
ビデオの現在のピクチャの現在のサブピクチャの現在の処理ユニットの色差ブロックと前記ビデオのビットストリームとの間の変換のために、クロスコンポーネント適応ループフィルタリング動作が前記色差ブロックに適用されると決定することであって、前記現在のピクチャが、1つ以上のサブピクチャを含む、ことと、
前記決定に基づいて前記変換を実行することと、を含み、
前記クロスコンポーネント適応ループフィルタリング動作では、輝度サンプルの情報に基づいて、前記色差ブロックの色差サンプルがフィルタリングされ、
前記現在の処理ユニット外に位置する1つ以上の輝度サンプルが、前記色差サンプルをフィルタリングするために使用されず、
前記ビットストリームに含まれる第1の構文要素および第2の構文要素に基づいて、前記現在のサブピクチャの位置が決定され、
前記第1の構文要素は、CtbSizeYの単位で前記現在のサブピクチャの左上のコーディングツリーユニットの水平位置を示し、前記第1の構文要素の長さは、Ceil(Log2(S1))ビットであると導出され、
前記第2の構文要素は、CtbSizeYの単位で前記現在のサブピクチャの前記左上のコーディングツリーユニットの垂直位置を示し、前記第2の構文要素の長さは、Ceil(Log2(S2))ビットであると導出され、
S1およびS2は0より大きく、CtbSizeYは、コーディングツリーブロックのサイズを示し、
S1が(S3+CtbSizeY-1)/CtbSizeYに等しく、S2が(S4+CtbSizeY-1)/CtbSizeYに等しく、
S3は、シーケンスパラメータセットに含まれ、かつ前記輝度サンプルの単位で前記シーケンスパラメータセットを参照して、復号されるピクチャの最大幅を指定する構文要素の値であり、
S4は、前記シーケンスパラメータセットに含まれ、かつ前記輝度サンプルの単位で前記シーケンスパラメータセットを参照して、復号されるピクチャの最大高さを指定する構文要素の値である、方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記現在の処理ユニットは、適応ループフィルタリング仮想境界によって定義される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
適応ループフィルタリング仮想境界外に位置する1つ以上の輝度サンプルが、前記色差サンプルのフィルタリングから除外される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記現在のピクチャが、ビデオブロックをさらに含み、
前記ビデオブロックのエッジが前記現在のピクチャ内のサブピクチャの境界に一致し、かつ前記サブピクチャの前記境界を超えるループ内フィルタリング動作が無効であるときに、デブロッキングフィルタ処理が、前記エッジに適用されない、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記サブピクチャの前記境界を超える前記ループ内フィルタリング動作が無効であるかどうかを示す構文要素が、前記ビットストリームに含まれる、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
トランスフォームスキップコーディングツールに使用される最大ブロックサイズを示す構文要素が、前記ビットストリームにおける前記シーケンスパラメータセットに含まれるトランスフォームスキップ有効フラグの値に基づいて、前記ビットストリームにおける前記シーケンスパラメータセットに条件付きで含まれる、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
前記現在のピクチャが、ビデオブロックをさらに含み、
動きベクトル予測に使用するために履歴ベースの動きベクトル予測テーブルが維持され、
前記ビデオブロックが第1のモードでコーディングされるときに、前記ビデオブロックに基づいて、前記履歴ベースの動きベクトル予測テーブルが更新されず、
前記第1のモードでは、前記ビデオブロックを2つのパーティションに分割するパーティションスキームが許可され、前記2つのパーティションのうちの少なくとも1つが、非正方形および非矩形である、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
CtbSizeYの単位で前記第1のサブピクチャの幅を指定する第3の構文要素が前記ビットストリームに含まれ、前記第3の構文要素の長さは、Ceil(Log2(S1))ビットであると導出され、
CtbSizeYの単位で前記第1のサブピクチャの高さを指定する第4の構文要素が前記ビットストリームに含まれ、前記第4の構文要素の長さは、Ceil(Log2(S2))ビットであると導出される、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
S3及びS4は、Max(8,MinCbSizeY)の整数倍数である、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記ビットストリームは、異なるサブピクチャが異なるサブピクチャID値を有することを指定するフォーマット規則に適合し、1つ以上の構文要素の値が0に等しいときは、サブピクチャIDのマッピングがシーケンスパラメータセットにもピクチャパラメータセットにも明示的にはシグナリングされず、デフォルト値が前記サブピクチャの前記サブピクチャID値に割り当てられることを示す、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この出願は、2019年10月18日に出願された国際特許出願第PCT/CN2019/111807号の優先権および利益を適時に主張する、2020年10月19日に出願された国際特許出願第PCT/CN2020/121767号の国内段階である日本特許出願第2022―522764号の分割出願である日本特許出願第2023-189118号の分割出願である。前述の出願の開示全体は、この出願の開示の一部として参照により組み込まれる。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
本文書は、ビデオおよび画像コーディングおよび復号技術に関する。
【背景技術】
【0003】
デジタルビデオは、インターネットおよび他のデジタル通信ネットワークにおける最大の帯域幅使用を占めている。ビデオを受信および表示することが可能な接続ユーザデバイスの数が増加するにつれて、デジタルビデオの利用に対する帯域幅需要は増加し続けることが予想される。
【発明の概要】
【0004】
開示された技術は、サブピクチャベースのコーディングまたは復号が実行されるビデオまたは画像復号器または符号化器の実施形態によって使用されてもよい。
【0005】
1つの例示的な態様において、ビデオ処理の方法が開示される。方法は、ビデオのピクチャとビデオのビットストリーム表現との間の変換を実行することを含む。ピクチャは1つ以上のサブピクチャを含み、ビットストリーム表現は、構文要素の長さがCeil(Log2(SS))ビットに等しいことを指定するフォーマット規則に適合する。SSは0より大きく、構文要素はピクチャのサブピクチャのコーディングツリーユニットの左上コーナーの水平位置または垂直位置を示す。
【0006】
さらに別の態様において、ビデオ処理の方法が開示される。方法は、ビデオのピクチャとビデオのビットストリーム表現との間の変換を実行することを含み、ピクチャは1つ以上のサブピクチャを含む。ビットストリーム表現は、異なるサブピクチャが異なる識別子を有することを指定するフォーマット規則に適合する。
【0007】
さらに別の態様において、ビデオ処理の方法が開示される。方法は、ビデオの第1のビデオ領域内のビデオブロックに対して、アフィンモードを使用して、ビデオブロックと現在のビデオブロックのビットストリーム表現との間の変換に対して時間的動きベクトル予測子が決定される位置が、第2のビデオ領域内にあるかどうかを決定することと、その決定に基づいて変換を実行することと、を含む。
【0008】
さらに別の例示的な態様において、ビデオ処理の方法が開示される。方法は、ビデオの第1のビデオ領域内のビデオブロックについて、ビデオブロックと現在のビデオブロックのビットストリーム表現との間の変換に対して参照ピクチャ内の整数サンプルがフェッチされる位置が、第2のビデオ領域内にあるかどうかを決定することであって、参照ピクチャが、変換中に補間処理において使用されない、ことと、その決定に基づいて変換を実行することと、を含む。
【0009】
さらに別の例示的な態様において、ビデオ処理の方法が開示される。方法は、ビデオの第1のビデオ領域内のビデオブロックに対して、ビデオブロックと現在のビデオブロックのビットストリーム表現との間の変換に対して、再構成された輝度サンプル値がフェッチされる位置が、第2のビデオ領域内にあるかどうかを決定することと、その決定に基づいて変換を実行することと、を含む。
【0010】
さらに別の例示的な態様において、ビデオ処理の方法が開示される。方法は、ビデオの第1のビデオ領域内のビデオブロックについて、ビデオブロックと現在のビデオブロックのビットストリーム表現との間の変換中に、ビデオブロックに対する分割、深さ導出またはスプリットフラグシグナリングに関するチェックが実行される位置が第2のビデオ領域内にあるかどうかを決定するステップと、決定に基づいて変換を実行するステップとを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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