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公開番号
2025171900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024121078
出願日
2024-07-26
発明の名称
ディスコネクタ装置
出願人
ヒュンダイ トランシス インコーポレーテッド
,
HYUNDAI TRANSYS INCORPORATED
代理人
弁理士法人有我国際特許事務所
主分類
F16H
48/24 20060101AFI20251113BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】本発明は、ケース本体の内部でクラッチリングがサポートリングに噛合することで、四輪駆動が行われるようにしたディスコネクタ装置を提供する。
【解決手段】本発明のディスコネクタ装置は、ケース本体および前記ケース本体に結合されるカバーを含むケース;前記ケース本体の内部に設けられるサポートリング;および外径部に第1クラッチ部が設けられ、内径部に第2クラッチ部が設けられ、スリーブに押されて前記サポートリングの方向に移動可能なものであり、前記第1クラッチ部は前記ケース本体の内径部に設けられる第3クラッチ部と常時噛合し、前記第2クラッチ部は前記サポートリングの一側外径部に設けられる第4クラッチ部と噛合可能なクラッチリング;を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ケース本体および前記ケース本体に結合されるカバーを含むケース;
前記ケース本体の内部に設けられるサポートリング;および
外径部に第1クラッチ部が設けられ、内径部に第2クラッチ部が設けられ、スリーブに押されて前記サポートリングの方向に移動可能なものであり、前記第1クラッチ部は前記ケース本体の内径部に設けられる第3クラッチ部と常時噛合し、前記第2クラッチ部は前記サポートリングの一側外径部に設けられる第4クラッチ部と噛合可能なクラッチリング;
を含む、ディスコネクタ装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記クラッチリングが前記スリーブと連結され、前記スリーブにより前記クラッチリングが前記サポートリングの方向に押されることで、前記第2クラッチ部が前記第4クラッチ部に噛合し、前記スリーブの噛合解除作動により、前記クラッチリングが前記サポートリングの反対方向に押されることで、前記第2クラッチ部と前記第4クラッチ部の噛合解除が行われることを特徴とする、請求項1に記載のディスコネクタ装置。
【請求項3】
前記第2クラッチ部の歯の先端に少なくとも一つ以上の傾斜接触面が設けられ、前記第4クラッチ部の歯の先端に少なくとも一つ以上の相対傾斜接触面が設けられ、前記第2クラッチ部と前記第4クラッチ部の噛合時、前記傾斜接触面が前記相対傾斜接触面に接触した状態でスライド移動することで噛合が行われることを特徴とする、請求項2に記載のディスコネクタ装置。
【請求項4】
前記第2クラッチ部の歯の先端の一側に前記傾斜接触面が設けられ、前記傾斜接触面が前記第2クラッチ部の歯の先端端部と鋭角をなすことを特徴とする、請求項3に記載のディスコネクタ装置。
【請求項5】
前記傾斜接触面に対向する前記第4クラッチ部の歯の先端の一側に前記相対傾斜接触面が設けられ、前記相対傾斜接触面が前記第4クラッチ部の歯の先端端部と鋭角をなすことを特徴とする、請求項4に記載のディスコネクタ装置。
【請求項6】
前記第2クラッチ部の歯の先端の一側に前記傾斜接触面が設けられ、前記傾斜接触面を除いた前記第2クラッチ部の歯の先端端部が平面で構成され、前記傾斜接触面が前記第2クラッチ部の歯の先端端部と鈍角をなすことを特徴とする、請求項3に記載のディスコネクタ装置。
【請求項7】
前記傾斜接触面に対向する前記第4クラッチ部の歯の先端の一側に前記相対傾斜接触面が設けられ、前記相対傾斜接触面を除いた前記第4クラッチ部の歯の先端端部が平面で構成され、前記相対傾斜接触面が前記第4クラッチ部の歯の先端端部と鈍角をなすことを特徴とする、請求項6に記載のディスコネクタ装置。
【請求項8】
前記第2クラッチ部の歯の先端の両側に前記傾斜接触面が設けられることを特徴とする、請求項3に記載のディスコネクタ装置。
【請求項9】
両側に設けられる前記傾斜接触面に対向する前記第4クラッチ部の歯の先端の両側に前記相対傾斜接触面が設けられることを特徴とする、請求項8に記載のディスコネクタ装置。
【請求項10】
両側に設けられる前記傾斜接触面の間に位置する前記第2クラッチ部の歯の先端端部が平面で構成され、前記傾斜接触面が前記第4クラッチ部の歯の先端端部と鈍角をなすことを特徴とする、請求項9に記載のディスコネクタ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、四輪駆動または二輪駆動への動力切り替えが可能なディスコネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、ディスコネクタ装置は、ディファレンシャルシャフトを走行状況に応じて分離または連結し、二輪駆動(Two Wheel Drive、2WD)と四輪駆動(Four Wheel Drive、4WD)に動力を切り替えることで不要な動力損失を最小化することができる。
【0003】
ディスコネクタ装置は、ケース本体、ケース本体に結合されるカバー、ケース本体の内部に取り付けられるサポートリング、サポートリングの内部に取り付けられるピニオンギアおよびピニオンギアと噛合する左右のサイドギアで構成されるディファレンシャルギアセット、およびケース本体の内部でサポートリングと噛合するクラッチリングを含むことができる。
【0004】
アクチュエータ装置の作動により、アクチュエータ装置と連結されたスリーブが噛合方向に移動することができる。スリーブが噛合方向に移動することにより、スリーブと連結されたクラッチリングがサポートリングの方向に移動することで、クラッチリングの歯(tooth)がサポートリングの歯(tooth)に噛み合う噛合(interloking)状態になることができる。これにより、四輪駆動(Four Wheel Drive、4WD)が行われることができる。
【0005】
逆に、アクチュエータ装置の作動により、スリーブが噛合解除方向に移動することができる。スリーブが噛合解除方向に移動することにより、スリーブと連結されたクラッチリングがサポートリングから離れることで、クラッチリングとサポートリングの噛合状態が解除されることができる。これにより、二輪駆動(Two Wheel Drive、2WD)が行われることができる。
【0006】
しかし、従来のディスコネクタ装置は、複雑な作動構造により、車両の全長が過大になり、多くの空間を占めることにより、重量が増加し、取り付け性が不利であり、ディスコネクタシャフトとディスコネクタハブが分離された状態で車両の高速、直進走行時、左側サイドギアの回転によりピニオンギアが高速回転する高差動(High Differential)が発生し、これにより、騒音および振動が発生した。
【0007】
さらに、従来のディスコネクタ装置は、クラッチリングとサポートリングの歯の先端が平面構造であるため、噛合時にクラッチリングとサポートリングの歯が互いにぶつかって衝撃が発生し、クラッチリングとサポートリングの噛合時間が長くかかるという問題が発生した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
大韓民国公開特許第10-2017-0123869号公報(2017.11.09.公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
前述した問題を解決するために、本発明は、ケース本体の内部でクラッチリングがサポートリングに噛合することで、四輪駆動が行われるようにしたディスコネクタ装置を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明は、クラッチリングとサポートリングの歯の先端に少なくとも一つ以上の傾斜接触面および相対傾斜接触面を形成することで、クラッチリングとサポートリングの噛合が円滑に行われるようにしたディスコネクタ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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