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公開番号2025170439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-18
出願番号2025148591,2025026773
出願日2025-09-08,2025-02-21
発明の名称締結具
出願人カワサキ企画株式会社
代理人個人,個人
主分類F16B 39/24 20060101AFI20251111BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】時間経過に伴う、締結の緩みを完全に抑制可能な、締結具を提供する。
【解決手段】被締結部材の締結の為の締結具であって、ボルトと、ワッシャーの環状部外端周縁部近傍に、前記ワッシャーの環状部外端周縁部より、切れ込みを設けることで形成される切込隆起部を、少なくとも一つ以上設け、また、前記ワッシャーの前記環状部外端周縁部より延出した、被締結部材と嵌合するための部材嵌合部を少なくとも一つ以上設けたワッシャーと、前記部材嵌合部に嵌合するための嵌合隆起部を、少なくとも一つ以上設けた被締結部材と、前記ワッシャーの前記切込隆起部が隆起した際嵌合するための、嵌合部を少なくとも一つ以上設けたナット鍔部と、前記ナット鍔部に接続する、或いは前記ナット鍔部と一体となるナットと、からなる、ものである。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
被締結部材の締結の為の締結具であって、
ボルトと、
ワッシャーの環状部外端周縁部近傍に、前記ワッシャーの環状部外端周縁部より、切れ込みを設けることで形成される切込隆起部を、少なくとも一つ以上設け、また、前記ワッシャーの前記環状部外端周縁部より延出した、被締結部材と嵌合するための部材嵌合部を少なくとも一つ以上設けたワッシャーと、
前記部材嵌合部に嵌合するための嵌合隆起部を、少なくとも一つ以上設けた被締結部材と、
前記ワッシャーの前記切込隆起部が隆起した際嵌合するための、嵌合部を少なくとも一つ以上設けたナット鍔部と、
前記ナット鍔部に接続する、或いは前記ナット鍔部と一体となるナットと、
からなる締結具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転しないワッシャーを介した緩まないナット機能を有する、締結具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ボルトおよびナットは、被締結部材の締結に広く用いられている締結具である。そして、ボルト及びナットに関し、被締結部材の十分な締結を図るため、より強固な締結性を持たせたり、あるいはナットレス構造でも十分な締結性を持たせたもの等、様々なボルト及びナットの改良技術が知れわたり、日々改良されている。
【0003】
そして、ボルト及びナットの改良技術の一例として、ナット本体に係止爪を設け、ボルトの案内面に係止爪の延設部が係止めされることにより、無理なく確実に緩み止め用の係止爪の作用が果たすことが可能な、ナット、及びボルトによる締結構造に関する先行技術が存在している(特許文献1)。
【0004】
また、ボルト及びナットの他の改良技術としては、波状に形成された締め付け面を有する右ネジナットと、波状に形成された締め付け面を有する左ネジナットにより、被締結部材を締結することにより、緩まない締結構造に関する技術が公知となっている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013―122289号公報
特開2023―124746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ボルトの雄ねじに係止部材の係止爪の延設部が係合し、係止部材下部のナットがそれ以上回転することが出来ない態様となっているが、係止部材及びナットの、ボルトの回転方向への移動を完全に抑制した態様ではない。そのため、ナット及びボルトの緩み止めを完全に抑制出来ているとは言えない。可能であれば、ナットの回転方向への移動をより抑制した、緩み止めを行える態様が望ましい。
【0007】
また、特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、ボルトに嵌合される構造である従来のナットが、自然現象等により生じる戻り回転により必ず緩むという現象を回避することは出来ない。
【0008】
また、十分な締結を目的とし、他の手法として、戻り回転による緩みを防ぐため、例えば過度なトルク加圧を行うことにより、十分な締結状態に置く等の対策が取られている場合もある。しかしながら、かかるような場合は、十分なトルク加圧を行った結果、被締結部材に大きな力が加わり、被締結部材の締結部が陥没し、その結果ナットも緩んでしまうといった問題が生じる。
【0009】
以上のように、従来のナットでは時間経過に伴い、必ずナットが緩んでいく現象が生じる。そのため、定期的な検査等により締結部の安全性の確認を日常的に行う必要がある。
【0010】
本発明は、以上の課題解決を目的とし、ボルト、ワッシャー、ナットに工夫を凝らすことにより、緩まないナット構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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