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公開番号
2025169810
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2024074958
出願日
2024-05-02
発明の名称
車輪状態判定装置、車輪状態判定方法及び車輪状態判定プログラム
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01M
17/013 20060101AFI20251107BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両が走行する路面の影響をキャンセルして車輪の状態を適切に判定する。
【解決手段】車輪状態判定装置は、加速度取得部と、ばらつき導出部と、指標算出部と、判定部とを備える。加速度取得部は、車両の車軸の両端に取り付けられる車輪の各々について、車軸方向の加速度を順次取得する。ばらつき導出部は、前記順次取得された加速度に基づき、前記車輪の各々について、前記加速度の時間方向のばらつきを導出する。指標算出部は、前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出する。判定部は、前記指標に基づき、前記車輪を前記車軸に固定する固定機構の緩みの有無を判定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車軸の両端に取り付けられる車輪の各々について、車軸方向の加速度を順次取得する加速度取得部と、
前記順次取得された加速度に基づき、前記車輪の各々について、前記加速度の時間方向のばらつきを導出するばらつき導出部と、
前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出する指標算出部と、
前記指標に基づき、前記車輪を前記車軸に固定する固定機構の緩みの有無を判定する判定部と
を備える、
車輪状態判定装置。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記指標算出部は、前記車輪ごとに平滑化処理された前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出する、
請求項1に記載の車輪状態判定装置。
【請求項3】
前記判定部が、前記固定機構の緩みが有ると判定した場合に、アラートを生成し、出力するアラート生成部
をさらに備える、
請求項1又は2に記載の車輪状態判定装置。
【請求項4】
1又は複数のコンピュータにより実行される車輪状態判定方法であって、
車両の車軸の両端に取り付けられる車輪の各々について、車軸方向の加速度を順次取得することと、
前記順次取得された加速度に基づき、前記車輪の各々について、前記加速度の時間方向のばらつきを導出することと、
前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出することと、
前記指標に基づき、前記車輪を前記車軸に固定する固定機構の緩みの有無を判定することと
を含む、
車輪状態判定方法。
【請求項5】
車両の車軸の両端に取り付けられる車輪の各々について、車軸方向の加速度を順次取得することと、
前記順次取得された加速度に基づき、前記車輪の各々について、前記加速度の時間方向のばらつきを導出することと、
前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出することと、
前記指標に基づき、前記車輪を前記車軸に固定する固定機構の緩みの有無を判定することと
を1又は複数のコンピュータに実行させる、
車輪状態判定プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車輪の状態を判定する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両から車輪が脱落する予兆の有無を判定する車輪状態判定装置を開示する。この車輪状態判定装置は、車輪の車軸方向の軸方向加速度を順次取得し、取得された軸方向加速度が所定の判定の閾値よりも大きい場合には、車輪が脱落する予兆があると判定する。また、上記車輪状態判定装置は、車輪状態の誤判定を防止すべく、車両の走行状態を判定し、例えば車両が悪路を走行していると判断される場合には、車輪状態の判定処理を中止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2023/145195号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、車両が悪路を走行しているか否かの判断は、車両に設けられた撮像部で、車両の前方を撮像した画像に基づいて行う。しかし、車輪状態の判定に影響を及ぼすような悪路は様々であり、悪路を走行しているか否かの判断を、画像に基づいて適切に行うことは難しいと考えられる。また、夜間においては画像に基づく判断がさらに困難となる。以上のことから、特許文献1に開示される車輪状態の判定処理は、路面の影響を少なからず受けると考えられる。
【0005】
本発明は、車両が走行する路面の影響をキャンセルして車輪の状態を適切に判定できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1観点に係る車輪状態判定装置は、加速度取得部と、ばらつき導出部と、指標算出部と、判定部とを備える。加速度取得部は、車両の車軸の両端に取り付けられる車輪の各々について、車軸方向の加速度を順次取得する。ばらつき導出部は、前記順次取得された加速度に基づき、前記車輪の各々について、前記加速度の時間方向のばらつきを導出する。指標算出部は、前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出する。判定部は、前記指標に基づき、前記車輪を前記車軸に固定する固定機構の緩みの有無を判定する。
【0007】
本発明の第2観点に係る車輪状態判定装置は、第1観点に係る車輪状態判定装置であって、前記指標算出部は、前記車輪ごとに平滑化処理された前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出する。
【0008】
本発明の第3観点に係る車輪状態判定装置は、第1観点又は第2観点に係る車輪状態判定装置であって、前記判定部が、前記固定機構の緩みが有ると判定した場合に、アラートを生成し、出力するアラート生成部をさらに備える。
【0009】
本発明の第4観点に係る車輪状態判定方法は、1又は複数のコンピュータにより実行される車輪状態判定方法であって、以下のことを含む。
(1)車両の車軸の両端に取り付けられる車輪の各々について、車軸方向の加速度を順次取得すること
(2)前記順次取得された加速度に基づき、前記車輪の各々について、前記加速度の時間方向のばらつきを導出すること
(3)前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出すること
(4)前記指標に基づき、前記車輪を前記車軸に固定する固定機構の緩みの有無を判定すること
【0010】
本発明の第5観点に係る車輪状態判定プログラムは、車輪状態判定プログラムであって、以下のことを1又は複数のコンピュータに実行させる。
(1)車両の車軸の両端に取り付けられる車輪の各々について、車軸方向の加速度を順次取得すること
(2)前記順次取得された加速度に基づき、前記車輪の各々について、前記加速度の時間方向のばらつきを導出すること
(3)前記ばらつきを前記車輪同士で比較する指標を導出すること
(4)前記指標に基づき、前記車輪を前記車軸に固定する固定機構の緩みの有無を判定すること
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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