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公開番号2025165223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069198
出願日2024-04-22
発明の名称通信装置、制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 5/765 20060101AFI20251027BHJP(電気通信技術)
要約【課題】通信装置が撮像装置から複数の動画ファイルの一部のみを取得してしまう可能性を低減する通信装置、その制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】動画を複数の動画ファイルに分割して記録する第1の記録動作を実行可能な撮像装置と通信する通信装置であって、動作モードの自動切替を伴う撮影自動転送処理方法は、通信装置の動作モードが自動転送ONモード(第1の動作モード)である場合、撮像装置において新たな動画ファイルが生成される度に撮像装置から当該新たな動画ファイルを取得する取得制御を実行し、動作モードが自動転送OFFモード(第2の動作モード)である場合、取得制御を実行しない制御手段と、撮像装置が第1の記録動作を開始したことを検出する検出手段と、動作モードが第2の動作モードである間に第1の記録動作の開始が検出されたことに応じて、動作モードを第1の動作モードに切り替える切替手段と、を備える。
【選択図】図7A
特許請求の範囲【請求項1】
動画を複数の動画ファイルに分割して記録する第1の記録動作を実行可能な撮像装置と通信するように構成される通信装置であって、
前記通信装置の動作モードが第1の動作モードである場合、前記撮像装置において新たな動画ファイルが生成される度に前記撮像装置から当該新たな動画ファイルを取得する取得制御を実行し、前記動作モードが第2の動作モードである場合、前記取得制御を実行しない、制御手段と、
前記撮像装置が前記第1の記録動作を開始したことを検出する検出手段と、
前記動作モードが前記第2の動作モードである間に前記第1の記録動作の開始が検出されたことに応じて、前記動作モードを前記第1の動作モードに切り替える切替手段と、
を備えることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記撮像装置は、新たな動画ファイルが生成される度に当該新たな動画ファイルが生成されたことを示す生成通知を前記通信装置へ送信するように構成され、
前記取得制御において、前記制御手段は、前記撮像装置から前記生成通知が受信される度に、前記撮像装置から当該生成通知に対応する新たな動画ファイルを取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記撮像装置により前記第1の記録動作の開始後に最初に送信される前記生成通知は、前記撮像装置が前記第1の記録動作を開始したことを示す第1の情報を含み、
前記検出手段は、前記撮像装置から前記第1の情報を含む前記生成通知が受信されたことに応じて、前記撮像装置が前記第1の記録動作を開始したことを検出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記生成通知は、前記生成通知に対応する新たな動画ファイルのファイル名を含み、
前記第1の情報は、前記第1の記録動作の開始後に最初に送信される前記生成通知に含まれるファイル名の中に含まれる、
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記切替手段は、ユーザ指示に従って前記動作モードを前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとの間で切り替える、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記撮像装置は、前記動画の記録動作として、前記第1の記録動作、又は前記動画を1つの動画ファイルに記録する第2の記録動作を選択的に実行可能であり、
前記制御手段は、前記記録動作が前記第1の記録動作であるか前記第2の記録動作であるかに関わらず、前記動作モードが前記第1の動作モードである場合、前記取得制御を実行し、前記動作モードが前記第2の動作モードである場合、前記取得制御を実行しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項7】
前記検出手段は、前記撮像装置が前記第2の記録動作を開始したことを検出し、
前記動作モードが前記第2の動作モードである間に前記第2の記録動作の開始が検出された場合には、前記切替手段は、前記動作モードを前記第1の動作モードに切り替えることを行わない、
ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
【請求項8】
前記撮像装置は、前記動画の記録動作として、前記第1の記録動作、又は前記動画を1つの動画ファイルに記録する第2の記録動作を選択的に実行可能であり、
前記検出手段は、
前記撮像装置が前記記録動作を開始したことを検出し、
前記記録動作の開始が検出されたことに応じて、前記撮像装置から前記記録動作が前記第1の記録動作であるか前記第2の記録動作であるかを示す第2の情報を取得し、
前記第2の情報に基づいて、前記撮像装置が前記第1の記録動作を開始したこと、又は前記撮像装置が前記第2の記録動作を開始したことを検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項9】
前記動作モードが前記第2の動作モードである間に前記第1の記録動作の開始が検出されたことに応じて、前記動作モードを前記第1の動作モードに切り替えるか否かをユーザに選択させるための画面を表示する表示手段
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項10】
前記取得制御により取得された動画ファイルをサーバへ送信する送信手段
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルビデオカメラなどの撮像装置に無線通信機能を搭載し、撮像装置から入力される動画を予め決められた時間毎に分割して記録した動画ファイルを生成して外部装置に送信する技術が知られている(特許文献1)。この技術を用いることで、動画像をより効率的に外部装置に送信することが可能となる。このような動画の分割記録を、チャンク記録と呼ぶ。
【0003】
また、近年、報道会社や通信会社などマスメディア業界の撮影現場においては、撮影したコンテンツを報道社に対して迅速に納品する必要がある。そのため、ネットワーク通信を利用する様々なファイル転送ソリューションが使用されている。
【0004】
一例として、撮像装置で撮影・記録した画像・動画・音声のファイルを取得するための、スマートフォンのようなモバイル携帯端末で動作するモバイルアプリケーションが知られている。モバイルアプリケーションは、取得したファイルを、ネットワークを介し、外部のFile Transfer Protocol(FTP)サーバに送信する。
【0005】
また、このようなモバイルアプリケーションは、例えばPTP/IPプロトコルを用いて撮像装置から動画ファイルの記録完了通知を受信すると、撮像装置から動画ファイルを取得して、外部のFTPサーバに転送するという一連の処理を自動で実行する機能(以下、「撮影自動転送機能」と呼ぶ)を備える。ユーザは、撮影自動転送機能を有効にすることによって、撮影したファイルを選択する操作をせずとも、自動で外部の納品先へ動画を納品することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-96304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
チャンク記録によって生成された複数の動画ファイル(以下、「チャンク動画ファイル」と呼ぶ)は、納品先で結合することによって、1つの動画として扱うのが一般的である。よって、納品時には、先頭のチャンク動画ファイルから末尾のチャンク動画ファイルまでの一連のファイルが全て揃っていることが必要となる。仮に、一部のチャンク動画ファイルが損失した状態で納品がされた場合には、納品先でファイルを正常に結合することができないといった問題が生じる。
【0008】
撮像装置によって先頭のチャンク動画ファイルを含む1以上のチャンク動画ファイルに対応する1以上の記録完了通知が送信された後に、モバイルアプリケーションの撮影自動転送機能が有効化された場合を考える。この場合、モバイルアプリケーションは、撮影自動転送機能が有効化される前に送信された1以上の記録完了通知に対応する1以上のチャンク動画ファイルを取得することができない。撮影自動転送機能が有効化された後に取得されたチャンク動画ファイルが納品先へ送信されると、納品先において、結合に必要な以前のチャンク動画ファイルが欠けてしまう。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、撮像装置が動画を複数の動画ファイルに分割して記録する場合に、通信装置が撮像装置から複数の動画ファイルの一部のみを取得してしまう可能性を低減する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明は、動画を複数の動画ファイルに分割して記録する第1の記録動作を実行可能な撮像装置と通信するように構成される通信装置であって、前記通信装置の動作モードが第1の動作モードである場合、前記撮像装置において新たな動画ファイルが生成される度に前記撮像装置から当該新たな動画ファイルを取得する取得制御を実行し、前記動作モードが第2の動作モードである場合、前記取得制御を実行しない、制御手段と、前記撮像装置が前記第1の記録動作を開始したことを検出する検出手段と、前記動作モードが前記第2の動作モードである間に前記第1の記録動作の開始が検出されたことに応じて、前記動作モードを前記第1の動作モードに切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする通信装置を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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