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公開番号
2025163960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024067634
出願日
2024-04-18
発明の名称
評価方法、評価プログラムおよび情報処理装置
出願人
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A61B
5/369 20210101AFI20251023BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】人為的な磁場が存在する環境におかれた被験者から測定される脳波に対するノイズ除去を評価するための手法を提供する。
【解決手段】評価方法は、第1の脳波と第3の脳波との間の第1の再検査信頼性を算出するステップと、第1の脳波と第2の脳波との間の第2の再検査信頼性を算出するステップと、第3の脳波と第4の脳波との間の第3の再検査信頼性を算出するステップと、第2の脳波と第4の脳波との間の第4の再検査信頼性を算出するステップと、第4の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、第2の脳波および第4の脳波に対するノイズ除去が妥当であるとの評価結果を出力するステップとを含む。第2の脳波および第4の脳波は、被験者から計測された信号に対してノイズ除去を行って生成されるものである。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の時期において計測された、人為的な磁場が存在しない環境におかれた被験者の脳波を示す第1の脳波、および、人為的な磁場下におかれた前記被験者の脳波を示す第2の脳波と、第2の時期において計測された、人為的な磁場が存在しない環境におかれた前記被験者の脳波を示す第3の脳波、および、人為的な磁場下におかれた前記被験者の脳波を示す第4の脳波を取得するステップを備え、
前記第2の脳波および前記第4の脳波は、前記被験者から計測された信号に対してノイズ除去を行うことで生成されるものであり、
前記第1の脳波と前記第3の脳波との間の第1の再検査信頼性を算出するステップと、
前記第1の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第1の脳波と前記第2の脳波との間の第2の再検査信頼性を算出するステップと、
前記第1の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第3の脳波と前記第4の脳波との間の第3の再検査信頼性を算出するステップと、
前記第2の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしており、前記第3の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第2の脳波と前記第4の脳波との間の第4の再検査信頼性を算出するステップと、
前記第4の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第2の脳波および前記第4の脳波に対するノイズ除去が妥当であるとの評価結果を出力するステップとを備える、評価方法。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1の再検査信頼性、前記第2の再検査信頼性、および、前記第3の再検査信頼性の各々は、対応する脳波に基づいて推定されるマイクロステートの指標に基づいて算出される、請求項1に記載の評価方法。
【請求項3】
前記第1の再検査信頼性、前記第2の再検査信頼性、および、前記第3の再検査信頼性の各々は、前記マイクロステートの指標に対して算出される級内相関係数である、請求項2に記載の評価方法。
【請求項4】
前記第2の再検査信頼性を算出するステップは、前記ノイズ除去についてのパラメータを複数に異ならせて生成される複数の前記第2の脳波の各々について実行され、
前記第3の再検査信頼性を算出するステップは、前記ノイズ除去についてのパラメータを複数に異ならせて生成される複数の前記第4の脳波の各々について実行される、請求項1~3のいずれか1項に記載の評価方法。
【請求項5】
前記第2の再検査信頼性が予め定められた基準を満たす前記ノイズ除去についてのパラメータを第1の候補パラメータとして決定するステップと、
前記第3の再検査信頼性が予め定められた基準を満たす前記ノイズ除去についてのパラメータを第2の候補パラメータとして決定するステップとをさらに備え、
前記第4の再検査信頼性を算出するステップは、前記第1の候補パラメータに従って生成される前記第2の脳波と、前記第2の候補パラメータに従って生成される前記第4の脳波との間で、前記第4の再検査信頼性を算出するステップを含む、請求項4に記載の評価方法。
【請求項6】
前記第1の脳波、前記第2の脳波、前記第3の脳波、および前記第4の脳波は、前記被験者から計測された信号に対して第2のノイズ除去を行うことで生成されるものであり、
前記第1の再検査信頼性を算出するステップは、前記第2のノイズ除去についての第2のパラメータを複数に異ならせて生成される複数の前記第1の脳波および複数の前記第3の脳波の各々について実行され、
前記評価方法は、算出される複数の前記第1の再検査信頼性に基づいて、前記第2のパラメータを決定するステップをさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の評価方法。
【請求項7】
前記第1の再検査信頼性、前記第2の再検査信頼性、前記第3の再検査信頼性、および、前記第4の再検査信頼性のいずれかが予め定められた基準を満たさなければ、前記第2の脳波および前記第4の脳波に対するノイズ除去が妥当ではないとの評価結果を出力するステップをさらに備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の評価方法。
【請求項8】
請求項1~7のうちいずれか1項に記載の評価方法をコンピュータに実行させるための評価プログラム。
【請求項9】
第1の時期において計測された、人為的な磁場が存在しない環境におかれた被験者の脳波を示す第1の脳波、および、人為的な磁場下におかれた前記被験者の脳波を示す第2の脳波と、第2の時期において計測された、人為的な磁場が存在しない環境におかれた前記被験者の脳波を示す第3の脳波、および、人為的な磁場下におかれた前記被験者の脳波を示す第4の脳波とを格納する記憶部と、
処理部とを備え、
前記第2の脳波および前記第4の脳波は、前記被験者から計測された信号に対してノイズ除去を行うことで生成されるものであり、
前記処理部は、
前記第1の脳波と前記第3の脳波との間の第1の再検査信頼性を算出する処理と、
前記第1の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第1の脳波と前記第2の脳波との間の第2の再検査信頼性を算出する処理と、
前記第1の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第3の脳波と前記第4の脳波との間の第3の再検査信頼性を算出する処理と、
前記第2の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしており、前記第3の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第2の脳波と前記第4の脳波との間の第4の再検査信頼性を算出する処理と、
前記第4の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、前記第2の脳波および前記第4の脳波に対するノイズ除去が妥当であるとの評価結果を出力する処理とを実行するように構成される、情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、評価方法、評価プログラムおよび情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
脳活動を解析する手法の一例として、脳波計測法(Electroencephalogram:以下、「EEG」とも略称する。)と、機能的磁気共鳴画像法(functional Magnetic Resonance Imaging:以下、「fMRI」とも略称する。)とを同時に行う方法(以下、「EEG-fMRI同時計測」とも称す。)が知られている。
【0003】
EEGにより計測される脳波(脳電図または脳波図)は、時間分解能が高く、fMRIの計測結果は、空間分解能が高い。EEG-fMRI同時計測によれば、EEGおよびfMRIのそれぞれの利点を用いて、脳活動の解析が可能となる。
【0004】
例えば、神経活動を即時に示す脳波に基づいて、数秒遅れるfMRI信号を予測することで、即時ニューロフィードバックを効果的に行うことができる。また、EEG-fMRI同時計測の計測結果の蓄積により、最終的にはfMRIを不要にできるので、実用的で大幅にコストダウンされたニューロフィードバックを実現できる。
【0005】
EEG-fMRI同時計測において、EEGにより計測される脳波には、fMRIに起因する複雑で大きなノイズが混入し得る。ノイズとしては、例えば、MRI撮像に用いるラジオ波や、高磁場下でのEEG電極の物理的な位置変化(体動や心拍などに起因)により発生する誘導電流などがある。そのため、EEGにより計測される脳波からノイズを除去する手法が提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
Antonova, E., Holding, M., Suen, H. C., Sumich, A., Maex, R., & Nehaniv, C. (2022). EEG microstates: Functional significance and short-term test-retest reliability. NeuroImage: Reports, 2(2), 100089. https://doi.org/10.1016/j.ynirp.2022.100089
Khanna, A., Pascual-Leone, A., & Farzan, F. (2014). Reliability of resting-state microstate features in electroencephalography. PloS one, 9(12), e114163. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0114163
Kleinert, T., Koenig, T., Nash, K., & Wascher, E. (2023). On the reliability of the EEG microstate approach. Brain Topography, 10.1007/s10548-023-00982-9. https://doi.org/10.1007/s10548-023-00982-9
Liu, J., Xu, J., Zou, G., He, Y., Zou, Q., & Gao, J. H. (2020). Reliability and individual specificity of EEG microstate characteristics. Brain Topography, 33(4), 438-449. https://doi.org/10.1007/s10548-020-00777-2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
EEG-fMRI同時計測では、EEGにより計測される脳波の真値を取得することが物理的に不可能である。真値を取得できない以上、ノイズを除去する手法自体を評価することが難しい。その結果、恣意的にノイズを除去するなどの濫用のおそれもある。
【0008】
本発明は、人為的な磁場が存在する環境におかれた被験者から測定される脳波に対するノイズ除去を評価するための手法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(構成1)本発明のある実施の形態に従う評価方法は、第1の時期において計測された、人為的な磁場が存在しない環境におかれた被験者の脳波を示す第1の脳波、および、人為的な磁場下におかれた前記被験者の脳波を示す第2の脳波と、第2の時期において計測された、人為的な磁場が存在しない環境におかれた被験者の脳波を示す第3の脳波、および、人為的な磁場下におかれた被験者の脳波を示す第4の脳波を取得するステップを含む。第2の脳波および第4の脳波は、被験者から計測された信号に対してノイズ除去を行うことで生成されるものである。評価方法は、第1の脳波と第3の脳波との間の第1の再検査信頼性を算出するステップと、第1の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、第1の脳波と第2の脳波との間の第2の再検査信頼性を算出するステップと、第1の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、第3の脳波と第4の脳波との間の第3の再検査信頼性を算出するステップと、第2の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしており、第3の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、第2の脳波と第4の脳波との間の第4の再検査信頼性を算出するステップと、第4の再検査信頼性が予め定められた基準を満たしている場合に、第2の脳波および第4の脳波に対するノイズ除去が妥当であるとの評価結果を出力するステップとを含む。
【0010】
(構成2)構成1において、第1の再検査信頼性、第2の再検査信頼性、および、第3の再検査信頼性の各々は、対応する脳波に基づいて推定されるマイクロステートの指標に基づいて算出されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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