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公開番号2025161051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024063923
出願日2024-04-11
発明の名称回転入力装置
出願人アルプスアルパイン株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/0362 20130101AFI20251017BHJP(計算;計数)
要約【課題】接点バネ部のバネ長を長くすることと、固定電極の面積を大きくすることとを、両立できるようにすること。
【解決手段】取付面を有する固定体と、取付面と直交する軸線方向を回転中心として固定体に回転可能に支持された回転体と、回転体に取り付けられた回転電極と、軸線方向を中心とする周方向に沿って固定体の異なる位置にそれぞれ取り付けられた複数の固定電極と、回転体に取り付けられ、複数の固定電極から軸線方向において離隔した位置に配置され、回転電極に常時電気的に接続され、周方向に沿って導体がある部分と導体がない部分が交互に現れるコード部を有するコード板と、複数の固定電極からそれぞれ一体的に延設され、コード部に弾接し、回転体の回転角度に応じてコード板との電気的接続状態が切り替わる複数の接点バネ部とを備え、接点バネ部は、固定電極の周方向における端部から折り返し部を介してコード部に向かって延在する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
取付面を有する固定体と、
前記取付面と直交する軸線方向を回転中心として前記固定体に回転可能に支持された回転体と、
前記回転体に取り付けられた回転電極と、
前記軸線方向を中心とする周方向に沿って前記固定体の異なる位置にそれぞれ取り付けられた複数の固定電極と、
前記回転体に取り付けられ、複数の前記固定電極から前記軸線方向において離隔した位置に配置され、前記回転電極に常時電気的に接続され、前記周方向に沿って導体がある部分と導体がない部分が交互に現れるコード部を有するコード板と、
複数の前記固定電極からそれぞれ一体的に延設され、前記コード部に弾接し、前記回転体の回転角度に応じて前記コード板との電気的接続状態が切り替わる複数の接点バネ部と
を備え、
前記接点バネ部は、前記固定電極の前記周方向における端部から折り返し部を介して前記コード部に向かって延在することを特徴とする回転入力装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記固定電極は、前記周方向に沿って一端から他端に延在し、
前記接点バネ部は、
前記固定電極の他端から第1折り返し部を介して前記固定電極の延在方向とは逆の方向に一端から他端まで延在する第1延在部と、
前記第1延在部の他端から第2折り返し部を介して前記第1延在部の延在方向とは逆の方向に一端から他端まで延在する第2延在部と、
前記第2延在部の他端から延在する接点部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の回転入力装置。
【請求項3】
複数の前記固定電極は、3つの固定電極からなり、前記軸線方向を中心として周方向に沿って120°間隔で配置されたことを特徴とする請求項1に記載の回転入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転入力装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、入力装置において、回転部の回転に伴って回転電極体が回動し、保持電極体と回転電極体との電気的な接続状態が変化することにより、回転部の回転を検出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/098055号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術は、保持電極体の中間位置に、回転電極体と接触するブラシが設けられている。このため、特許文献1の技術は、ブラシのバネ長を長くしようとすると保持電極体の面積が小さくなり、静電容量の変化を安定して捉えることが困難となり、保持電極体の存在または位置を安定して検出することが困難になる。また、特許文献1の技術は、保持電極体の面積を大きくしようとすると、ブラシのバネ長を長くすることができない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る回転入力装置は、取付面を有する固定体と、取付面と直交する軸線方向を回転中心として固定体に回転可能に支持された回転体と、回転体に取り付けられた回転電極と、軸線方向を中心とする周方向に沿って固定体の異なる位置にそれぞれ取り付けられた複数の固定電極と、回転体に取り付けられ、複数の固定電極から軸線方向において離隔した位置に配置され、回転電極に常時電気的に接続され、周方向に沿って導体がある部分と導体がない部分が交互に現れるコード部を有するコード板と、複数の固定電極からそれぞれ一体的に延設され、コード部に弾接し、回転体の回転角度に応じてコード板との電気的接続状態が切り替わる複数の接点バネ部とを備え、接点バネ部は、固定電極の周方向における端部から折り返し部を介してコード部に向かって延在する。
【発明の効果】
【0006】
一実施形態に係る回転入力装置によれば、接点バネ部のバネ長を長くすることと、固定電極の面積を大きくすることとを、両立できるようにすること。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る回転入力装置の外観斜視図
一実施形態に係る回転入力装置(回転操作体が分離された状態)の外観斜視図
一実施形態に係る回転入力装置の上方から視た分解斜視図
一実施形態に係る回転入力装置の下方から視た分解斜視図
一実施形態に係る回転入力装置の断面図
一実施形態に係る回転入力装置が備える固定体の上方から視た外観斜視図
一実施形態に係る回転入力装置を垂直な平面によって切断したときの下方から視た断面斜視図
一実施形態に係る回転入力装置が備える固定電極の外観斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。なお、以降の説明では、便宜上、図中Z軸方向を上下方向とし、図中Y軸方向を左右方向とし、図中X軸方向を前後方向とする。但し、Z軸正方向を上方とし、Y軸正方向を右方とし、X軸正方向を前方とする。
【0009】
(回転入力装置100の概要)
図1は、一実施形態に係る回転入力装置100の外観斜視図である。図2は、一実施形態に係る回転入力装置100(回転操作体140が分離された状態)の外観斜視図である。
【0010】
図1および図2に示すように、回転入力装置100は、上下方向(Z軸方向)において薄型の、概ね円筒状の外形状を有する。また、上方から視て回転入力装置100の中央部には、当該回転入力装置100を上下方向(Z軸方向)に貫通する円形の開口部100Aが形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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