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公開番号2025160680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-23
出願番号2024063385
出願日2024-04-10
発明の名称画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04N 23/60 20230101AFI20251016BHJP(電気通信技術)
要約【課題】照明の設置が困難な場所において画像処理に使用される画像の取得を可能にする。
【解決手段】画像処理装置は、監視対象エリアにおいて音声を取得する音声取得部と、取得された音声から、監視対象エリアを照らす発光物体の打ち上げを検出する打上げ検出部と、打ち上げが検出されたことに応答して、監視対象エリアの画像を取得する画像取得装置を作動させる制御部と、画像取得装置によって取得された画像に対して画像処理を実施する画像処理部とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
監視対象エリアにおいて音声を取得し、
前記取得された音声から、前記監視対象エリアを照らす発光物体の打ち上げを検出し、
打ち上げが検出されたことに応答して、前記監視対象エリアの画像を取得し、
前記取得された画像に対して画像処理を実施することを有する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記コンピュータに、前記発光物体の打ち上げが検出された時刻と所定の時間関係にある時刻から、前記画像の取得を開始させる処理を実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記コンピュータに、前記画像の取得に用いられる画像取得装置の電源をオンにするか、又は前記画像取得装置の動作状態をスタンバイからアクティブに変更することで、前記画像の取得を開始させる処理を実行させる、請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記コンピュータに、前記発光物体の発光持続時間に対応する時間の経過後、前記画像の取得を停止させる処理を実行させる、請求項2又は3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記コンピュータに、前記音声に基づいて前記発光物体の発光持続時間を推定し、前記推定した発光持続時間に応じて前記画像を取得する時間を制御する処理を実行させる、請求項1か3の何れか1項に記載のプログラム。
【請求項6】
前記発光物体は、空中に打ち上げられる花火、又は照明弾である、請求項1から3の何れか1項に記載のプログラム。
【請求項7】
前記画像は、前記監視対象エリアの上を飛行する飛行物体に搭載される画像取得装置を用いて取得される、請求項1から3の何れか1項に記載のプログラム。
【請求項8】
監視対象エリアにおいて音声を取得し、
前記取得された音声から、前記監視対象エリアを照らす発光物体の打ち上げを検出し、
打ち上げが検出されたことに応答して、前記監視対象エリアの画像を取得し、
前記取得された画像に対して画像処理を実施することを有する画像処理方法。
【請求項9】
監視対象エリアにおいて音声を取得する音声取得部と、
前記取得された音声から、前記監視対象エリアを照らす発光物体の打ち上げを検出する打上げ検出部と、
打ち上げが検出されたことに応答して、前記監視対象エリアの画像を取得する画像取得装置を作動させる制御部と、
前記画像取得装置によって取得された画像に対して画像処理を実施する画像処理部とを備える画像処理装置。
【請求項10】
請求項9に記載の画像処理装置と、
前記監視対象エリアの画像を取得する画像取得装置とを備える画像処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
関連技術として、特許文献1は、視線入力を検出する電子装置を開示する。特許文献1に記載の電子装置は、赤外線カメラと可視光カメラとを有する。電子装置は、視線入力が有効にされると、照度センサを用いて周囲の明るさを検出する。電子装置は、周囲の明るさが所定のしきい値より大きい場合、可視光カメラの電源をオンにし、可視光カメラはユーザの顔を撮影する。電子装置は、撮影された顔画像に対して顔認識処理を実施する。電子装置は、ユーザの顔が認識された場合、赤外線カメラの電源をオンにし、ユーザの視線検出処理を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-142851号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
夜間など、明るくない環境において、人物検知や顔検知などを実施することを考える。その場合において、例えば比較的広いエリアにおいて人物検知などを行う場合、エリア内で人物検知に使用し得る画像を得るためには、そのエリアに大量の照明灯を設置する必要がある。しかしながら、広大なエリアに大量の照明灯を設置することは現実的ではない。
【0005】
特許文献1に記載の電子装置は、照明灯を点灯すれば、照明灯の点灯と連動して可視光カメラをオンにすることができ、可視光カメラの画像を用いて顔認識処理を実施できる。しかしながら、電子装置への照明灯の搭載は、電子装置の消費電力増を招く。照明灯が搭載されない、特許文献1に記載の電子装置は、例えば夜間において、顔認識処理に用いることができる画像を取得することができず、顔認識処理を実施することができない。
【0006】
本開示の目的の1つは、照明の設置が困難な場所において画像処理に使用される画像が取得可能な画像処理システム、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様に係るプログラムは、監視対象エリアにおいて音声を取得し、前記取得された音声から、前記監視対象エリアを照らす発光物体の打ち上げを検出し、打ち上げが検出されたことに応答して、前記監視対象エリアの画像を取得し、前記取得された画像に対して画像処理を実施することを有する処理をコンピュータに実行させるためのものである。
【0008】
本開示の第2の態様に係る画像処理方法は、監視対象エリアにおいて音声を取得し、前記取得された音声から、前記監視対象エリアを照らす発光物体の打ち上げを検出し、打ち上げが検出されたことに応答して、前記監視対象エリアの画像を取得し、前記取得された画像に対して画像処理を実施することを含む。
【0009】
本開示の第3の態様に係る画像処理装置は、監視対象エリアにおいて音声を取得する音声取得部と、前記取得された音声から、前記監視対象エリアを照らす発光物体の打ち上げを検出する打上げ検出部と、打ち上げが検出されたことに応答して、前記監視対象エリアの画像を取得する画像取得装置を作動させる制御部と、前記画像取得装置によって取得された画像に対して画像処理を実施する画像処理部とを含む。
【0010】
本開示の第4の態様に係る画像処理システムは、上記画像処理装置と、前記監視対象エリアの画像を取得する画像取得装置とを含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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