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公開番号
2025162296
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065491
出願日
2024-04-15
発明の名称
制御装置、制御システム、制御方法、及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
9/50 20060101AFI20251020BHJP(計算;計数)
要約
【課題】効率的に計算資源を利用することができる制御装置、制御システム、制御方法及びプログラムを提供すること。
【解決手段】本実施形態にかかる制御装置は、計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末に対して、所定のサービスを提供するサービス提供装置のサービス利用条件を設定する設定部と、サービス利用条件に従ってサービスを受けている移動体又は移動体通信端末を対象装置として、計算資源の提供を要求する要求部と、所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を対象装置に到達させるための指示を送信する指示部と、を備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末に対して、所定のサービスを提供するサービス提供装置のサービス利用条件を設定する設定部と、
前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記移動体又は移動体通信端末を対象装置として、前記計算資源の提供を要求する要求部と、
所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する指示部と、を備えた、
制御装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記所定のエリアにおける計算需要を取得する取得部をさらに備え、
前記設定部は、前記計算需要に応じて、前記サービス利用条件を変更する請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記移動体又は前記移動体通信端末のサービス利用者と、前記デバイスの利用者とを特定する特定部をさらに備え、
前記計算要求を発生するデバイスの利用者が前記対象装置のサービス利用者と紐付けられている場合、前記指示部が、紐付けられている前記サービス利用者の対象装置に計算要求を到達させるための指示を送信する請求項1、又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末であるサービス利用装置と、
前記サービス利用装置に対してサービスを提供するサービス提供装置と、
前記サービス提供装置のサービス利用条件を設定する設定部と、
前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記サービス利用装置を対象装置として、前記計算資源の提供を要求する要求部と、
所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する指示部と、を備えた、
制御システム。
【請求項5】
前記所定のエリアにおける計算需要を取得する取得部をさらに備え、
前記設定部は、前記計算需要に応じて、前記サービス利用条件を変更する請求項4に記載の制御システム。
【請求項6】
前記移動体又は前記移動体通信端末の利用者と、前記デバイスの利用者とを特定する特定部をさらに備え、
前記計算要求を発生するデバイスの利用者が前記対象装置のサービス利用者と紐付けられている場合、前記指示部が、紐付けられている前記サービス利用者の対象装置に計算要求を到達させるための指示を送信する請求項4、又は5に記載の制御システム。
【請求項7】
計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末に対して、所定のサービスを提供するサービス提供装置のサービス利用条件を設定し、
前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記移動体又は移動体通信端末を対象装置として、前記計算資源の提供を要求し、
所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する、
制御方法。
【請求項8】
前記所定のエリアにおける計算需要を取得し、
前記計算需要に応じて、前記サービス利用条件を変更する請求項7に記載の制御方法。
【請求項9】
前記移動体又は前記移動体通信端末の利用者と、前記デバイスの利用者とを特定し、
前記計算要求を発生するデバイスの利用者が前記対象装置のサービス利用者と紐付けられている場合、紐付けられている前記サービス利用者の対象装置に計算要求を到達させるための指示を送信する請求項7、又は8に記載の制御方法。
【請求項10】
計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末に対して、所定のサービスを提供するサービス提供装置のサービス利用条件を設定する処理と、
前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記移動体又は移動体通信端末を対象装置として、前記計算資源の提供を要求する処理と、
所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する処理と、をコンピュータに実行させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は制御装置、制御システム、制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の移動体を管理する管理システムが開示されている。それぞれの移動体は、グリッドコンピューティング処理に計算能力を提供可能な演算装置を有している。移動体は、演算装置を有する車両であり、管理サーバと通信する。管理サーバは計算能力を提供したユーザに報酬を付与している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-92076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、エッジデバイスで演算処理を行うエッジコンピューティングが注目されている。エッジコンピューティングでは、ローカルで演算処理を行うため、低いレイテンシでの処理が可能となる。エッジコンピューティングでは、より効率的に計算資源を利用することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態にかかる制御装置は、計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末に対して、所定のサービスを提供するサービス提供装置のサービス利用条件を設定する設定部と、前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記移動体又は移動体通信端末を対象装置として、前記計算資源の提供を要求する要求部と、所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する指示部と、を備えている。
【0006】
本実施形態にかかる制御システムは、計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末であるサービス利用装置と、前記サービス利用装置に対してサービスを提供するサービス提供装置と、前記サービス提供装置のサービス利用条件を設定する設定部と、前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記サービス利用装置を対象装置として、前記計算資源の提供を要求する要求部と、所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する指示部と、を備えている。
【0007】
本実施形態にかかる制御方法は、計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末に対して、所定のサービスを提供するサービス提供装置のサービス利用条件を設定し、前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記移動体又は移動体通信端末を対象装置として、前記計算資源の提供を要求し、所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する。
【0008】
本実施形態にかかるプログラムは、計算資源となるプロセッサを有する移動体又は移動体通信端末に対して、所定のサービスを提供するサービス提供装置のサービス利用条件を設定する処理と、前記サービス利用条件に従って前記サービスを受けている前記移動体又は移動体通信端末を対象装置として、前記計算資源の提供を要求する処理と、所定のエリアにあるデバイスから発生する計算要求を前記対象装置に到達させるための指示を送信する処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
効率的に計算資源を利用することができる制御装置、制御システム、制御方法、及びプログラムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
制御システムの構成の一例の一例を示す模式図である。
制御システムの構成を示すブロック図である。
制御システムにおけるエッジ計算処理の一例を説明するための図である。
制御方法を示すフローチャートである。
制御システムの構成の一例を示すブロック図である。
制御システムの構成の一例を示すブロック図である。
制御システムの構成の一例を示すブロック図である。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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