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公開番号2025160337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2025124966,2022129326
出願日2025-07-25,2017-06-06
発明の名称アルツハイマー病を治療する方法
出願人バイオジェン インターナショナル ニューロサイエンス ゲーエムベーハー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 39/395 20060101AFI20251015BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】アルツハイマー病を治療する方法の提供。
【解決手段】ヒト被験者への抗ベータアミロイド抗体(例えば、BIIB037)の複数用量投与を含む治療レジメン中にヒト被験者がアミロイド関連画像異常(ARIA)を発症する場合に、アルツハイマー病を治療する方法を必要とするヒト被験者のアルツハイマー病を治療する方法を提供する。本開示は、アルツハイマー病(AD)治療プロトコルの際のアルツハイマー病患者におけるARIA発生率を低下させる方法に対する当該技術分野での要求を満たすものである。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
図面に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2016年6月7日に出願された米国仮出願第62/346,818号、及び2016年12月16日に提出された第62/435,531号の優先権の利益を主張するものであり、両者の記載内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれるものとする。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
本開示は一般に、アルツハイマー病を治療する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
アルツハイマー病(AD)は、認知障害、行動異常、精神症状、及び日常生活動作における障害を臨床上の特徴とする進行性の神経変性疾患である。これらの臨床像はAD認知症を構成する。
【0004】
AD Internationalは、世界で認知症を抱えて生活している人々の数は、2050年までには現在の3,560万人から1億1,540万人に増加するであろうと推定している。ADは認知症の最も多く見られる原因であり、認知症例の60~80%を占める。米国では、530万人の米国人がADを原因とする認知症を患っており、有効な治療が見つからない限り、有病率は2050年までには2倍または3倍になるであろうと推定される。
【0005】
ADによる認知症の臨床研究基準が近年改訂され、かかる疾患の現在の概念に従い、ADの前認知症(pre-dementia)期(例えば、前駆期AD)を包含する診断の枠組みが作成された。疾患の主な神経病理学的特徴は、(i)凝集したβ-アミロイド(Aβ)ペプチドを含有する細胞外老人斑(senile plaque/neuritic plaque)、及び(ii)異常な高リン酸化タウタンパク質で構成される、神経細胞体内の神経原線維変化(NFT)である。これらの斑及び変化の病因ならびにそれらが臨床症候群に寄与する機構は依然として完全には解明されていないが、有力な仮説である「アミロイドカスケード」では、疾患過程の背景にある駆動力は、脳におけるAβ産生とAβクリアランスの不均衡から生じるAβの蓄積であると提唱している。
【0006】
Aβは、アミロイド前駆体タンパク質の代謝により生成されるペプチドである。いくつかのAβペプチドのアロ型が存在する(例えば、Aβ40、Aβ42)。これらの単量体ペプチドには変動する傾向があり、凝集して高次の二量体及びオリゴマーになる。原線維形成過程で、可溶性オリゴマーは、βプリーツシート構造をした不溶性の沈着物へと移行し得る。これらの沈着物はアミロイド斑とも呼ばれるように、主に線維状のアミロイドで構成される。Aβの可溶性及び線維性の両形態とも疾患過程に寄与すると思われる。
【0007】
バイオマーカー研究、臨床病理学的研究、及びコホート研究は、疾患過程は臨床症状発現の10~20年前に始まっており、初期の病理学的所見の一部として、新皮質の老人斑の沈着ならびに内側側頭のNFT及びその数年後の新皮質のNFTが含まれることを裏付けている。
【0008】
現在のところ、アルツハイマー病の経過を修飾する治療法はない。現在承認されている治療法は症状面でわずかな効能を提供するに過ぎず、疾患の経過を減弱させるものではない。いくつかの有力な疾患修飾薬候補が現在試験中である。これらの候補には、Aβ経路を標的とし、脳及び脳脊髄液(CSF)の可溶性形態または不溶性形態のAβを減少させて治療的利益を提供することを目指す、低分子及び免疫療法(能動及び受動)が含まれる。
【0009】
AD治療用アミロイド修飾剤の治験実施のさまざまな治験依頼者に対しU.S. Food and Drug Administration(FDA)が発行するガイダンスに呼応し、Alzheimer’s Association Research Roundtableにより2010年7月にWorkgroupが結成された。Workgroupはこの領域の専門知識及び関心に基づいて特定された、学術界及び産業界の代表者らで構成された。血管原性浮腫(VE)及び微小出血(mH)を表すと考えられる信号変化を含む、磁気共鳴画像(MRI)異常に関連したFDAの懸案事項に関し専門家による助言を提供するという目的が課せられた。MRI信号変化は最初、β-アミロイドに対するモノクローナル抗体の治験で観察され、以降、他のアミロイド修飾療法薬に関連している。
【0010】
これらのMRI異常の正確な病態生理学的機序は決定されてはいないが、異なるMRIシーケンスではVE及びmHが典型的に検出される。それらは、ADの自然経過及びアミロイド修飾による治療法のいずれの場合にも、基礎にある何らかの共通する病態生理学的機序を共有し得る、あるスペクトルの画像異常を表すと思われる。Workgroupにより、このスペクトルをアミロイド関連画像異常(ARIA)と呼ぶことが提案された。
(【0011】以降は省略されています)

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