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公開番号2025160174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2025107041,2023151960
出願日2025-06-25,2019-03-27
発明の名称創傷体積推定を行う創傷療法システム
出願人スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー
代理人弁理士法人北青山インターナショナル
主分類A61M 27/00 20060101AFI20251015BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】創傷の体積を推定するように構成された創傷療法システムを提供する。
【解決手段】創傷療法システムは、陰圧回路、ポンプ、圧力センサ、及びコントローラを含む。陰圧回路は、創傷に陰圧を印加する。ポンプは、陰圧回路に流体連結され、創傷で又は陰圧回路内に陰圧を発生させる。圧力センサは、陰圧回路又は創傷内の陰圧を測定する。コントローラは、第1のドローダウン期間、リークレート判定期間、ベント期間、及び第2のドローダウン期間を含む試験手順を実行する。コントローラは、リークレートパラメータを判定するために、リークレート判定期間にわたって圧力センサの1つ以上の圧力測定値を受信し、ドローダウンパラメータを判定するために、第2のドローダウン期間にわたって経過時間を監視し、リークレートパラメータ及びドローダウンパラメータに基づいて、創傷の体積を推定するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
創傷に陰圧を印加するように構成された陰圧回路と、
前記陰圧回路に流体連結され、前記創傷で又は前記陰圧回路内に陰圧を発生させるように構成されたポンプと、
前記陰圧回路内又は前記創傷での前記陰圧を測定するように構成された圧力センサと、
コントローラであって、
第1のドローダウン期間、リークレート判定期間、ベント期間、及び第2のドローダウン期間を含む試験手順を実行し、
リークレートパラメータを判定するために、前記リークレート判定期間にわたって前記圧力センサの1つ以上の圧力測定値を受信し、
ドローダウンパラメータを判定するために、前記第2のドローダウン期間にわたって経過時間を監視し、
前記リークレートパラメータ及び前記ドローダウンパラメータに基づいて、前記創傷の体積を推定する、ように構成されたコントローラと、
を備える、創傷療法システム。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記第1のドローダウン期間は、前記陰圧回路内で所定の陰圧を達成するために前記ポンプを動作させることを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記リークレート判定期間は、所定の持続時間にわたって前記所定の陰圧を維持し、前記所定の持続時間中に前記圧力センサから圧力測定値を受信することを含む、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記リークレートパラメータは、前記リークレート判定期間にわたる前記陰圧回路の圧力の変化である、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記リークレートパラメータは、前記リークレート判定期間の少なくとも一部にわたる時間に対する圧力の変化である、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記ベント期間は、前記陰圧回路の弁を開いて前記陰圧回路を大気圧に戻すことを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記第2のドローダウン期間は、前記ポンプを動作させて、前記陰圧回路内に所定の速度で陰圧を生成することを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記ドローダウンパラメータは、前記陰圧回路内で所定の圧力値を達成するために、前記ポンプが前記所定の速度で動作する時間である、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記コントローラは、前記ドローダウンパラメータ及び前記リークレートパラメータを、前記創傷の前記体積を前記ドローダウンパラメータ及び前記リークレートパラメータに関連付けるモデルに入力することによって、前記創傷の前記体積を推定するように更に構成される、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
前記モデルは、
前記創傷の前記体積の複数の既知の値に対して前記試験手順を実行し、
前記創傷の前記体積の前記複数の既知の値と、前記創傷の前記体積の前記複数の既知の値のそれぞれに関連するリークレートパラメータ及びドローダウンパラメータとに基づいて前記モデルを判定すること、
によって判定される、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、創傷療法システムに関し、より具体的には創傷の体積を推定するように構成された創傷療法システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
陰圧創傷療法(negative pressure wound therapy、NPWT)は、創傷の治癒を促進するために、創傷部位に陰圧を印加することを含む創傷療法の種類である。いくつかの創傷治療システムは、空気圧ポンプを使用して創傷に陰圧を印加して、必要な陰圧及び流れを発生させる。NPWTによる創傷治癒の最近の進歩は、NPWTと組み合わせて作用するように局所流体を創傷に適用することを伴う。しかしながら、創傷に送出する点滴液の適切な体積を判定することは困難であり得る。加えて、創傷の治癒の進行を経時的に正確に監視し、追跡することは困難であり得る。
【発明の概要】
【0003】
本開示の一実装形態は、いくつかの実施形態による創傷療法システムである。いくつかの実施形態では、創傷療法システムは、陰圧回路、ポンプ、圧力センサ、及びコントローラを含む。いくつかの実施形態では、陰圧回路は、創傷に陰圧を印加するように構成される。いくつかの実施形態では、ポンプは、陰圧回路に流体連結され、創傷で又は陰圧回路内に陰圧を発生させるように構成される。いくつかの実施形態では、圧力センサは、陰圧回路内又は創傷での陰圧を測定するように構成される。いくつかの実施形態では、コントローラは、第1のドローダウン期間、リークレート判定期間、ベント期間、及び第2のドローダウン期間を含む試験手順を実行するように構成される。いくつかの実施形態では、コントローラは、リークレートパラメータを判定するために、リークレート判定期間にわたって圧力センサ1つ以上の圧力測定値を受信するように構成される。いくつかの実施形態では、コントローラは、ドローダウンパラメータを判定するために、第2のドローダウン期間の経過時間を監視するように構成される。いくつかの実施形態では、コントローラは、リークレートパラメータ及びドローダウンパラメータに基づいて、創傷の体積を推定するように構成される。
【0004】
いくつかの実施形態では、試験手順の第1のローダウン期間は、陰圧回路内で所定の陰圧を達成するためにポンプを動作させることを含む。
【0005】
いくつかの実施形態では、試験手順のリークレート判定期間は、所定の陰圧を所定の持続時間にわたって維持し、所定の持続時間中に圧力センサから圧力測定値を受信することを含む。
【0006】
いくつかの実施形態では、リークレートパラメータは、リークレート判定期間にわたる陰圧回路の圧力の変化である。
【0007】
いくつかの実施形態では、リークレートパラメータは、リークレート判定期間の少なくとも一部にわたる時間に対する圧力の変化である。
【0008】
いくつかの実施形態では、試験手順のベント期間は、陰圧回路の弁を開いて、陰圧回路を大気圧に戻すことを含む。
【0009】
いくつかの実施形態では、試験手順の第2のドローダウン期間は、ポンプを動作させて、陰圧回路内に所定のレートで陰圧を発生させることを含む。
【0010】
いくつかの実施形態では、ドローダウンパラメータは、陰圧回路内で所定の圧力値を達成するために、ポンプが所定の速度で動作する時間である。
(【0011】以降は省略されています)

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