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公開番号
2025159836
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-22
出願番号
2024062638
出願日
2024-04-09
発明の名称
透明固形組成物
出願人
高級アルコール工業株式会社
代理人
弁理士法人葛和国際特許事務所
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20251015BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】 本発明の課題は、アミノ酸系ゲル化剤を含有する透明固形組成物におけるクラックを低減する方法を提供することにある。
【解決手段】 アミノ酸系ゲル化剤を含有する透明固形化粧料に、ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステルを配合させることを含む、クラックを低減する方法、アミノ酸系ゲル化剤ならびにダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステルを含む透明固形化粧料、ならびに、かかる化粧料を調製するためのプレミックスを提供する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
アミノ酸系ゲル化剤を含有する透明固形化粧料に、ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステルを配合させることを含む、当該透明固形化粧料のクラックを低減する方法。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
透明固形化粧料に、炭素数3~22の脂肪酸および/または炭素数8~22の高級アルコールを含有させることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
アミノ酸系ゲル化剤、
炭素数3~22の脂肪酸および/または炭素数8~22の高級アルコール、および
ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステル
を含む、透明固形化粧料用プレミックス。
【請求項4】
アミノ酸系ゲル化剤、
炭素数3~22の脂肪酸および/または炭素数8~22の高級アルコール、および
ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステル
からなる、透明固形化粧料用プレミックス。
【請求項5】
アミノ酸系ゲル化剤、
ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステル、および
油剤
を含み、
エチルセルロースポリマーを含まないか、5重量%以下で含む、
透明固形化粧料。
【請求項6】
ダイマージオールを含む、請求項5に記載の透明固形化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アミノ酸系ゲル化剤を含む固形化粧料、当該化粧料用のプレミックスおよび当該化粧料においてクラックを低減する方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ジブチルラウロイルグルタミド(GP-1)およびジブチルエチルヘキサノイルグルタミド(EB-21)などのアミノ酸系ゲル化剤は、優れたゲル強度および透明性を有するゲル状組成物を製造できるゲル化剤であることが知られている(特許文献1)。
また、アミノ酸系ゲル化剤の取り扱いを容易とするために、様々な油剤との組み合わせが検討され(特許文献2)、優れた使用感と十分な保存安定性とを併せて有する化粧品を提供するために、アミノ酸系油ゲル化剤と、ポリアミド樹脂と、特定のモノエステルとの組み合わせが検討されてきた(特許文献3)。
【0003】
一方で、ダイマージオール、分枝状第一級アルコール、グリセリルモノ脂肪酸エステルおよびエチルセルロースポリマーの特定の組み合わせが、透明のゲル化剤として使用できることが記載されている(特許文献4)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-316971号公報
特開2018-154809号公報
WO2009/139094号公報
WO2022/129318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
透明な固形化粧料は、製剤の内部まで透けて見える特性を有効に活用することができる。例えば、塗布時につや消し効果を狙った製剤とは反対に、透明性を活かすことで、塗布表面に光沢やみずみずしさ(ツヤ感)を付与するメイクアップに利用することができる。また、製剤内に適量のラメ、パール塗料、ホログラム、花、金箔といった装飾物を内蔵させて固化することで、外観を効果的に演出し、製品の付加価値を大幅に高める効果がある。
その一方で、製剤を固化して成型させる際に生じた内部の微小なクラック(ひび割れ)は、透明でない固形製剤では通常影響しなかったところ、透明な固形製剤では内部を露わにする特性から、製剤内に生じるクラックの対策が同時に必要とされていた。本発明者においても同様に、アミノ酸系ゲル化剤を使用して製造した従来の化粧料には、上記の透明であるという特徴を有するものの、クラックが生じやすいという問題に直面していた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、鋭意研究を重ねる中で、アミノ酸系ゲル化剤を使用する透明固形組成物において、ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステルを組み合わせることにより、クラックが低減できることを発見し、さらに研究を進めた結果、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は以下に関する。
[1]
アミノ酸系ゲル化剤を含有する透明固形化粧料に、ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステルを配合させることを含む、当該透明固形化粧料のクラックを低減する方法。
[2]
透明固形化粧料に、炭素数3~22の脂肪酸および/または炭素数8~22の高級アルコールを含有させることをさらに含む、[1]に記載の方法。
【0008】
[3]
アミノ酸系ゲル化剤、
炭素数3~22の脂肪酸および/または炭素数8~22の高級アルコール、および
ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステル
を含む、透明固形化粧料用プレミックス。
[4]
アミノ酸系ゲル化剤、
炭素数3~22の脂肪酸および/または炭素数8~22の高級アルコール、および
ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステル
からなる、透明固形化粧料用プレミックス。
【0009】
[5]
アミノ酸系ゲル化剤、
ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステル、および
油剤
を含み、
エチルセルロースポリマーを含まないか、5重量%以下で含む、
透明固形化粧料。
[9]
ダイマージオールを含む、[5]に記載の透明固形化粧料。
【発明の効果】
【0010】
アミノ酸系ゲル化剤に、ダイマージオールおよび/またはグリセリン脂肪酸エステルを組み合わせることにより、クラックの発生が低減された透明固形化粧料を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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