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公開番号2025159227
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025138605,2023555801
出願日2025-08-22,2022-04-27
発明の名称十二指腸排除および胃容量低減のためのデバイス、システム、および方法
出願人ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド,BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 17/00 20060101AFI20251009BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】流れ制限デバイスを提供する。
【解決手段】埋め込み可能な流れ制限デバイスは、直線状である必要がない長手方向の広がりに沿って延在し、第1の部分および第2の部分を有し、その間にサドル領域を有している。第1の部分または第2の部分のうちの少なくとも1つは、デバイスの移動に抵抗するためにサドル領域に対して角度を付けられ得る。第1の部分または第2の部分のうちの少なくとも1つは、そのような部分が配置される解剖学的構造の領域からの距離を維持するように構成され得る。拡張可能なオクルーダなどのオクルーダは、流れ制限デバイス、例えば、その第1の部分または第2の部分のうちの一方などと関連付けられていてよい。オクルーダは、サドル領域が配置される解剖学的通路を通る物質の通過を遮断し、(例えば、そのような通路を通る)デバイスの移動を妨げ、および/またはデバイスによって占有される容積を増加させるように機能し得る。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
長手方向の広がりを有するとともに解剖学的構造内で展開可能な流れ制限デバイスであって、
第1の部分と、
第2の部分と、
近位部分と遠位部分との間に延在するサドル領域と、
前記第1の部分に関連付けられたオクルーダと
を備える、流れ制限デバイス。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記第1の部分は、ケージの形態であり、
前記オクルーダは、前記第1の部分内に配置されている、請求項1に記載の流れ制限デバイス。
【請求項3】
前記オクルーダは、前記サドル領域に向かう物質の通過を制限するために、前記第1の部分内に配置されている、請求項1または2に記載の流れ制限デバイス。
【請求項4】
前記オクルーダは、選択的に拡張可能である、請求項1または2に記載の流れ制限デバイス。
【請求項5】
前記サドル領域は、幽門を横切って展開されるように構成され、
前記第1の部分は、胃内に適合するように構成され、前記幽門を通る遠位移動に抵抗するような大きさであるとともに、前記幽門を通る遠位移動に抵抗するように構成され、
前記第2の部分は、十二指腸内に適合するように構成され、前記幽門を通る近位移動に抵抗するように構成され、
前記オクルーダは、前記胃の中の容積を占有して、満腹感を引き起こし、および/または前記幽門を通る前記流れ制限デバイスの遠位移動に抵抗し、前記幽門を通る物質の通過を閉塞するために、前記第1の部分内で拡張可能である、請求項1または2に記載の流れ制限デバイス。
【請求項6】
解剖学的構造を通る物質の流れを制限するためのシステムであって、
管状送達デバイスと、
外部の管状デバイス内のルーメン内に適合するための折り畳まれた構成と、前記外部の管状デバイス内に配置されていない場合の拡張された展開構成との間で移行するように構成された流れ制限デバイスと、
前記流れ制限デバイスに関連付けられたオクルーダと、
前記管状送達デバイスを通って延在するとともに、前記流れ制限デバイスに係合するように構成された内部プッシャと
を備え、
前記内部プッシャと前記外部の管状送達デバイスとの互いに対する動きが、前記管状送達デバイスからの前記流れ制限デバイスの展開を引き起こす、システム。
【請求項7】
前記オクルーダは、拡張可能であり、前記システムは、前記オクルーダを選択的に拡張するために前記オクルーダと流体結合可能な膨張ルーメンをさらに備える、請求項6に記載のシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、身体の通路または管腔を通る物質の通過を減少させる、および/または身体の通路または管腔を閉塞するための埋め込み可能な医療デバイス、ならびに関連するシステムおよび方法の分野に関する。より詳細には、本開示は、幽門などの胃腸管内の身体の通路または管腔を通る物質の通過を減少させる、および/または胃腸管内の身体通路または管腔を閉塞するためのデバイス、システム、および方法に関する。本開示はさらに、幽門を通る物質の通過を減少させる、および/または幽門を閉塞するだけでなく、胃の中に制限効果を生成するためのデバイス、システム、および方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
肥満、糖尿病、または十二指腸潰瘍などの様々な病状の処置方法は、十二指腸をバイパスすること、または十二指腸を通る物質の流れを制限することを含む。処置が十二指腸の完全なバイパスを必要とする場合、幽門の閉塞(例えば、完全閉塞)が指示され、胃と空腸との間などに吻合が形成され得る。十二指腸排除デバイスは、胃から幽門を通る十二指腸への物質(流体、液体、糜粥など)の通過を阻害または遮断するために、幽門括約筋内に配置され得る。そのようなデバイスによって提示される1つの課題は、小腸の中への遠位の、または胃の中への近位のデバイスの移動を妨げることである。
【0003】
肥満または代謝疾患を処置するための様々な医学的アプローチは、胃の一部を制限すること、および/または胃の内容積を減少させることをさらに含み、これは、満腹感を作り出すことによって食物消費を減少させる有効な方法と考えられてきた。一般に、十二指腸排除デバイスは、胃容量の減少には対処していない。
【0004】
胃腸疾患または肥満または代謝疾患を処置するための既存のアプローチに代わる低侵襲性の代替手段を提供することがますます望まれている。特に、切開外科処置を必要とせず、代わりに内視鏡処置(例えば、自然開口経管的内視鏡手術アプローチ)などの経管的または経カテーテル的アプローチを用いるデバイス、システム、および方法を提供することがますます望まれている。上記の考察を念頭に置いて、本開示のデバイス、システム、および/または方法によって、様々な有利な医療成果を実現することができる。
【発明の概要】
【0005】
本開示のこの概要は、理解を助けるために与えられており、当業者は、本開示の様々な態様および特徴の各々が、いくつかの例において別々に、または他の例において本開示の他の態様および特徴と組み合わせて有利に使用され得ることを理解するであろう。この概要における要素、構成要素などの包含または非包含による、請求される主題の範囲に関するいかなる限定も意図されていない。
【0006】
本開示の様々な原理によれば、長手方向の広がりを有するとともに解剖学的構造内で展開可能な流れ制限デバイスは、第1の部分と、第2の部分と、第1の部分と第2の部分との間に延在するサドル領域とを含む。
【0007】
本開示の一態様によれば、流れ制限デバイスの第1の部分は、サドル領域と同一直線上にない。
いくつかの実施形態では、流れ制限デバイスの第1の部分は、選択された解剖学的領域から離隔されたままであるように構成された、第1の部分の少なくともある領域にわたる非円形の断面形状を有している。
【0008】
いくつかの実施形態では、流れ制限デバイスは、サドル領域が、第1の部分が配置される第1の解剖学的構造と、第2の部分が配置される第2の解剖学的構造との間の通路を通って延在する状態で配置されるように構成されている。第1の部分は、第1の解剖学的構造の第1の領域に沿って延在する第1の領域と、第1の解剖学的構造の第2の領域に沿って延在する第2の領域とを有していてよい。第1の部分は、第1の解剖学的構造に配置されたときに、第1の解剖学的構造の第2の領域から離れる方向に、サドル領域に対して角度を付けられていてよい。いくつかの実施形態では、第1の部分の第1の領域は、第1の解剖学的構造の第1の領域の輪郭に沿うように構成され、第1の部分の第2の領域は、第1の部分を第1の解剖学的構造の第2の領域から離すために、第1の解剖学的構造の第2の領域から離隔されるように構成されている。いくつかの実施形態では、第1の領域は、その外側が凸状であり、第2の領域は、その外側が実質的に直線状または凹状である。いくつかの実施形態では、第1の部分の第1の領域および第2の領域を通る断面積は、デバイス断面積が延在する第1の解剖学的構造の断面積よりも小さい。
【0009】
いくつかの実施形態では、デバイスは、折り畳まれた構成と、拡張された展開構成との間で動くことができ、第1の部分は、サドル領域が延在する通路を通る移動に抵抗するような大きさである。
【0010】
いくつかの実施形態では、流れ制限デバイスは、複数の織られたストランドで形成され、第1の部分は、第2の部分よりも大きい断面寸法を有するように拡張され、第1の部分は、第2の部分よりも少ないストランドで形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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