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公開番号2025159104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025133624,2024032232
出願日2025-08-08,2019-09-11
発明の名称免疫療法プロファイリングのための組成物および方法
出願人ジョージア テック リサーチ コーポレイション
代理人個人,個人
主分類A61K 45/00 20060101AFI20251009BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】免疫療法プロファイリングのための組成物および方法の提供。
【解決手段】免疫療法の薬力学的モニタリングのための組成物および方法が本明細書に提供される。この組成物は、プロテアーゼ基質に連結された免疫療法剤を含む。投与されると、この組成物は、応答性免疫療法中にプロテアーゼがアップレギュレートされる疾患の部位を標的とし、その後に付着した基質を切断する。切断断片は身体由来サンプルにおいて検出され、断片の検出は免疫療法剤の効果を示す。一実施形態では、治療薬は、抗PD1または抗CTLA4抗体などの免疫チェックポイント阻害剤である。プロテアーゼ基質はまた、基質に隣接する消光分子と蛍光分子を含むことができる。一実施形態では、検出可能なシグナルは、プロテアーゼのペプチド断片である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
発明の技術分野
本発明は、一般に免疫療法および免疫療法の薬力学的モニタリングに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
発明の背景
免疫療法は、癌、臓器移植拒絶反応、感染症、アレルギー性疾患、自己免疫および慢性炎症などの無数の疾患を処置するために免疫系を利用する。免疫療法は、治療用抗体(例えばペンブロリズマブ/αPD-1)、サイトカイン(例えばプロロイキン/IL-2)、および細胞に基づく治療(例えばキムリア/CART細胞)を使用して、体液性と細胞性の両方の免疫応答を用いる。例えば、遺伝子操作された細胞の養子移入によるか、または免疫チェックポイント遮断抗体による内因性抗腫瘍CD8+T細胞の再活性化によってT細胞免疫を利用する新しい技術は、免疫療法を癌処置研究の最前線に置いている。共刺激遮断(例えば、アバタセプト/CTLA-4Ig)によってT細胞応答を弱める免疫療法も、移植片拒絶反応を予防するか、または自己免疫障害および慢性炎症性障害を処置するための処置研究の主要な手段になっている。
【0003】
免疫療法の幅広い可能性にもかかわらず、大多数の患者は臨床上の利益を達成せず、他の患者は、よく理解されていないメカニズムで処置中または処置の間に免疫療法抵抗性を示す可能性がある。免疫療法に応答性の患者は、疾患が進行していると誤解され得る特殊な応答パターンを示す場合がある。そのため、免疫療法の利益は十分に得られず、免疫応答のバイオマーカーを特定する技術は不十分である。応答のモニタリングと根底にある抵抗性メカニズムの特定が不十分であるため、疾患が集団に存続するだけでなく、医薬品開発および臨床試験も重大な障害に直面している。
【0004】
組織生検は、依然として至適基準の診断のままであるが、侵襲的であり、サンプルが全疾患部位の0.1%未満である(Cyllら、Br J Cancer,117(3):367-375(2017))。リキッドバイオプシーは非侵襲的アプローチを提供するが、血液中のバイオマーカー希釈は感度を大幅に制限する(Nagrath,S.ら、Nature,450(7173):1235-1239(2007);Horiら、Sci Transl Med,3(109):109ra16(2011))。イメージング技術も、感度および特異性が低いこと、ならびに一般的に免疫療法に関連する特殊な応答パターンによって制限される可能性があり、応答性の患者を処置失敗例として誤認する可能性がある。より優れた、非侵襲的なバイオマーカーが開発されれば、応答性の患者がより早く特定され、新しい免疫療法のメカニズムが明らかにされるであろう。
したがって、本発明の目的は、免疫チェックポイント組成物およびそれらの有効性をモニタリングするための方法を提供することである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
Cyllら、Br J Cancer,117(3):367-375(2017)
Nagrath,S.ら、Nature,450(7173):1235-1239(2007)
Horiら、Sci Transl Med,3(109):109ra16(2011)
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
免疫療法中の応答の薬力学モニタリングのための組成物および方法が本明細書に提供される。例示的な組成物は、免疫細胞および疾患部位のプロテアーゼ活性を感知し、プロテアーゼ活性の存在下で検出可能なシグナルを生成する、プロテアーゼ基質に連結された免疫療法剤を含む。投与されると、この組成物は、応答性免疫療法中にプロテアーゼがアップレギュレートされる疾患の部位を標的とし、その後に付着した基質を切断する。切断断片は身体由来サンプルにおいて検出され、断片の検出は免疫療法剤の効果を示す。
【0007】
一実施形態では、治療薬は、抗PD1または抗CTLA4抗体などの免疫チェックポイント阻害剤である。プロテアーゼ基質はまた、基質に隣接する消光分子と蛍光分子を含むことができる。一実施形態では、検出可能なシグナルは、プロテアーゼのペプチド断片である。
【0008】
別の実施形態は、治療薬によって促進されるプロテアーゼ活性に応答する検出可能なシグナルを提供する、プロテアーゼ基質に連結された有効量の治療薬を対象に投与し、対象からのサンプル中のシグナルを検出および測定し、対象に対する治療薬の効果を決定し(この際、検出可能なシグナルが検出された場合、対象は治療薬に対して応答性であると判定され、検出可能なシグナルが検出されない場合、対象は治療薬に対して非応答性であると判定される)、応答性の対象に同じ有効量の治療薬を投与するか、または非応答性の対象に投与される治療薬の有効量を調整することによる、疾患の処置または予防を必要とする対象において疾患を処置または予防する方法を提供する。一実施形態では、治療薬は、抗PD1または抗CTLA4抗体などの免疫チェックポイント阻害剤である。
【0009】
一実施形態では、免疫療法剤に対して非応答性であると判定された対象には、異なる免疫療法剤が投与される。
【0010】
もう一つの実施形態では、シグナルを検出および測定することには、尿サンプルまたは血液サンプルなどのサンプルを対象から収集し、サンプル中の検出可能なシグナルを測定することが含まれる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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