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公開番号2025157252
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2025106414,2023094151
出願日2025-06-24,2018-10-24
発明の名称分析物データの無線通信のための糖尿病管理パートナインターフェース
出願人デックスコム・インコーポレーテッド
代理人個人,個人,個人
主分類A61M 5/142 20060101AFI20251007BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】複数のデバイス間の分析物データ通信のためのシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】分析物データの無線通信のためのシステム、デバイス、および方法が開示される。実施形態では、糖尿病管理パートナインターフェースを使用して、複数のパートナデバイスとの無線通信用の分析物センサシステムを構成する方法が提供される。この方法は、糖尿病管理パートナインターフェースを介して、分析物センサシステムが、パートナデバイスのうちの1つに、構成パラメータセットへのアクセスを提供する許可を受信すること、を含む。構成パラメータのセットは、分析物センサシステムのメモリに記憶されている。この方法はまた、糖尿病管理パートナインターフェースを介して1つのパートナデバイスから受信された入力に応答して、分析物センサシステムが、1つのパートナデバイスのシステム要件に応じて、構成パラメータセットの修正を設定するかまたは引き起こすことを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
糖尿病管理パートナインターフェースを使用して、複数のパートナデバイスとの無線通信のための分析物センサシステムを構成する方法であって、
前記分析物センサシステムが、前記糖尿病管理パートナインターフェースを介して、前記パートナデバイスのうちの1つに構成パラメータセットへのアクセスを提供する許可を受信することであって、前記構成パラメータセットが前記分析物センサシステムのメモリに記憶される、前記分析物センサシステムが許可を受信することと、
前記糖尿病管理パートナインターフェースを介して前記1つのパートナデバイスから受信された入力に応答して、前記分析物センサシステムが、前記1つのパートナデバイスのシステム要件に応じて、前記構成パラメータセットの修正を設定するかまたは引き起こすことと、を含む方法。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記1つのパートナデバイスが、自動インスリン送達デバイスまたは手動インスリン送達デバイスである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記構成パラメータセットが、無線接続性パラメータセット、アクセス制御パラメータセット、および分析物データパラメータセット、のうちの1つ以上を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記システム要件が、
前記1つのパートナデバイスのバッテリ容量と、
前記1つのパートナデバイスの精度要件と、
前記1つのパートナデバイスによって使用される通信プロトコルと、
前記1つのパートナデバイスに適用可能な規制要件と、
前記1つのパートナデバイスの予想稼働時間と、のうちの1つに関連付けられている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記無線接続性パラメータセットが、前記1つのパートナデバイスが前記分析物センサシステムのために管理されているホワイトリストから削除されることとなる条件を含み、
前記分析物センサシステムが前記1つのパートナデバイスの前記システム要件に応じて前記構成パラメータセットの前記修正を設定するかまたは引き起こすことが、前記分析物センサシステムが、前記1つのパートナ送達デバイスのバッテリレベルが閾値を満たすと前記1つのパートナデバイスが前記ホワイトリストから削除されることとなるように前記条件を設定することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記無線接続性パラメータセットが、アドバタイズメント構造を含み、
前記分析物センサシステムが、前記1つのパートナデバイスの前記システム要件に応じて、前記構成パラメータセットの前記修正を設定するかまたは引き起こすことが、前記分析物センサシステムが、前記糖尿病管理パートナインターフェースを使用して前記アドバタイズメント構造を設定または修正することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記アクセス制御パラメータセットが、
前記分析物センサシステムが接続し得る表示デバイスの数、および
前記分析物センサシステムが前記表示デバイスのうちの1つ以上に与え得るアクセスまたは制御のレベル、のうちの1つ以上を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項8】
前記分析物データパラメータセットが、前記分析物センサシステムの較正期間を含み、
前記分析物センサシステムが前記1つのパートナデバイスの前記システム要件に応じて前記構成パラメータセットの前記修正を設定するかまたは引き起こすことが、前記分析物センサシステムが、前記糖尿病管理パートナインターフェースを使用して前記較正期間を設定または修正することを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項9】
前記分析物データパラメータセットが、工場較正コードを含み、
前記分析物センサシステムが、前記糖尿病管理パートナインターフェースを使用して、前記1つのパートナデバイスの前記システム要件に応じて、前記1つのパートナデバイスから前記工場較正コードを使用する表示を受信し、
前記分析物センサシステムが前記1つのパートナデバイスの前記システム要件に応じて前記構成パラメータセットの前記修正を設定するかまたは引き起こすことが、前記分析物センサシステムが、前記糖尿病管理パートナインターフェースを使用して前記較正期間をゼロまたは無しに設定または修正することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記無線接続性パラメータセットが、リモートサーバの設定を含み、前記分析物センサシステムが前記1つのパートナデバイスの前記システム要件に応じて前記構成パラメータセットの前記修正を設定するかまたは引き起こすことが、糖尿病管理パートナインターフェースを使用して前記分析物センサを、
前記リモートサーバを介して提供されるサービスを使用し、
前記リモートサーバを介して提供されるサービスに応答して、前記分析物センサシステムに接続された1つ以上の表示デバイスに糖尿病管理フィードバックを伝送し、
前記リモートサーバを介して提供される前記サービスが利用できなくなった場合、前記サービスの使用を無効にし、前記分析物センサシステムに接続された表示デバイスに関連の通知を送信する、ように構成することを含む、請求項3に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願への参照による組み込み
出願データシートで特定されたあらゆる全ての優先権主張、またはそれに対するいかなる修正も、米国特許法施行規則1.57の下で参照により本明細書に組み込まれる。本出願は、2017年10月30日に提出された米国仮特許出願第62/579,061号の利益を主張する。前述の出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれ、本明細書の一部として明示的に作成される。
続きを表示(約 2,500 文字)【0002】
本開示は、一般に、分析物センサシステムを使用して収集された分析物データの無線通信のためのインターフェースに関する。より具体的には、本開示は、表示デバイス、医療デバイス、および/または他の(例えば、電子)デバイスとの無線通信における分析物センサシステムの柔軟性を改善するために糖尿病管理パートナインターフェースを使用するためのシステム、方法、装置、およびデバイスを対象とする。
【背景技術】
【0003】
真性糖尿病は、膵臓が十分なインスリンを作ることができない(I型もしくはインスリン依存性)、かつ/またはインスリンが有効ではない(2型もしくは非インスリン依存性)疾患である。糖尿病の状態において、被害者は高血糖に悩まされ、それは、小血管の悪化と関連付けられる多くの生理学的な障害、(腎不全、皮膚潰瘍、または眼球の硝子体液への出血)を引き起こす。低血糖(hypoglycemic)反応(低血糖(low blood sugar))は、インスリンの不注意の過剰投与によって、または異常な運動もしくは不十分な食物摂取を伴うインスリンもしくはグルコース降下薬の正常な投与後に誘発され得る。
【0004】
従来、糖尿病の人は自己監視血糖(SMBG)モニタを携帯するが、これには不快な指穿刺法が必要になる場合がある。快適さおよび便利さに欠けるため、糖尿病患者は通常、1日当たり2~4回自分のグルコースレベルを測定するのみである。残念なことに、これらの時間間隔は非常に離れているため、糖尿病患者は高血糖または低血糖の状態に対して警告されるのが遅すぎる恐れがあり、結果として危険な副作用を引き起こすことがある。実際、糖尿病患者が適時にSMBG値を取得する可能性が低いだけでなく、従来の方法の制限により、自分の血糖値が上昇している(高くなる)のか、または下降している(低くなる)のかが分からない。
【0005】
その結果、血糖値を連続的に検出および/または定量化するために、多様な非侵襲的、経皮的(transdermal)(例えば、経皮的(transcutaneous))および/または移植可能な電気化学センサが開発されている。これらのデバイスは、一般に、ディスプレイを含むことができるリモートデバイスでの後続の分析のために、生データまたは最小限の処理データを伝送する。無線表示デバイスへの伝送は無線とすることができる。次いで、リモートデバイスは、ユーザの血糖レベルに関する情報をユーザに提供することができる。このような埋め込み型センサを使用するシステムは、より多くの最新の情報をユーザに提供することができるため、ユーザがユーザの血糖レベルを調整することに失敗するリスクを低減し得る。それにもかかわらず、このようなシステムは、通常、例えば注射を行うことによって、ユーザの血糖レベルを調節するための行動を取ることを、依然としてユーザに依拠している。
【0006】
ユーザの血糖レベルの調節を自動化する特定のデバイスが導入されている。このようなデバイスの導入は、特に、例えば、前述のデバイスが異なる製造者によって展開されている場合、血糖監視に利用され得る他のデバイス(例えば、上述のリモートデバイス)との相互運用性の問題を生じる可能性がある。例えば、自動血糖レベル調節のために導入されたデバイスは、干渉、バッテリ寿命、精度および信頼性などに関する特定の要件の対象となる場合がある。このような要件は、監視デバイスの製造者によって事前に知られていない場合があり、および/またはいくつかの場合において、利用可能なネットワーク接続、接続されているデバイスの数などのエコシステム構成に基づくことを含み、時々要件を変更することが望ましい場合がある。加えて、より多くの電子デバイスがネットワーク接続可能になると、より多くのデバイスを使用して糖尿病などの健康状態を管理することができる。しかし、複数のデバイス相互間の同期された分析物データ通信を維持することは、有用ではあるが、ユーザにとってますます難しくなっている。
【0007】
したがって、従来のシステムは、特に、このようなデバイスが様々な製造者によって提供されている場合、このようなデバイスが様々なタイプの通信ネットワークおよび/または媒体を介して無線で通信する場合、および特定のレベルの柔軟性および/または適応性が望ましい場合、血糖レベルを監視するデバイスと血糖レベルを調節する追加のデバイスとの展開および統合に適していない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、糖尿病管理パートナインターフェースを使用して、複数のパートナデバイスとの無線通信のための分析物センサシステムを構成する方法を含む。この方法は、分析物センサシステムが、糖尿病管理パートナインターフェースを介して、パートナデバイスのうちの1つに、構成パラメータセットへのアクセスを提供する許可を受信すること、を含む。構成パラメータのセットは、分析物センサシステムのメモリに記憶されている。この方法はまた、糖尿病管理パートナインターフェースを介して1つのパートナデバイスから受信された入力に応答して、分析物センサシステムが、1つのパートナデバイスのシステム要件に応じて、構成パラメータセットの修正を設定するかまたは引き起こすことを含む。
【0009】
一般に適用可能であり得るが、第1の態様の任意の他の実装形態に関連して特に適用可能でもある第1の態様の特定の実装形態では、一方のパートナデバイスが自動インスリン送達デバイスまたは手動インスリン送達デバイスである。
【0010】
一般に適用可能であり得るが、第1の態様の任意の他の実装形態に関連して特に適用可能でもある第1の態様の特定の実装形態では、構成パラメータのセットが、無線接続性パラメータセット、アクセス制御パラメータセット、および分析物データパラメータセットのうちの1つ以上を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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