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公開番号
2025157132
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2025018807
出願日
2025-02-06
発明の名称
端末及び通信方法
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
H04W
72/0453 20230101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線通信システムにおいて、OFDMシーケンスを用いた効率的な低電力ウェイクアップ信号の送受信を可能にする端末及び通信方法を提供する。
【解決手段】無線通信システムにおいて、端末20は、基地局からの低電力ウェイクアップ信号をモニタリングする受信部と、低電力ウェイクアップ信号の情報ビットに対応するシンボルにオーバーレイされたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シーケンスに基づき、OFDMシンボルに対応する情報ビットを取得する制御部と、を備え、前記情報ビットを含む情報ビット列における前の情報ビットから順に又は後ろの情報ビットから順に対応付けられた前記OFDMシーケンスを、前記OFDMシンボルにオーバーレイする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
基地局からの低電力ウェイクアップ信号をモニタリングする受信部と、
前記低電力ウェイクアップ信号の情報ビットに対応するシンボルにオーバーレイされたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シーケンスに基づき、前記シンボルに対応する前記情報ビットを取得する制御部と、を備え、
前記情報ビットを含む情報ビット列における前の情報ビットから順に又は後ろの情報ビットから順に対応付けられた前記OFDMシーケンスが、前記シンボルにオーバーレイされる、端末。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記OFDMシーケンスに対応付けられた、前記前の情報ビット又は前記後ろの情報ビットの数は、前記OFDMシーケンスが搬送する情報ビットの数である、請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記情報ビット列が反転された情報ビット列における前の情報ビットから順に対応付けられた前記OFDMシーケンスが、前記シンボルにオーバーレイされる、請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記情報ビットに対応付けられた前記OFDMシーケンスのそれぞれが繰り返しオーバーレイされる、請求項1に記載の端末。
【請求項5】
前記OFDMシーケンスのそれぞれの繰り返しの回数は、前記OFDMシーケンスが搬送する情報ビットの数に基づき決定される、請求項1に記載の端末。
【請求項6】
端末により実行される通信方法であって、
基地局からの低電力ウェイクアップ信号をモニタリングするステップと、
前記低電力ウェイクアップ信号の情報ビットに対応するシンボルにオーバーレイされたOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シーケンスに基づき、前記シンボルに対応する前記情報ビットを取得するステップと、を備え、
前記情報ビットを含む情報ビット列における前の情報ビットから順に又は後ろの情報ビットから順に対応付けられた前記OFDMシーケンスが、前記シンボルにオーバーレイされる、通信方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)において、LP-WUS(Low Power Wake-Up Signal)の設計において、OFDM (Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シーケンスを、OFDMシンボル内の各ONチップに適用させる(オーバーレイさせる)方式が議論されている。この方式では、OFDMシンボル内のONチップ毎に複数の候補の中から選択された一つのOFDMシーケンスがオーバーレイされ、端末(例えば、OFDMベースのLP-WUR (Low Power Wake-Up Receiver))がそのオーバーレイされたOFDMシーケンス(オーバーレイドOFDMシーケンス)を介してLP-WUS情報を取得する。さらに、この方式において、オーバーレイドOFDMシーケンスが全てのLP-WUS情報ビットを伝送することが検討されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP TS 38.300 V18.4.0 (2024-12)
3GPP TS 38.401 V18.4.0(2024-12)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
LP-WUSの受信効率を向上させるために、端末が全てのLP-WUS信号を受信する前に、必要な情報を十分な信頼度で取得できた時点で受信を終了する早期終了(early termination)のメカニズムが有効である。しかしながら、オーバーレイドOFDMシーケンスが全てのLP-WUS情報ビットを伝送する方式に対して、どのように早期終了のメカニズムを導入すべきか明確にされていないため、受信処理の最適化が困難である。
【0005】
さらに、各ONチップにオーバーレイされるOFDMシーケンスが、LP-WUS情報ビットに応じて異なる可能性がある。そのため、しかしながら、従来、LP-WUS情報ビットとオーバーレイドOFDMシーケンスが伝送する情報ビットとをどのようにマッピングすべきか明確にされていないため、効率的にオーバーレイドOFDMシーケンスを用いたLP-WUS送信を実行できないおそれがある。
【0006】
また、LP-WUSにおいては、信頼性の向上のために繰り返し伝送が重要である。しかしながら、OFDMシンボル内のONチップにおいて、どのようにオーバーレイドOFDMシーケンスの繰り返しを適用すべきか明確にされていない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態における端末は、基地局からの低電力ウェイクアップ信号をモニタリングする受信部と、前記低電力ウェイクアップ信号の情報ビットに対応するシンボルにオーバーレイされたOFDMシーケンスに基づき、前記シンボルに対応する前記情報ビットを取得する制御部と、を備え、前記情報ビットを含む情報ビット列における前の情報ビットから順に又は後ろの情報ビットから順に対応付けられた前記OFDMシーケンスが、前記シンボルにオーバーレイされる。
【発明の効果】
【0008】
本実施形態によれば、無線通信システムにおいて、OFDMシーケンスを用いた効率的なLP-WUSの送受信を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態における無線通信システムを説明するための図である。
実施例1-1における1ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-1における2ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-1における4ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-2-1における1ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-2-1における2ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-2-1における4ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-2-2における1ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-2-2における2ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-2-2における4ビットを伝送するオーバーレイドOFDMシーケンスのOOKシンボルへの配置の一例を示す図である。
実施例1-3における情報ビットをビットグループに割り当てる方法の一例を示す図である。
実施例1-3における情報ビットをビットグループに割り当てる方法の一例を示す図である。
実施例1-3における情報ビットをビットグループに割り当てる方法の一例を示す図である。
実施例1-3における情報ビットをビットグループに割り当てる方法の一例を示す図である。
実施例2-1におけるオーバーレイドOFDMシーケンスが2ビットを伝送する場合のオーバーレイドOFDMシーケンスの繰り返しの一例を示す図である。
実施例2-1におけるオーバーレイドOFDMシーケンスが4ビットを伝送する場合のオーバーレイドOFDMシーケンスの繰り返しの一例を示す図である。
実施例2-2におけるオーバーレイドOFDMシーケンスが1ビットを伝送する場合のオーバーレイドOFDMシーケンスの繰り返しの一例を示す図である。
実施例2-2におけるオーバーレイドOFDMシーケンスが2ビットを伝送する場合のオーバーレイドOFDMシーケンスの繰り返しの一例を示す図である。
実施例2-2におけるオーバーレイドOFDMシーケンスが4ビットを伝送する場合のオーバーレイドOFDMシーケンスの繰り返しの一例を示す図である。
本実施形態における基地局の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における端末の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態における基地局又は端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態における車両の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本実施形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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