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公開番号2025154478
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057504
出願日2024-03-29
発明の名称脱色装置
出願人株式会社ミマキエンジニアリング
代理人弁理士法人紀尾井坂テーミス
主分類D06B 3/10 20060101AFI20251002BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】脱色装置において、設備コストを低減しつつ、脱色液と電気機器の接触を防ぎ、安全性を高める。
【解決手段】脱色装置1は、染料により染色又は着色された繊維を含むワークWを、脱色液Qにより脱色する。脱色装置1において、脱色液Qの漏出可能性のある処理部である脱色部2、すすぎ部4および乾燥部8に対して、少なくとも電気機器を有する部分を、離隔して配置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
染料により染色又は着色された繊維を含むワークを、脱色液により脱色する脱色装置であって、
前記脱色液の漏出可能性のある処理部に対して、少なくとも電気機器を有する部分を、離隔して配置することを特徴とする脱色装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記脱色液を加熱する加熱装置と、
前記加熱装置で気化した前記脱色液を液体に戻して回収する回収装置と、を備え、
前記回収装置は、前記電気機器と離隔して配置されることを特徴とする脱色装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記脱色液の貯留部を備え、前記貯留部は、前記電気機器と離隔して配置されることを特徴とする脱色装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記脱色液は、前記処理部での加熱温度を超える沸点を有する有機溶剤を含むことを特徴とする脱色装置。
【請求項5】
請求項1において、
前記処理部と前記電気機器を有する部分との離隔距離は、設置場所の規則に応じて設定することを特徴とする脱色装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、脱色装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
ポリエステル等の繊維を含むワークに対して、染料を昇華転写して染色を行うことができる。染色後のワークを脱色することで、ワークをリサイクル可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献1)。例えば、ワークを脱色液に浸漬させて加熱した後、ワークを吸収体にプレスする。これによって、染料がワークから吸収体に移動するため、ワークを脱色することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-224128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
脱色液として有機溶剤を含むものを用いることがある。脱色液を用いる処理部から漏出した脱色液が電気機器に接触すると、引火する可能性がある。脱色液と電気機器の接触を防ぐために、脱色液を用いる処理部を防爆構造とすることも考えられるが、設備コストが増加する。
【0005】
脱色装置において、設備コストを低減しつつ、脱色液と電気機器の接触を防ぎ、安全性を高めることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様における脱色装置は、
(1)染料により染色又は着色された繊維を含むワークを、脱色液により脱色する脱色装置であって、
前記脱色液の漏出可能性のある処理部に対して、少なくとも電気機器を有する部分を、離隔して配置する。
【0007】
(2)前記(1)の脱色装置において、
前記脱色液を加熱する加熱装置と、
前記加熱装置で気化した前記脱色液を液体に戻して回収する回収装置と、を備え、
前記回収装置は、前記電気機器と離隔して配置される。
【0008】
(3)前記(1)または(2)の脱色装置において、
前記脱色液の貯留部を備え、前記貯留部は、前記電気機器と離隔して配置される。
【0009】
(4)前記(1)~(3)のいずれかの脱色装置において、
前記脱色液は、前記処理部での加熱温度を超える沸点を有する有機溶剤を含む。
【0010】
(5)前記(1)~(4)のいずれかの脱色装置において、
前記処理部と前記電気機器を有する部分との離隔距離は、設置場所の規則に応じて設定する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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