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公開番号2025153880
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056573
出願日2024-03-29
発明の名称医療機器
出願人フクダ電子株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類A61M 16/00 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】安全性及び信頼性が向上した医療機器を提供すること。
【解決手段】本開示の医療機器は、患者の気道に送り込む空気流を生成する送風機と、加速度又は姿勢を検出するセンサーと、空気流に付加する水分が貯留された水槽と、センサーにより検出された加速度又は姿勢に基づいて、医療機器の動作を制御する制御部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
患者の気道に送り込む空気流を生成する送風機と、
加速度又は姿勢を検出するセンサーと、
を備える医療機器。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記空気流に付加する水分が貯留された水槽と、
前記センサーにより検出された検出結果に基づいて、前記医療機器の動作を制御する制御部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項3】
前記制御部は、前記検出結果に基づいて、前記医療機器が転倒したか否かを判定し、転倒したことを示す判定結果を得た場合に、前記医療機器の全部又は一部の動作を停止させる、
請求項2に記載の医療機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記加速度と、前記水槽の水量とに基づいて、前記医療機器の動作を制御する、
請求項2に記載の医療機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記加速度の検出値が所定値以上であり、かつ、前記水量の検出値が所定値以上の場合に、前記医療機器の全部又は一部の動作を停止させる、
請求項4に記載の医療機器。
【請求項6】
前記制御部が動作を停止させるものには、前記送風機が含まれる、
請求項3又は5に記載の医療機器。
【請求項7】
前記水槽の水を加熱するヒーターを、さらに備え、
前記制御部が動作を停止させるものには、前記ヒーターが含まれる、
請求項3又は5に記載の医療機器。
【請求項8】
前記センサーには加速度センサーが含まれ、前記加速度センサーは前記水槽よりも上方に設けられている、
請求項2に記載の医療機器。
【請求項9】
前記加速度に関わる情報を記憶する記憶部を、さらに備える、
請求項1に記載の医療機器。
【請求項10】
前記加速度に関わる情報を外部に送信する通信部を、さらに備える、
請求項1に記載の医療機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、医療機器に関し、例えば睡眠時無呼吸症候群治療装置などの医療機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
睡眠時無呼吸症候群(SAS;Sleep Apnea Syndrome)は、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)または呼吸が弱くなった状態(低呼吸)が断続的に繰り返される病気である。睡眠時無呼吸症候群の患者は、十分に睡眠がとれず、日中の眠気、集中力低下、居眠り運転での重大事故などを起こしやすくなる。睡眠時無呼吸症候群の患者のほとんどは、閉塞型睡眠時無呼吸(OSA;Obstructive Sleep Apnea)の症状を有している。閉塞型睡眠時無呼吸は、睡眠中の吸気時に筋緊張が低下し上気道が狭くなることで起こる。
【0003】
このような閉塞型睡眠時無呼吸症の患者に対して、持続的気道陽圧(CPAP;Continuous Positive Airway Pressure)療法が施されることがある。CPAP療法は、患者の気道に空気を送り続けて気道を広げることにより、寝ている間の患者の無呼吸を防ぐ治療方法である。
【0004】
従来、CPAP療法を行う装置は、睡眠時無呼吸症候群治療装置或いはCPAP装置と呼ばれている。本明細書では、CPAP療法を行う装置をCPAP装置と呼ぶことにする。CPAP装置は、特許文献1等に記載されている。
【0005】
CPAP装置は、送風機、流量センサー及び制御部等を有し、患者の気道を広げるのに適した空気流を生成できる構成となっている。また、特許文献1にも記載されているように、CPAP装置としては、水槽を有し、患者に送る空気流を加湿することにより、患者の気道が乾燥することを防止するものもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-071739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、CPAP装置が使用される睡眠時には、室内の明かりが消灯され、室内が暗くされることがほとんどである。よって、睡眠前及び起床時には室内が暗いので、患者が誤ってCPAP装置にぶつかってCPAP装置を転倒させてしまう可能性がある。さらに、患者の睡眠時の寝返りなどが原因で、CPAP装置が転倒する可能性もある。
【0008】
しかしながら、従来はそれらへの対策について十分な配慮がなされているとは言えず、安全性及び信頼性の点で不十分な問題があった。
【0009】
本開示は、以上の点を考慮してなされたものであり、安全性及び信頼性が向上した医療機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の医療機器の一つの態様は、
患者の気道に送り込む空気流を生成する送風機と、
加速度又は姿勢を検出するセンサーと、
を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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