特許ウォッチ

公開番号2025153539
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056071
出願日2024-03-29
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類D06F 39/14 20060101AFI20251002BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】本開示は、蓋ロック装置を前面板に取り付けることができる洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示の洗濯機は、本体開口を有する筐体と、前記本体開口を開閉自在に閉塞する開閉蓋と、前記筐体に設けられ、前記開閉蓋が閉じた状態で前記開閉蓋を施錠可能に構成された蓋ロック装置と、前記筐体の前面板に取り付けられた取付用部材と、を備え、前記蓋ロック装置は、前記取付用部材に取り付けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
本体開口を有する筐体と、
前記本体開口を開閉自在に閉塞する開閉蓋と、
前記筐体に設けられ、前記開閉蓋が閉じた状態で前記開閉蓋を施錠可能に構成された蓋ロック装置と、
前記筐体の前面板に取り付けられた取付用部材と、
を備え、
前記蓋ロック装置は、前記取付用部材に取り付けられている、
洗濯機。
続きを表示（約 570 文字）【請求項２】
前記取付用部材は、前記蓋ロック装置が取り付けられる取付部と、前記取付部の両側に設けられ、前記前面板に固定される固定部と、を備え、
前記蓋ロック装置は、前記取付部の後面側に取り付けられている、
請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記前面板から前方に突出する係合部をさらに備え、
前記係合部は、前方に延伸する第１部分と、前記第１部分から前記取付部と反対方向に延伸し、前記前面板との間に間隙を有する第２部分と、を含み、
前記固定部には、前記係合部が挿入される係合用孔が形成され、
前記取付用部材が前記前面板に取り付けられた状態で、前記固定部は、前記前面板と前記第２部分との間に位置する、
請求項２に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記第１部分の少なくとも一方は、前記係合用孔の幅寸法と略同一に形成されている、
請求項３に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記間隙の寸法は、前記固定部の厚み寸法と略同一に形成されている、
請求項３に記載の洗濯機。
【請求項６】
前記前面板の前記蓋ロック装置に対応する位置には、後面側に凹んだホース収容部が形成されている、
請求項１に記載の洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、洗濯機の外郭を形成する筐体と、筐体の内部に設けられた槽と、筐体の前面に形成され、洗濯物を投入する筐体開口と、筐体開口に対して開閉可能に構成された蓋体と、前面に配置され、蓋体が閉じた状態で蓋体を施錠可能に構成された蓋体ロック装置と、を備えた洗濯機を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０４７６６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本開示は、蓋ロック装置を前面板に取り付けることができる洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示における洗濯機は、本体開口を有する筐体と、前記本体開口を開閉自在に閉塞する開閉蓋と、前記筐体に設けられ、前記開閉蓋が閉じた状態で前記開閉蓋を施錠可能に構成された蓋ロック装置と、前記筐体の前面板に取り付けられた取付用部材と、を備え、前記蓋ロック装置は、前記取付用部材に取り付けられている。
【発明の効果】
【０００６】
本開示における洗濯機は、蓋ロック装置を前面板に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
実施の形態１に係る洗濯機の外観を示す斜視図
実施の形態１における洗濯機の前面パネルを取り外した状態を示す斜視図
実施の形態１における洗濯機の筐体を示す斜視図
実施の形態１における前面板を示す斜視図
実施の形態１における前面板を示す正面図
実施の形態１における取付用部材および蓋ロック装置を示す斜視図
実施の形態１における取付用部材および蓋ロック装置を示す正面図
実施の形態１における取付用部材を前面板に取り付ける状態を示す断面図
図５のＣ－Ｃ線における断面図
図５のＡ－Ａ線における断面図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
（本開示の基礎となった知見等）
従来の洗濯機では、蓋ロック装置を筐体の前面板に直接固定するようにしていた。
しかしながら、蓋ロック装置として大型の蓋ロック装置を用いる場合、筐体の前面板の絞り加工などが困難であり、蓋ロック装置を前面板に直接固定することが極めて困難であるという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、蓋ロック装置を前面板に取り付けることができる洗濯機を提供する。
【０００９】
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
【００１０】
（実施の形態１）
以下、図面を用いて、実施の形態１を説明する。なお、実施の形態１では、洗濯機として洗濯機に適用した場合の例について説明する。
［１－１．構成］
［１－１－１．洗濯機の全体構成］
図１は、実施の形態１に係る洗濯機の外観を示す斜視図である。図２は、実施の形態１における洗濯機の開閉蓋を開いた状態を示す斜視図である。図３は、実施の形態１における洗濯機の筐体を示す斜視図である。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許