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公開番号
2025152173
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053951
出願日
2024-03-28
発明の名称
半導体装置及び半導体装置の製造方法
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
H01L
25/07 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体チップに対して複数の接続配線を接続するためのスペースを十分に確保できるようにする。
【解決手段】導電部材(25)は、第1電極(11)又は第2電極(12)に積層して接続される。接続配線(26)は、導電部材(25)と第2配線部材(22)とを接続する。導電部材(25)は、第1方向から見て、導電部材(25)が接続された第1電極(11)又は第2電極(12)よりも第2方向及び第3方向の少なくとも一方に突出するように延びる。接続配線(26)は、第2方向又は第3方向から見て、曲線状に延びる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面(15)と、前記第1面(15)とは反対側の第2面(16)と、を有し、前記第1面(15)に、第1電極(11)と、前記第1電極(11)と間隔をあけて配置された第2電極(12)と、が設けられた半導体チップ(10)と、
導電性を有する板状の部材で構成され、前記第2面(16)側が対向するように前記半導体チップ(10)が載置された第1配線部材(21)と、
導電性を有する板状の部材で構成され、前記第1配線部材(21)に対して、前記第1配線部材(21)の板厚方向と直交する方向に間隔をあけて配置された第2配線部材(22)と、
導電性を有する部材で構成され、前記第1電極(11)又は前記第2電極(12)に積層して接続された導電部材(25)と、
前記導電部材(25)と前記第2配線部材(22)とを接続する接続配線(26)と、を備え、
前記導電部材(25)が前記第1電極(11)又は前記第2電極(12)に積層された方向を第1方向、前記第1方向に直交する方向を第2方向、前記第1方向及び前記第2方向に直交する方向を第3方向とし、
前記導電部材(25)は、前記第1方向から見て、前記導電部材(25)が接続された前記第1電極(11)又は前記第2電極(12)よりも前記第2方向及び前記第3方向の少なくとも一方に突出するように延び、
前記接続配線(26)は、前記第2方向又は前記第3方向から見て、曲線状に延びる
半導体装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1の半導体装置において、
前記半導体チップ(10)は、前記第1配線部材(21)に複数実装され、
前記導電部材(25)は、前記複数の半導体チップ(10)の前記第1電極(11)同士又は前記第2電極(12)同士に跨がって接続される
半導体装置。
【請求項3】
請求項1又は2の半導体装置において、
前記半導体チップ(10)の前記第1面(15)には、前記第1電極(11)及び前記第2電極(12)と間隔をあけて配置された第3電極(13)が設けられ、
前記導電部材(25)は、前記第1電極(11)、前記第2電極(12)、又は前記第3電極(13)に接続されるとともに、前記第1方向から見て、前記導電部材(25)が接続された前記第1電極(11)、前記第2電極(12)、又は前記第3電極(13)よりも前記第2方向及び前記第3方向の少なくとも一方に突出するように延びる
半導体装置。
【請求項4】
請求項1又は2の半導体装置において、
前記半導体チップ(10)の前記第2面(16)には、第3電極(13)が設けられ、
前記第3電極(13)は、前記第1配線部材(21)に接続される
半導体装置。
【請求項5】
請求項1又は2の半導体装置において、
前記導電部材(25)は、前記第1方向から見て、前記第2配線部材(22)に重なり合わないように配置される
半導体装置。
【請求項6】
請求項1又は2の半導体装置において、
前記導電部材(25)は、前記第1方向から見て、前記第1配線部材(21)よりも内側に配置される
半導体装置。
【請求項7】
請求項1又は2の半導体装置において、
前記半導体チップ(10)は、ワイドバンドギャップ半導体である
半導体装置。
【請求項8】
請求項1又は2の半導体装置において、
前記第1配線部材(21)と前記導電部材(25)との間に配置された絶縁性の封止材(36)を備える
半導体装置。
【請求項9】
請求項1又は2の半導体装置において、
前記導電部材(25)は、前記第1方向から見て、前記半導体チップ(10)よりも前記第2方向及び前記第3方向の少なくとも一方に突出するように延びる
半導体装置。
【請求項10】
請求項9の半導体装置において、
前記第1配線部材(21)と前記導電部材(25)との間で前記導電部材(25)を支持する絶縁性のスペーサ部材(40)を備える
半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、接続配線(ワイヤ)の端部を半導体チップ(半導体素子)の電極に接合する一方、接続配線の屈曲部を回路パターンに接合することで、半導体チップと回路パターンとを電気的に接続させた半導体装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2022/163695号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1の発明では、接続配線の端部を、半導体チップの電極に直接接合するようにしている。そのため、半導体チップの小型化に伴って電極の面積が小さくなると、電極上に、複数の接続配線を接続するためのスペースを十分に確保できないという問題がある。
【0005】
本開示の目的は、半導体チップに対して複数の接続配線を接続するためのスペースを十分に確保できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、第1面(15)と、前記第1面(15)とは反対側の第2面(16)と、を有し、前記第1面(15)に、第1電極(11)と、前記第1電極(11)と間隔をあけて配置された第2電極(12)と、が設けられた半導体チップ(10)と、導電性を有する板状の部材で構成され、前記第2面(16)側が対向するように前記半導体チップ(10)が載置された第1配線部材(21)と、導電性を有する板状の部材で構成され、前記第1配線部材(21)に対して、前記第1配線部材(21)の板厚方向と直交する方向に間隔をあけて配置された第2配線部材(22)と、導電性を有する部材で構成され、前記第1電極(11)又は前記第2電極(12)に積層して接続された導電部材(25)と、前記導電部材(25)と前記第2配線部材(22)とを接続する接続配線(26)と、を備え、前記導電部材(25)が前記第1電極(11)又は前記第2電極(12)に積層された方向を第1方向、前記第1方向に直交する方向を第2方向、前記第1方向及び前記第2方向に直交する方向を第3方向とし、前記導電部材(25)は、前記第1方向から見て、前記導電部材(25)が接続された前記第1電極(11)又は前記第2電極(12)よりも前記第2方向及び前記第3方向の少なくとも一方に突出するように延び、前記接続配線(26)は、前記第2方向又は前記第3方向から見て、曲線状に延びる半導体装置である。
【0007】
第1の態様では、導電部材(25)における、第1電極(11)又は第2電極(12)よりも第2方向及び第3方向の少なくとも一方に突出する位置に、接続配線(26)を接続するためのスペースを確保することができる。
【0008】
本開示の第2の態様は、第1の態様の半導体装置において、前記半導体チップ(10)は、前記第1配線部材(21)に複数実装され、前記導電部材(25)は、前記複数の半導体チップ(10)の前記第1電極(11)同士又は前記第2電極(12)同士に跨がって接続される。
【0009】
第2の態様では、1つの導電部材(25)によって、複数の半導体チップ(10)の第1電極(11)同士又は第2電極(12)同士をまとめて接続することで、複数の半導体チップ(10)のそれぞれに導電部材(25)を接続した場合に比べて、接続配線(26)を接続する工数を低減することができる。
【0010】
本開示の第3の態様は、第1又は2の態様の半導体装置において、前記半導体チップ(10)の前記第1面(15)には、前記第1電極(11)及び前記第2電極(12)と間隔をあけて配置された第3電極(13)が設けられ、前記導電部材(25)は、前記第1電極(11)、前記第2電極(12)、又は前記第3電極(13)に接続されるとともに、前記第1方向から見て、前記導電部材(25)が接続された前記第1電極(11)、前記第2電極(12)、又は前記第3電極(13)よりも前記第2方向及び前記第3方向の少なくとも一方に突出するように延びる。
(【0011】以降は省略されています)
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