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公開番号2025151782
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053372
出願日2024-03-28
発明の名称投射型表示装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20251002BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示ムラを抑える。
【解決手段】映像データを構成する画素データで指定される階調レベルに対応したデータ信号を単位期間f-1~f-4毎にパネル画素に供給し、光路シフト素子に対し、光路のシフトを単位期間f-1~f-4毎に制御する。光路シフト素子は、単位期間f-1~f-4のうち、例えば単位期間f-4からf-1までにおいて、投射画素の並ぶ左右または上下方向のうち、例えば上下方向においてパネル画素の1.0画素以上で光路をシフトさせる。また、光路がシフトする期間の一部または全部において、光源を消灯または減光させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
光を射出する光源と、
前記光源から射出された光が入射するパネル画素を有する液晶パネルと、
前記パネル画素からの投射光の光路をシフトして投射画素として投射する光路シフト素子と、
前記投射画素の位置を、1フレーム期間に含まれる、第1単位期間から第k(kは2以上の整数)単位期間までのk個の単位期間毎に変化させるように前記投射光の光路をシフトする光路シフト素子と、
前記光源と、前記液晶パネルと、前記光路シフト素子と、を制御する表示制御回路と、
を含み、
前記表示制御回路は、
映像データを構成する画素データで指定される階調レベルに対応したデータ信号を前記単位期間毎に前記パネル画素に供給し、
前記光路シフト素子に対し、前記光路のシフトを前記単位期間毎に制御し、
前記光路シフト素子は、前記単位期間のうち少なくとも1つの単位期間に前記投射光の光路を、前記投射画素の位置が前記投射画素の並ぶ第1方向、または、第2方向の少なくとも一方の方向においてパネル画素で1画素以上、前記光路をシフトさせ、
前記光路がシフトする期間の一部または全部において、前記光源を消灯または減光させる
投射型表示装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記光源は、
LEDまたはレーザーの光源である
請求項1に記載の投射型表示装置。
【請求項3】
前記k個の単位期間毎における光路のシフト量には、第1シフト量と、前記第1シフト量とは異なる第2シフト量とが含まれる
請求項1に記載の投射型表示装置。
【請求項4】
前記k個の単位期間毎における光路のシフト量は、すべて同一である
請求項1に記載の投射型表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、投射型表示装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
スクリーン等に、液晶パネルなどにより作成された画像光を投射する投射型表示装置において、光路シフト素子によって解像度を擬似的に高める技術が知られている。詳細には、投射型表示装置では、1フレーム期間が複数の単位期間に分けられ、液晶パネルにおける1つのパネル画素の投射位置が、当該複数の単位期間毎にシフトされて、各単位期間において、映像画素データで指定された階調レベルを個別に表現する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-139968号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記技術では、1フレーム期間でみた場合に、投射位置のシフトに起因する表示ムラが視認され、表示品位が低下する、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る投射型表示装置は、光を射出する光源と、前記光源から射出された光が入射するパネル画素を有する液晶パネルと、前記パネル画素からの投射光の光路をシフトして投射画素として投射する光路シフト素子と、前記投射画素の位置を、1フレーム期間に含まれる、第1単位期間から第k(kは2以上の整数)単位期間までのk個の単位期間毎に変化させるように前記投射光の光路をシフトする光路シフト素子と、前記光源と、前記液晶パネルと、前記光路シフト素子と、を制御する表示制御回路と、を含み、前記表示制御回路は、映像データを構成する画素データで指定される階調レベルに対応したデータ信号を前記単位期間毎に前記パネル画素に供給し、前記光路シフト素子に対し、前記光路のシフトを前記単位期間毎に制御し、前記光路シフト素子は、前記単位期間のうち少なくとも1つの単位期間に前記投射光の光路を、前記投射画素の位置が前記投射画素の並ぶ第1方向、または、第2方向の少なくとも一方の方向においてパネル画素で1画素以上、前記光路をシフトさせ、前記光路がシフトする期間の一部または全部において、前記光源を消灯または減光させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る投射型表示装置を示す図である。
第1投射型表示装置の構成を示すブロック図である。
投射型表示装置における映像画素の配列とパネル画素との配列との関係を示す図である。
投射型表示装置における1フレーム期間と単位期間との関係を示す図である。
1フレーム期間における投射位置を示す図である。
光路シフト素子およびランプユニットへの制御信号を示す図である。
投射型表示装置における液晶パネルの構成を示す斜視図である。
液晶パネルの構造を示す断面図である。
液晶パネルの電気的な構成を示すブロック図である。
液晶パネルにおける画素回路の構成を示す図である。
1フレーム期間における映像画素とパネル画素と投射位置との関係を示す図である。
第2実施形態に係る投射型表示装置の1フレーム期間における投射位置を示す図である。
光路シフト素子およびランプユニットへの制御信号を示す図である。
第3実施形態に係る投射型表示装置における2フレーム期間と単位期間との関係を示す図である。
投射型表示装置の投射位置を示す図である。
光路シフト素子およびランプユニットへの制御信号を示す図である。
第4実施形態に係る投射型表示装置の投射位置を示す図である。
光路シフト素子およびランプユニットへの制御信号を示す図である。
比較例に係る投射型表示装置の投射位置を示す図である。
比較例における表示品位の低下を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態に係る投射型表示装置について図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法および縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0008】
図1は、第1実施形態に係る投射型表示装置1の光学的な構成を示す図である。図に示されるように、投射型表示装置1は、液晶パネル100R、100Gおよび100Bを含む。投射型表示装置1の内部には、ランプユニット2102、および、3枚のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108が設けられる。
ランプユニット2102は、LEDまたはレーザーの光源によって白色光を射出する。
ランプユニット2102から射出された白色光は、2枚のダイクロイックミラー2108によって、赤(R)、緑(G)および青(B)の3原色に分離される。
このうち、Rの光は液晶パネル100Rに、Gの光は液晶パネル100Gに、Bの光は液晶パネル100Bに、それぞれ入射する。
【0009】
なお、Bの光路は、Rの光路およびGの光路と比較して長いので、Bの光路での損失を防ぐ必要がある。このため、Bの光路には、入射レンズ2122、リレーレンズ2123および出射レンズ2124からなるリレーレンズ系2121が設けられる。
【0010】
液晶パネル100Rは、後述するように複数の画素回路を有する。複数の画素回路の各々は、それぞれ液晶素子を含む。液晶パネル100Rの液晶素子は、Rに対応するデータ信号に基づいて駆動されて、当該データ信号の電圧に応じた透過率となる。
このため、Rに対応するデータ信号に基づいて液晶素子の透過率を個別に制御することによって、液晶パネル100RではRの透過像が生成される。同様に、液晶パネル100Gでは、Gに対応するデータ信号に基づいてGの透過像が生成され、液晶パネル100Bでは、Bに対応するデータ信号に基づいてBの透過像が生成される。
(【0011】以降は省略されています)

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