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公開番号2025148389
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2025113010,2023578607
出願日2025-07-03,2023-02-01
発明の名称通信方法、ユーザ装置、プロセッサ、プログラム及びシステム
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人キュリーズ
主分類H04W 36/24 20090101AFI20250930BHJP(電気通信技術)
要約【課題】条件付きハンドオーバ(CHO)及びCPAC(条件付きプライマリ・セカンダリセル変更、条件付きプライマリ・セカンダリセル追加)を同時に実施することを可能とする通信方法、ユーザ装置及び基地局を提供する。
【解決手段】通信方法において、ユーザ装置がマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)と通信する通信方法であって、MCGを管理するマスタノードが、ターゲットMCGへのCHOを行うためのターゲットMCG設定と、ターゲットMCGと対応付けられた複数のSCG候補のそれぞれのSCG候補設定と、を含む無線リソース制御(RRC)メッセージをユーザ装置に送信するステップと、ユーザ装置が、RRCメッセージを受信するステップと、ユーザ装置が、CHOにおける実行条件が満たされた場合、複数のSCG候補の中からいずれかのSCG候補をターゲットSCGとして選択するステップと、を有する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザ装置がマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)と通信する通信方法であって、
前記マスタセルグループ(MCG)を管理するマスタノードが、ターゲットMCGへの条件付きハンドオーバ(CHO)を行うためのターゲットMCG設定と、前記ターゲットMCGと対応付けられた候補SCGのSCG設定と、前記ターゲットMCGにおけるプライマリセル(PCell)のための実行条件を示す条件情報と、前記候補SCGにおけるプライマリセル(PSCell)のための実行条件を示す条件情報と、を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを前記ユーザ装置に送信することと、
前記ユーザ装置が、前記RRCメッセージを受信することと、
前記ユーザ装置が、前記RRCメッセージに基づいて、PSCell追加・変更を伴うPCell変更を実行することと、を有
する
通信方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
マスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)と通信するユーザ装置であって、
前記マスタセルグループ(MCG)を管理するマスタノードから、ターゲットMCGへの条件付きハンドオーバ(CHO)を行うためのターゲットMCG設定と、前記ターゲットMCGと対応付けられた候補SCGのSCG設定と、前記ターゲットMCGにおけるプライマリセル(PCell)のための実行条件を示す条件情報と、前記候補SCGにおけるプライマリセル(PSCell)のための実行条件を示す条件情報と、を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信する受信部と、
前記RRCメッセージに基づいて、PSCell追加・変更を伴うPCell変更を実行することと、を実行する制御部と、を備え

ユーザ装置。
【請求項3】
マスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)と通信するユーザ装置を制御するプロセッサであって、
前記マスタセルグループ(MCG)を管理するマスタノードから、ターゲットMCGへの条件付きハンドオーバ(CHO)を行うためのターゲットMCG設定と、前記ターゲットMCGと対応付けられた候補SCGのSCG設定と、前記ターゲットMCGにおけるプライマリセル(PCell)のための実行条件を示す条件情報と、前記候補SCGにおけるプライマリセル(PSCell)のための実行条件を示す条件情報と、を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信する処理と、
前記RRCメッセージに基づいて、PSCell追加・変更を伴うPCell変更を実行する処理と、を実行
する
プロセッサ。
【請求項4】
マスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)と通信するユーザ装置を制御するプログラムであって、
前記マスタセルグループ(MCG)を管理するマスタノードから、ターゲットMCGへの条件付きハンドオーバ(CHO)を行うためのターゲットMCG設定と、前記ターゲットMCGと対応付けられた候補SCGのSCG設定と、前記ターゲットMCGにおけるプライマリセル(PCell)のための実行条件を示す条件情報と、前記候補SCGにおけるプライマリセル(PSCell)のための実行条件を示す条件情報と、を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信する処理と、
前記RRCメッセージに基づいて、PSCell追加・変更を伴うPCell変更を実行する処理と、を、前記ユーザ装置に実行さ
せる
プログラム。
【請求項5】
請求項2に記載のユーザ装置及びマスタノードを含むシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信方法、ユーザ装置、及び基地局に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(Third Generation Partnership Project)の技術仕様において、条件付きハンドオーバ(CHO:Conditional Handover)及び条件付きプライマリ・セカンダリセル変更(CPC:Conditional PSCell Change)の仕様が策定されている。また、3GPPにおいて、条件付きプライマリ・セカンダリセル追加(CPA:Conditional PSCell Addition)及びセカンダリノード間(Inter-SN)CPCの仕様策定について議論されている。なお、CPC及びCPAはCPACと総称されることがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP技術仕様書:TS38.300 V16.8.0 (2021-12)
【発明の概要】
【0004】
本開示は、CHO及びCPACを同時に実施することを可能とする通信方法、ユーザ装置、及び基地局を提供する。
【0005】
第1の態様に係る通信方法は、ユーザ装置がマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)と通信する通信方法であって、前記マスタセルグループ(MCG)を管理するマスタノードが、ターゲットMCGへの条件付きハンドオーバ(CHO)を行うためのターゲットMCG設定と、前記ターゲットMCGと対応付けられた複数のSCG候補のそれぞれのSCG候補設定と、を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを前記ユーザ装置に送信するステップと、前記ユーザ装置が、前記RRCメッセージを受信するステップと、前記ユーザ装置が、前記CHOにおける実行条件が満たされた場合、前記複数のSCG候補の中からいずれかのSCG候補をターゲットSCGとして選択するステップと、を有する。
【0006】
第2の態様に係るユーザ装置は、マスタセルグループ(MCG)及びセカンダリセルグループ(SCG)と通信するユーザ装置であって、前記マスタセルグループ(MCG)を管理するマスタノードから、ターゲットMCGへの条件付きハンドオーバ(CHO)を行うためのターゲットMCG設定と、前記ターゲットMCGと対応付けられた複数のSCG候補のそれぞれのSCG候補設定とを含む無線リソース制御(RRC)メッセージを受信する受信部と、前記CHOにおける実行条件が満たされた場合、前記複数のSCG候補の中からいずれかのSCG候補をターゲットSCGとして選択する制御部と、を備える。
【0007】
第3の態様に係る基地局は、ユーザ装置が用いるマスタセルグループ(MCG)を管理するマスタノードとして動作する基地局であって、ターゲットMCGへの条件付きハンドオーバ(CHO)を行うためのターゲットMCG設定と、前記ターゲットMCGと対応付けられた複数のセカンダリセルグループ(SCG)候補のそれぞれのSCG候補設定と、を含む無線リソース制御(RRC)メッセージを前記ユーザ装置に送信する送信部を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。
実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成を示す図である。
実施形態に係るgNB(基地局)の構成を示す図である。
データを取り扱うユーザプレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
シグナリング(制御信号)を取り扱う制御プレーンの無線インターフェイスのプロトコルスタックの構成を示す図である。
実施形態に係るDCの概要を説明するための図である。
実施形態に係るCHOを説明するための図である。
実施形態に係るCPCを説明するための図である。
実施形態に係るCPAを説明するための図である。
実施形態に係るCHO及びCPCの同時実施に係る動作を説明するための図である。
実施形態に係るCHO及びCPAの同時実施に係る動作を説明するための図である。
実施形態に係るRRCメッセージの構成例1を示す図である。
実施形態に係るRRCメッセージの構成例2を示す図である。
実施形態に係るUEの動作フローの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
(1)移動通信システムの構成
まず、実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。移動通信システム1は、3GPP規格の第5世代システム(5GS:5th Generation System)に準拠する。以下において、5GSを例に挙げて説明するが、移動通信システムにはLTE(Long Term Evolution)システムが少なくとも部分的に適用されてもよいし、第6世代(6G)システムが少なくとも部分的に適用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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