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公開番号2025147834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024048283
出願日2024-03-25
発明の名称液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置。
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250930BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 設計自由度が向上した液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【解決手段】 液体を吐出するための吐出素子基板1と、前記吐出素子基板から吐出される液体を貯留し、前記液体の圧力を調整する圧力調整手段4と、前記吐出素子基板と前記圧力調整手段とを流体接続し、前記吐出素子基板を支持する支持部材3と、を備える吐出ユニット10を複数備える液体吐出ヘッド100であって、前記複数の吐出ユニットが並列していることを特徴とする液体吐出ヘッド。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出するための吐出素子基板と、
前記吐出素子基板から吐出される液体を貯留し、前記液体の圧力を調整する圧力調整手段と、
前記吐出素子基板と前記圧力調整手段とを流体接続し、前記吐出素子基板を支持する支持部材と、
を備える吐出ユニットを複数備える液体吐出ヘッドであって、
前記複数の吐出ユニットが並列していることを特徴とする液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記圧力調整手段は、バルブ室と、圧力制御室と、前記バルブ室と前記圧力制御室とを連通させる開口と、前記開口を開閉可能に構成されたバルブとを有し、
前記圧力制御室は、
変位可能に構成された可撓性部材により一部の面が構成され、
前記可撓性部材と連動して変位可能な圧力板と、
前記圧力板を前記圧力制御室の容積が大きくなる方向に付勢する付勢部材と、を有し、
前記圧力板及び前記可撓性部材の変位に応じて前記バルブを開閉可能に構成されている、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記複数の吐出ユニットを一体的に固定する固定部材を有する、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記液体吐出ヘッドの外部から電力を受給するための電気配線基板を有し、
前記複数の吐出ユニットのそれぞれは、前記電気配線基板と電気接続するための電気接続部材を有し、
前記電気配線基板から前記複数の吐出ユニットのそれぞれの前記吐出素子基板に、前記電気接続部材を介して電力が供給される、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記複数の吐出ユニットを一体的に固定する固定部材を有し、
前記電気配線基板は、前記固定部材に組付けられている、請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記複数の吐出ユニットは第1の方向に並列され、
前記複数の吐出ユニットのそれぞれの前記吐出素子基板は、液体を吐出する吐出口列を有し、
それぞれの前記吐出口列は、前記第1の方向と交差する第2の方向に延在している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記複数の吐出ユニットのそれぞれは、前記第1の方向から見たときに、重複する領域を有している、請求項6に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記複数の吐出ユニットのそれぞれの前記吐出素子基板は、液体を吐出する吐出口列を有し、
前記複数の吐出ユニットは、前記吐出口列の延在する方向に並列している、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記圧力調整手段は、前記吐出ユニットの内部で液体を循環するための循環ポンプを有する、請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記圧力調整手段は、前記吐出ユニットの内部で液体を循環するための循環ポンプを有し、
前記循環ポンプは、前記電気配線基板から電力が供給される、請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置には液体を吐出するための液体吐出ヘッドが搭載され、液体吐出装置は液体を吐出することで所望の目的を達成する。例えば、インクジェット記録装置では、液体吐出ヘッドであるインクジェット記録ヘッドがキャリッジに搭載され、インクジェット記録ヘッドが備える吐出素子基板からインクを吐出することで、記録媒体に画像や文字等の記録を行う。液体吐出ヘッドは、液体を吐出するための吐出素子基板と、液体を貯留する液体貯留部材と、吐出素子基板と液体貯留部材とを流体接続し、吐出素子基板を支持する支持部材と、を備えている。複数の吐出素子基板を並列配置することで、ノズル列の多列化を図ることや、千鳥配置することで見かけ上のノズル列を長尺化する構成が提案されている。
【0003】
特許文献1には、複数の液体流路が一体となった一つの支持部材に対して複数の吐出素子基板を設け、ノズル列の多列化を達成した液体吐出ヘッドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-20031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
液体吐出ヘッドを製造するにあたっては、多品種への展開性を考慮し、できる限り自由度を持った設計をすることが望ましい。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、吐出素子基板の枚数や配置を変更した新たな液体吐出ヘッドを製造するためには、変更後の吐出素子基板の枚数に適合した支持部材や液体貯留部材が必要となる。すなわち、各部品の展開性が低くなる。さらには、仮に一部分でも部品が故障した場合には、一体部品を用いているため故障していない部分を含めて交換する必要が生じる懸念がある。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑み、設計自由度が向上した液体吐出ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の液体吐出ヘッドは、液体を吐出するための吐出素子基板と、前記吐出素子基板から吐出される液体を貯留し、前記液体の圧力を調整する圧力調整手段と、前記吐出素子基板と前記圧力調整手段とを流体接続し、前記吐出素子基板を支持する支持部材と、を備える吐出ユニットを複数備える液体吐出ヘッドであって、前記複数の吐出ユニットが並列していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、設計自由度が向上した液体吐出ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
液体吐出ユニットおよび液体吐出ヘッドの斜視図。
圧力調整手段の概略図。
固定部材を備えた液体吐出ヘッドの斜視図。
電気配線基板を備えた液体吐出ヘッドの斜視図。
液体吐出ヘッドの底面図。
液体吐出ヘッドの底面図。
液体吐出ヘッドの底面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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