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公開番号
2025147507
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024047780
出願日
2024-03-25
発明の名称
除毛剤組成物
出願人
株式会社マンダム
代理人
弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類
A61K
8/46 20060101AFI20250930BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】皮膚刺激を抑制することができ、かつ、乳化安定性及び除毛力を高めることができる除毛剤組成物を提供する。
【解決手段】本発明の除毛剤組成物は、チオグリコール酸及び/又はその塩(成分A)と、HLB値が10以上であり、かつエチレンオキシドの平均付加モル数が100未満であるポリオキシエチレンセチルエーテル(成分B)と、HLB値が10以上であり、かつアルキル基の炭素数が18以上であるポリオキシエチレンアルキルエーテル(成分C)と、HLB値が7以上、10未満であり、かつアルキル基が直鎖であるポリオキシエチレンアルキルエーテル(成分D)とを含み、前記成分Aのチオグリコール酸構造換算での含有量が、2.0質量%~5.0質量%であり、カルシウムイオンの質量モル濃度が、0.2mol/kg~0.9mol/kgであり、アルカリ金属イオンの質量モル濃度が、0.2mol/kg~0.6mol/kgである。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dとを含み、
前記成分Aのチオグリコール酸構造換算での含有量が、2.0質量%以上、5.0質量%以下であり、
カルシウムイオンの質量モル濃度が、0.2mol/kg以上、0.9mol/kg以下であり、
アルカリ金属イオンの質量モル濃度が、0.2mol/kg以上、0.6mol/kg以下である、除毛剤組成物。
成分A:チオグリコール酸及び/又はその塩
成分B:HLB値が10以上であり、かつエチレンオキシドの平均付加モル数が100未満であるポリオキシエチレンセチルエーテル
成分C:HLB値が10以上であり、かつアルキル基の炭素数が18以上であるポリオキシエチレンアルキルエーテル
成分D:HLB値が7以上、10未満であり、かつアルキル基が直鎖であるポリオキシエチレンアルキルエーテル
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記成分Bの含有量が、1.0質量%以上、7.5質量%以下であり、
前記成分Cの含有量が、1.0質量%以上、7.5質量%以下であり、
前記成分Dの含有量が、0.1質量%以上、0.9質量%以下であり、
前記成分Bと前記成分Cとの合計含有量が、2.0質量%以上、8.5質量%以下であり、
前記成分Bの含有量の、前記成分Bと前記成分Cとの合計含有量に対する質量比が、0.2以上、0.7以下である、請求項1に記載の除毛剤組成物。
【請求項3】
下記成分Eと、下記成分Fとを含み、
前記成分Eの含有量が、5.0質量%以上、15.0質量%以下であり、
前記成分Fの含有量が、3.0質量%以上、12.5質量%以下である、請求項1又は2に記載の除毛剤組成物。
成分E:25℃で固体の油剤
成分F:25℃で液状の油剤
【請求項4】
pHが11.0以上、13.0以下である、請求項1又は2に記載の除毛剤組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、除毛剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
チオグリコール酸及び/又はその塩を除毛成分として含む除毛剤組成物が広く用いられている。この除毛剤組成物では、チオグリコール酸及び/又はその塩が、体毛を構成するケラチンのジスルフィド結合を還元することにより、除毛効果が発揮される。
【0003】
上記除毛剤組成物は、一般的に、乳化剤を用いて、除毛成分、油性成分及び水を乳化させることによって製造される。
【0004】
下記の特許文献1には、チオグリコール酸又はチオグリコール酸塩と、シリコーン油とを含む除毛剤が開示されている。
【0005】
下記の特許文献2には、チオグリコール酸と、水酸化ナトリウムと、水酸化カルシウムと、HLBが13以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルと、セチルアルコール、ステアリルアルコール、流動パラフィン及び固形パラフィンからなる群より選択された油性物質と、水とを含むクリーム状除毛剤組成物が開示されている。このクリーム状除毛剤組成物では、上述した各成分が特定の含有量で含まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-246372号公報
特開平5-170624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
除毛剤組成物は、通常、以下の手順で用いられる。(1)体毛の生えた皮膚表面に除毛剤組成物を塗布する。(2)皮膚表面に除毛剤組成物が付着した状態で数分~数十分間程度放置する。(3)除毛剤組成物を洗い流す。
【0008】
しかしながら、従来の除毛剤組成物では、チオグリコール酸及び/又はその塩が比較的多く含まれていたり、アルカリ剤が比較的多く含まれていたりするため、皮膚刺激が強い。そのため、従来の除毛剤組成物では、使用時及び洗浄後に痛みや痒みを感じたり、洗浄後の皮膚に赤みが強く生じたりすることがある。
【0009】
皮膚刺激を抑制するために、チオグリコール酸及び/又はその塩の含有量を単に少なくしたり、アルカリ剤の含有量を単に少なくしたりした場合には、除毛力が低下する。
【0010】
したがって、従来の除毛剤組成物では、皮膚刺激を抑制することと、除毛力を高めることとを両立させることは困難である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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