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公開番号
2025145827
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046278
出願日
2024-03-22
発明の名称
方法および磁気ディスク装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G11B
20/10 20060101AFI20250926BHJP(情報記憶)
要約
【課題】記録品質を向上させることができる方法および磁気ディスク装置を提供すること。
【解決手段】方法は、取得することと、計算することと、選択することと、アサインすることと、を含む。取得することは、磁気ディスクの第1記憶領域に含まれる第1複数のセクタの記録品質に関連する品質検査の結果を取得することである。計算することは、第1記憶領域の設定容量および第1記憶領域の記録密度の設定値に基づき、第1記憶領域の実容量から設定容量を減算して得られる容量に対応したセクタの数である第1数を計算することである。選択することは、結果に基づいて第1複数のセクタのうちの第2数のセクタを選択することである。アサインすることは、第1複数のセクタのうちの第2数のセクタに含まれない設定容量に対応した数のセクタの群に対し、ホストが使用可能なアドレスをアサインすることである。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
磁気ディスク装置に備えられる磁気ディスクの第1記憶領域に含まれる第1複数のセクタの記録品質に関連する品質検査の結果を取得することと、前記第1記憶領域にはSMR(Shingled Magnetic Recording)の方式でデータがライトされる第1複数のトラックを含み、前記第1複数のトラックのそれぞれに前記第1複数のセクタのうちのそれぞれ異なる複数のセクタが設けられ、
前記第1記憶領域の設定容量および前記第1記憶領域の記録密度の設定値に基づき、前記第1記憶領域の実容量から前記設定容量を減算して得られる容量に対応したセクタの数である第1数を計算することと、
前記結果に基づいて前記第1複数のセクタのうちの第2数のセクタを選択することと、前記第2数は0より大きくかつ前記第1数以下の数であり、
前記第1複数のセクタのうちの前記第2数のセクタに含まれない前記設定容量に対応した数のセクタの群に対し、前記磁気ディスク装置に接続されるホストが使用可能なアドレスをアサインすることと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記結果は、前記第1複数のセクタの全てのセクタの品質検査の結果であり、
前記選択することは、前記第1複数のセクタのうちの記録品質が最も低い前記第2数のセクタを選択することである、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記磁気ディスクには、前記第1複数のトラックを含む第2複数のトラックが設けられ、
前記結果は、前記第2複数のトラックのうちの一に含まれる複数のセクタである第2複数のセクタの品質検査の結果であり、
前記選択することは、前記第2複数のセクタのうちの記録品質が最も低いセクタを含む前記磁気ディスクの径方向に延びる部分領域に含まれる前記第2数のセクタを選択することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1複数のトラックに対する前記SMRの方式でのデータのライトの方向が、前記第1複数のトラックのうちの前記第1記憶領域の径方向における一端に最も近いトラックである第1トラックから前記第1複数のトラックのうちの前記第1記憶領域の径方向における他端に最も近いトラックである第2トラックの方向に設定され、
前記選択することは、第3複数のセクタのうちから前記第2数のセクタを選択することであり、
前記第3複数のセクタは、前記第1トラックから第3トラックまでの第3複数のトラックに含まれるセクタの群であり、
前記第3トラックは、前記第1複数のトラックのうちの前記第2トラックに隣接するトラックである、
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記第1数から0より大きい設定数を減算することで前記第2数を取得すること、
をさらに含む請求項1から請求項3の何れか一項に記載の方法。
【請求項6】
それぞれ複数のセクタが設けられた複数の第1トラックのうちの複数の第2トラックを含む第1記憶領域と、前記複数の第1トラックのうちの前記複数の第2トラックと異なる複数の第3トラックを含む第2記憶領域と、が設けられた磁気ディスクと、
磁気ヘッドと、
前記複数の第2トラックに対して前記磁気ヘッドを用いてSMRの方式でデータをライトし、前記複数の第3トラックに対して前記磁気ヘッドを用いて前記SMRの方式でデータをライトするコントローラと、
を備え、
前記複数の第2トラックに対する前記SMRの方式でのライト動作において最後にデータがライトされる第2トラックに含まれるホストが使用可能なアドレスがアサインされていないセクタの数が、前記複数の第3トラックに対する前記SMRの方式でのライト動作において最後にデータがライトされる第3トラックに含まれる前記ホストが使用可能なアドレスがアサインされていないセクタの数と、一致する、
磁気ディスク装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本実施形態は、方法および磁気ディスク装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、磁気ディスク装置において、SMR(Shingled Magnetic Recording)と称される記録方式が知られている。SMRによれば、トラックピッチをライトヘッドの幅よりも狭くすることができ、これによって記録密度を向上させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2016/0012849号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
磁気ディスク装置に関しては、記録密度を向上させることのみならず、記録品質を向上させることが要望される。
【0005】
一つの実施形態は、記録品質を向上させることができる方法および磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一つの実施形態によれば、方法は、取得することと、計算することと、選択することと、アサインすることと、を含む。取得することは、磁気ディスク装置に備えられる磁気ディスクの第1記憶領域に含まれる第1複数のセクタの記録品質に関連する品質検査の結果を取得することである。第1記憶領域にはSMR(Shingled Magnetic Recording)の方式でデータがライトされる第1複数のトラックを含む。第1複数のトラックのそれぞれに第1複数のセクタのうちのそれぞれ異なる複数のセクタが設けられる。計算することは、第1記憶領域の設定容量および第1記憶領域の記録密度の設定値に基づき、第1記憶領域の実容量から設定容量を減算して得られる容量に対応したセクタの数である第1数を計算することである。選択することは、結果に基づいて第1複数のセクタのうちの第2数のセクタを選択することである。第2数は0より大きくかつ第1数以下の数である。アサインすることは、第1複数のセクタのうちの第2数のセクタに含まれない設定容量に対応した数のセクタの群に対し、磁気ディスク装置に接続されるホストが使用可能なアドレスをアサインすることである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施形態の磁気ディスク装置の構成の一例を示す図である。
図2は、第1の実施形態にかかる磁気ディスクの構成の一例を示す図である。
図3は、第1の実施形態のSMRを説明するための図である。
図4は、第1の実施形態のCMRを説明するための図である。
図5は、第1の実施形態の磁気ディスクに設けられた複数のバンド領域の例を示す図である。
図6は、第1の実施形態の磁気ディスクに設けられた複数のバンド領域の例を示す別の図である。
図7は、第1の実施形態の各バンド領域におけるトラックの設定の一例を示す図である。
図8は、第1の実施形態のバンド領域の実容量と設定容量との関係の一例を説明するための図である。
図9は、第1の実施形態の磁気ディスク装置によってLBAがアサインされる領域を説明するための図である。
図10は、第1の実施形態の検査装置を説明するための図である。
図11は、第1の実施形態の検査装置による品質検査の動作の一例を示すフローチャートである。
図12は、第1の実施形態の磁気ディスク装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図13は、第2の実施形態の検査装置による品質検査の動作の一例を示すフローチャートである。
図14は、第2の実施形態の磁気ディスク装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図15は、第2の実施形態の磁気ディスク装置によってLBAがアサインされる領域を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる方法および磁気ディスク装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の磁気ディスク装置1の構成の一例を示す図である。
【0010】
磁気ディスク装置1は、ホスト2に接続される。磁気ディスク装置1は、ホスト2から、アクセスコマンドを受信することができる。アクセスコマンドは、ライトコマンドおよびリードコマンドを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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