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公開番号
2025144857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044744
出願日
2024-03-21
発明の名称
アンカー剤、印刷物、包材
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
175/04 20060101AFI20250926BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】 重ね刷りするインキの種類を問わず、UVオフセットインキ、グラビアインキのどちらのインキでも重ね刷りができ、更に、接着性を向上させることができるアンカー剤を提供することを課題とする。
【解決手段】 バインダー樹脂を含有し、バインダー樹脂は、ウレタン樹脂とポリエステル樹脂の両方、またはウレタン変性ポリエステル樹脂を含有するアンカー剤、、アンカー剤によって形成された層を有する印刷物、及びアンカー剤を有する印刷物を用いた包材である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
バインダー樹脂を含有し、
前記バインダー樹脂は、ウレタン樹脂とポリエステル樹脂の両方、またはウレタン変性ポリエステル樹脂を含有するアンカー剤。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
更に硝化綿樹脂を含有する
請求項1に記載のアンカー剤。
【請求項3】
前記ウレタン変性ポリエステル樹脂の分子量は1万~4万である
請求項1又は2に記載のアンカー剤。
【請求項4】
前記ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂及びウレタン変性ポリエステル樹脂を含有する
請求項1又は2に記載のアンカー剤。
【請求項5】
更に、ワックスを含有する
請求項1又は2に記載のアンカー剤。
【請求項6】
更に、芳香族系溶剤、ケトン系溶剤、エステル系溶剤、及びアルコール系溶剤からなる群から選択される少なくとも一種の溶剤を含有する、
請求項1又は2に記載のアンカー剤。
【請求項7】
塩素系樹脂を含有しない
請求項1又は2に記載のアンカー剤。
【請求項8】
金属箔又は金属蒸着膜用に使用される
請求項1又は2に記載のアンカー剤。
【請求項9】
金属箔又は表面に金属蒸着膜を有する基材と、該基材の上に設けられたアンカー層と、該アンカー層の上に設けられた印刷層を有し、
前記アンカー層は請求項1又は2に記載のアンカー剤によって形成された層である印刷物。
【請求項10】
請求項9に記載の印刷物を使用したラベル又は包材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンカー剤、アンカー剤によって形成された層を有する印刷物、印刷物を用いた包材に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
金属や金属箔、または基材に接着剤を介してアルミ箔が設けられた構成や蒸着膜等、金属表面にインキ層を印刷する場合、インキの接着性を高めるためにアンカー剤を印刷し、その上にインキ層の重ね刷りがされている。アンカー剤には、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂等が使用されている(特許文献1参照)。
【0003】
印刷インキ用のアンカー剤は、その上に設けられる印刷インキの種類に応じて、例えばグラビアインキ対応品、オフセットインキ対応品のように種々のアンカー剤が使用されている。
【0004】
しかし、グラビアインキやオフセットインキのように種類の違う2種類のインキに対して共通して使用できるアンカー剤が無く、使い分けをしていることから、印刷現場での作業効率を阻害している問題がある。また現行のアンカー剤では基材に対する接着性が悪くなるケースもあることから、接着性の向上が求められている。
【0005】
更に、アンカー剤には塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体が広く使用されているが、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体は環境負荷物質の発生要因ともなる。近年は包材のリサイクル性の需要が高まっているが、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体は、以下の(a)及び(b)の理由からパッケージのリサイクルを阻害する物質として懸念されている。
【0006】
(a)塩化ビニル等の塩素系樹脂は、リサイクルの熱分解工程において塩化水素が脱離し塩酸が発生することにより機器又は配管の腐食原因となりうる。
【0007】
(b)廃棄物を焼却した際に生じるエネルギーを再利用するサーマルリサイクルにおおいて、塩素系樹脂を焼却するとダイオキシン等の環境ホルモンが排出されうる。
【0008】
そのため、塩素系樹脂を含まない環境対応型アンカー剤の開発が求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2006-267819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、従来技術の問題を解決し、重ね刷りするインキの種類を問わず、UVオフセットインキ、グラビアインキのどちらのインキでも重ね刷りができ、更に、接着性を向上させることができるアンカー剤を提供することを課題とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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