TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025142347
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-30
出願番号2025127855,2021107203
出願日2025-07-31,2021-06-29
発明の名称ファン付きウェアのウェア本体及びファン付きウェア
出願人株式会社セフト研究所,株式会社ピーカブー
代理人個人,個人
主分類A41D 13/005 20060101AFI20250919BHJP(衣類)
要約【課題】着用者の皮膚が紫外線を含む日光に晒され難いファン付きウェアにも適用可能なウェア本体及びファン付きウェアを提供する。
【解決手段】ファン2を取り付けるためのファン取付孔117と、着用者の頭部を覆う形状に形成され、着用者の顔面の前方に位置する部分に開口部1111が形成されたフード111と、を備える本体部11と、開口部1111を覆うように本体部11に取り付けられるフェイスマスク12と、を備え、フェイスマスク12と本体部11との間に、ファン2によって本体部11内に導入された空気を排出する襟部空気排出部E1が形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ファンを取り付けるためのファン取付部と、着用者の頭部を覆う形状に形成され、前記着用者の顔面の前方に位置する部分に開口部が形成されたフードと、を備える本体部と、
前記開口部を覆うように前記本体部に取り付けられるフェイスマスクと、
を備え、
前記フェイスマスクと前記本体部との間に、前記ファンによって前記本体部内に導入された空気を排出する空気排出部が形成されることを特徴とするファン付きウェアのウェア本体。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記フェイスマスクは、前記本体部に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項3】
前記本体部は、前記フードの前記開口部の周囲に、前記フェイスマスクを接続するための第1接続手段を備え、
前記フェイスマスクは、端部に、前記第1接続手段と接続するための第2接続手段を備え、
前記空気排出部は、前記本体部と前記フェイスマスクとが前記第1接続手段及び前記第2接続手段によって接続されていない部分に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項4】
前記空気排出部は、前記フェイスマスクの下端部と前記本体部との間に形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項5】
前記本体部は、前記フードの前記開口部の上部から前方へと突出する上部フラップを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項6】
前記本体部は、袖口に、前記着用者の手の甲が位置する側が突出するように形成された袖部フラップを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項7】
前記袖部フラップは、前記本体部の袖の内面側に接続され、
前記袖口から引き出された状態と、前記本体部の袖内に収納された状態と、を切り替え可能であることを特徴とする請求項6に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項8】
前記本体部は、袖口の前記袖部フラップが備えられていない部分に、伸縮部を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項9】
前記本体部は、前身頃に、着脱自在に左右に分割された前身頃開閉部を備え、
前記前身頃開閉部は、
分割部分の右側に備えられた右側接続手段と、
分割部分の左側に備えられた左側接続手段と、
分割部分の右側と左側とを繋ぎ、前記右側接続手段と前記左側接続手段とが接続された状態で前記本体部の内面側へと折り畳まれる襠布と、
を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載のファン付きウェアのウェア本体。
【請求項10】
前記本体部は、前身頃に、第1ポケットと第2ポケットとを含む前ポケットを備え、
前記第2ポケットは、前記第1ポケットの内部に備えられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載のファン付きウェアのウェア本体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ファン付きウェアのウェア本体及びファン付きウェアに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、身体を冷却するファン付きウェアが実用化され、急速に普及しつつある。ファン付きウェアは、通気性の低い素材で形成されたウェア本体と、ウェア本体の後側に取り付けられた2つのファンと、2つのファンに電力を供給するための電源装置と、電源装置と2つのファンとを電気的に接続するための電源ケーブルと、を備える。
【0003】
ファンを作動させると、大量の空気がファンからウェア本体内に取り込まれ、取り込まれた空気の圧力によりウェア本体と着用者の身体との間に空気流通路が自動的に形成される。取り込まれた空気は、形成された空気流通路を着用者の身体又は下着の表面に沿って流通し、例えば、襟部や袖部の開口部に形成された空気排出部から外部に排出される。
そして、取り込まれた空気が、ウェア本体と着用者の身体又は下着との間の空気流通路を流通する間に、身体から出た汗を蒸発させ、蒸発する際の気化熱により身体が冷却される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2005/063065号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
色素性乾皮症等の光線過敏症や日光によるアレルギー等を患う人が着用する衣服は、着用者の皮膚を覆う面積を極限まで増やし、着用者が日光、具体的には日光に含まれる紫外線に晒され難くすることが重要となる。
この点、従来のファン付きウェアは、空気の排出を円滑にする観点等から、着用者の皮膚に、ウェア本体によって覆われずに直接紫外線を含む日光に晒されてしまう部分が広く生じてしまい、このような光線過敏症を患う人が着用するのに必ずしも適したものではなかった。
【0006】
本発明の課題は、着用者の皮膚が紫外線を含む日光に晒され難いファン付きウェアにも適用可能なウェア本体及びファン付きウェアを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ファン付きウェアのウェア本体において、
ファンを取り付けるためのファン取付部と、着用者の頭部を覆う形状に形成され、前記着用者の顔面の前方に位置する部分に開口部が形成されたフードと、を備える本体部と、
前記開口部を覆うように前記本体部に取り付けられるフェイスマスクと、
を備え、
前記フェイスマスクと前記本体部との間に、前記ファンによって前記本体部内に導入された空気を排出する空気排出部が形成されることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のファン付きウェアのウェア本体において、
前記フェイスマスクは、前記本体部に着脱自在に取り付けられることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のファン付きウェアのウェア本体において、
前記本体部は、前記フードの前記開口部の周囲に、前記フェイスマスクを接続するための第1接続手段を備え、
前記フェイスマスクは、端部に、前記第1接続手段と接続するための第2接続手段を備え、
前記空気排出部は、前記本体部と前記フェイスマスクとが前記第1接続手段及び前記第2接続手段によって接続されていない部分に形成されることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載のファン付きウェアのウェア本体において、
前記空気排出部は、前記フェイスマスクの下端部と前記本体部との間に形成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社セフト研究所
空調服
2か月前
株式会社セフト研究所
ファン付きウェアのウェア本体及びファン付きウェア
7日前
個人
和服
5か月前
個人
衿芯
3か月前
個人
シャツ
27日前
個人
二部式袍
8か月前
個人
ネクタイ
27日前
個人
下着
4か月前
個人
衣装
6か月前
個人
靴下
9か月前
個人
多機能装身具
1か月前
個人
簡単帯
9か月前
個人
マスク
27日前
個人
シャツ改造方法
6か月前
個人
ボクサーパンツ
10か月前
東レ株式会社
防護服
今日
個人
手首穴付き手袋
10か月前
個人
作業補助ミトン
8か月前
個人
肩章付き衣服。
3か月前
個人
健康靴下
10か月前
個人
ショーツ
9か月前
個人
:マスクカバー
1か月前
個人
手袋
6か月前
東洋紡株式会社
マスク
6日前
個人
足首用サポーター
7か月前
個人
車椅子用グローブ
2か月前
有限会社原電業
指手袋
10か月前
個人
ソフトキャミブラ
5か月前
個人
内フィルムマスク
8日前
株式会社聖
手足保護具
9か月前
個人
レインコート
4か月前
個人
被介護者用上衣
2か月前
株式会社マルイチ
二部式帯
今日
個人
和装下着の半衿カバー
10か月前
興和株式会社
マスク
7か月前
グンゼ株式会社
衣服
5か月前
続きを見る