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公開番号
2025139891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038974
出願日
2024-03-13
発明の名称
マーキングフィルムおよびマーキングフィルムの製造方法
出願人
リンテック株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
C09J
7/29 20180101AFI20250919BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】施工業者において剥離ライナーを剥離する作業を省略できるマーキングフィルムを提供する。
【解決手段】マーキングフィルム5は、第1の基材10および第1の粘着剤層20がこの順で積層されるラミネート材1が、印刷層40、第2の基材50、および第2の粘着剤層60がこの順で積層されるメディア材2に対して、第1の粘着剤層が印刷層に接着するようにラミネートされたマーキングフィルムであって、第1の基材の第1の粘着剤層が設けられる側と反対側の面には離形処理がされた剥離剤層11を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の基材および第1の粘着剤層がこの順で積層されるラミネート材が、
印刷層、第2の基材、および第2の粘着剤層がこの順で積層されるメディア材に対して、前記第1の粘着剤層が前記印刷層に接着するようにラミネートされたマーキングフィルムであって、
前記第1の基材の前記第1の粘着剤層が設けられる側と反対側の面には離形処理がされた剥離剤層を備える、マーキングフィルム。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
ロール状に巻回された、請求項1に記載のマーキングフィルム。
【請求項3】
第1の基材、第1の粘着剤層、および第1の剥離ライナーがこの順で積層されるラミネート材を準備する第1準備工程と、
第2の基材、第2の粘着剤層、および第2の剥離ライナーがこの順で積層されるメディア材を準備する第2準備工程と、
前記第2準備工程で準備した前記メディア材の前記第2の基材の表面に印刷層を形成する印刷工程と、
前記ラミネート材の前記第1の剥離ライナーを前記第1の粘着剤層から剥離して、前記第1の粘着剤層が前記印刷層に接着するように、前記ラミネート材を前記メディア材に対してラミネートするラミネート工程と、
前記第2の剥離ライナーを前記第2の粘着剤層から剥離する剥離工程と、
ラミネートされた前記ラミネート材および前記メディア材を巻回する巻回工程と、を有し、
前記巻回工程の前に、前記第1の基材の前記第1の粘着剤層が形成される反対側の面に離形処理を行う処理工程を有する、マーキングフィルムの製造方法。
【請求項4】
前記処理工程は、前記ラミネート工程の前に行われる、請求項3に記載のマーキングフィルムの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、マーキングフィルムおよびマーキングフィルムの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、屋内外の装飾表示の目的で、印刷された粘着シートが広く用いられている。この粘着シートの1つに、印刷面を保護するために、印刷面にオーバーラミネート用粘着シートが積層されたマーキングフィルムがある(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
上記のようにオーバーラミネート用粘着シートがラミネートされて形成されるマーキングフィルムは、印刷・加工業者によって「ラミネート材/印刷層/メディア材/剥離ライナー」の構成に加工される。そして加工後、ロールの状態にして施工業者に納品される。施工業者では、剥離ライナーを剥離して、マーキングフィルムを施工した後に、剥離した剥離ライナーは、回収後、産業廃棄物処理をしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-037977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、マーキングフィルムの施工量に比例して、剥離ライナーの廃棄量が増えることから、剥離ライナーの回収作業や廃棄コストは施工業者の大きな負担となるという課題がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、施工業者において剥離ライナーを剥離する作業を省略できるマーキングフィルムおよびマーキングフィルムの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
【0008】
(1)
第1の基材および第1の粘着剤層がこの順で積層されるラミネート材が、
印刷層、第2の基材、および第2の粘着剤層がこの順で積層されるメディア材に対して、前記第1の粘着剤層が前記印刷層に接着するようにラミネートされたマーキングフィルムであって、
前記第1の基材の前記第1の粘着剤層が設けられる側と反対側の面には離形処理がされた剥離剤層を備える、マーキングフィルム。
【0009】
(2)
ロール状に巻回された、(1)に記載のマーキングフィルム。
【0010】
(3)
第1の基材、第1の粘着剤層、および第1の剥離ライナーがこの順で積層されるラミネート材を準備する第1準備工程と、
第2の基材、第2の粘着剤層、および第2の剥離ライナーがこの順で積層されるメディア材を準備する第2準備工程と、
前記第2準備工程で準備した前記メディア材の前記第2の基材の表面に印刷層を形成する印刷工程と、
前記ラミネート材の前記第1の剥離ライナーを前記第1の粘着剤層から剥離して、前記第1の粘着剤層が前記印刷層に接着するように、前記ラミネート材を前記メディア材に対してラミネートするラミネート工程と、
前記第2の剥離ライナーを前記第2の粘着剤層から剥離する剥離工程と、
ラミネートされた前記ラミネート材および前記メディア材を巻回する巻回工程と、を有し、
前記巻回工程の前に、前記第1の基材の前記第1の粘着剤層が形成される反対側の面に離形処理を行う処理工程を有する、マーキングフィルムの製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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