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公開番号
2025139822
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024038867
出願日
2024-03-13
発明の名称
FETの駆動回路、保護装置及び蓄電装置
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H03K
17/0812 20060101AFI20250919BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】FETのスイッチング時間TSを短くして、ASO領域を拡大することにより、FETの部品故障を抑制する。
【解決手段】
FETQ20の駆動回路であって、前記FETQ20のゲートGに駆動電圧を印加するゲート回路160と、前記FETQ20のゲートソース間に接続されたゲートソース抵抗R20と、前記ゲートソース抵抗R20に並列に接続され、少なくとも前記ゲートソース抵抗R20よりも抵抗値の小さい放電回路170と、を備える。前記放電回路170は、前記駆動電圧の遮断に伴い導通して前記FETQ20のゲートソース間の電荷を放電し、電荷放電後、非導通に切り換わる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
FETの駆動回路であって、
前記FETのゲートに駆動電圧を印加するゲート回路と、
前記FETのゲートソース間に接続されたゲートソース抵抗と、
前記ゲートソース抵抗に並列に接続され、少なくとも前記ゲートソース抵抗よりも抵抗値の小さい放電回路と、を備え、
前記放電回路は、前記駆動電圧の遮断に伴い導通して前記FETのゲートソース間の電荷を放電し、電荷放電後、非導通に切り換わる、駆動回路。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の駆動回路であって、
前記放電回路を導通開始時点から遅延時間経過後に非導通に切り換える遅延回路を備える、駆動回路。
【請求項3】
請求項2に記載の駆動回路であって、
前記遅延時間は、前記FETのゲートソース間の電荷の放電時間よりも長い、駆動回路。
【請求項4】
蓄電装置の保護装置であって、
前記蓄電装置の電流を遮断するFETと、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の駆動回路と、を備えた、保護装置。
【請求項5】
蓄電素子と、請求項4に記載の保護装置とを備える蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、FETの応答性を向上させる技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
蓄電装置の保護装置の1つに電流遮断装置がある。電流遮断装置には、リレーやFETを用いることができる。電流遮断装置に、FETを用いた文献として、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-166454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図1は、ゲート回路160の一例である。ゲート回路160は、FETQ20のゲートGを駆動する回路であり、図1の例では、スイッチQ3とダイオードDから構成されている。スイッチQ3をONすると、Vgsが閾値以上の正電圧となり、FETQ20はONする。R20はゲートソース抵抗である。R20を数Mオーム程度の高抵抗とすることで、ON中の消費電流を低減することが出来る。
【0005】
FETQ20をONからOFFに切り換えるためには、Vgを遮断すると共に、ゲートソース間の寄生容量Cの電荷を放電してVgsを閾値以下の電圧に下げる必要がある。しかし、R20を高抵抗とした場合、電荷の放電に時間がかかり、スイッチングに時間を要する。
【0006】
図2は、FETQ20のスイッチング時間TSと熱損失Wの関係を示している。スイッチング時間TSが長いと、熱損失(スイッチングロス)Wが大きくなる。その結果、図3AのA部に示すようにASO領域(安全動作領域:Area of Safety Operation)を逸脱し、FET故障に繋がる可能性がある。FETQ20の故障を回避するには、FETQ20の並列数を増やして、1つ当たりのドレイン電流を下げ、ASO領域から逸脱しないようにすることが考えられる。
【0007】
FETQ20のスイッチング時間TSを短くして、ASO領域を拡大することにより、並列数を増やすことなく、FETQ20の部品故障を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
FETの駆動回路は、前記FETのゲートに駆動電圧を印加するゲート回路と、前記FETのゲートソース間に接続されたゲートソース抵抗と、前記ゲートソース抵抗に並列に接続された放電回路と、を備える。前記放電回路は、前記駆動電圧の遮断に伴い導通して前記FETのゲートソース間の電荷を放電し、電荷放電後、非導通に切り換わる。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、FETのスイッチング時間を短くしてASO領域を拡大することにより、並列数を増やすことなく、FETの部品故障を抑制することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
FETのゲート回路
FETのスイッチング時間と熱損失の関係を示す図
ASO特性を示す図
ASO特性を示す図
FETの駆動回路
FETのスイッチング時間と熱損失の関係を示す図
自動二輪車の側面図
自動二輪車のバッテリ回りのブロック図
バッテリの分解斜視図
バッテリの回路図
バッテリの回路図
バッテリの回路図
監視IC、遅延回路の出力、各スイッチの動作をまとめた図表
バッテリの回路図
バッテリの回路図
監視IC、遅延回路の出力、各スイッチの動作をまとめた図表
バッテリの回路図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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