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公開番号2025139571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2025038040
出願日2025-03-11
発明の名称ノズル付き切削工具
出願人エービー サンドビック コロマント
代理人園田・小林弁理士法人
主分類B23C 5/28 20060101AFI20250918BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約【課題】穿孔工具またはリーミング工具などの内部機械加工用の回転または回転可能な穴開け工具に関し、改善されたより信頼性の高いシールドを提供する。
【解決手段】本発明による切削工具は、後端部および前端部を備え、長手方向中心軸線が前端部から後端部まで延在する。切削工具は、ワークピースを機械加工するための少なくとも1つのチップ形成切刃と、後端部から前部作業ゾーンの後方のノズルまで延在する液体供給導管とをさらに備え、ノズルは、液体供給導管と流体接続する入口を備え、ノズルは出口を備える。ノズルは、少なくとも1つの刃先の半径方向位置よりも大きい外周を有する閉じた全体形状を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ワークピースを機械加工するための切削工具であって、
後端部および前端部であって、
前記前端部が、前記ワークピースのセクションを切削するための少なくとも1つのチップ形成切刃を備える、後端部および前端部と、
前記後端部から前記前端部まで延在する長手方向中心軸線と、
前記切削工具の前記後端部から少なくとも1つの刃先の後方のノズルまで延在する液体供給導管であって、
前記ノズルが、前記液体供給導管と流体接続する入口を備え、
前記ノズルが出口を備える、液体供給導管とを備え、
前記ノズルが、前記ノズルの外周および前記出口が前記少なくとも1つの刃先の半径方向外側に位置する閉鎖形状を有し、
ノズル出口が、液体が前記液体供給導管を通って供給されるときに、前記出口から噴出された前記液体が液体バリアを形成して、機械加工中に形成されたチップが前記バリアを通って逃げることを防止するように構成されることを特徴とする、切削工具。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記ノズルが、前記切削工具に着脱可能である、請求項1に記載の切削工具。
【請求項3】
前記ノズルが、環状である、請求項1に記載の切削工具。
【請求項4】
前記ノズルが、複数の離隔した入口を備える、請求項1に記載の切削工具。
【請求項5】
前記出口が、前記ノズル内に環状スリットとして形成される、請求項1に記載の切削工具。
【請求項6】
前記ノズルが、複数の離隔した出口を備える、請求項1に記載の切削工具。
【請求項7】
前記前端部の前記刃先の軸方向後方および半径方向外側に位置する少なくとも1つの追加のチップ形成切刃を備える、請求項1に記載の切削工具。
【請求項8】
前記切削工具が、回転する切削工具である、請求項1に記載の切削工具。
【請求項9】
前記切削工具が、リーミング工具である、請求項1に記載の切削工具。
【請求項10】
前記液体供給導管が、クーラント液供給導管である、請求項1に記載の切削工具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前文に記載の切削工具に関し、詳細には、穿孔工具またはリーミング工具などの内部機械加工用の回転または回転可能な穴開け工具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
切削工具は、ワークピースを機械加工するための刃先を含む。そのような切削工具は静止していてもよく、これは回転されないことを意味し、あるいは回転するまたは回転可能であってもよく、機械加工中に回転されるか、または回転されることができることを意味する。回転切削工具または回転可能な切削工具は、穿孔工具、リーミング工具またはミリング工具であってもよい。切削工具のサブカテゴリは、穴(ボアとも呼ばれる)を作成または拡大するために使用され得る穴開け工具である。穿孔一般に、リーミング工具および穿孔工具は類似しているが、リーミング工具は、非常に高い公差でワークピースの最終表面を作成するために使用される。これは仕上げ加工とも呼ばれる。
【0003】
場合によっては、機械加工は、例えば、穿孔工具またはリーミング工具を使用してワークピースの1つのボアを拡大する場合に、ワークピースの1つのセクションのみで行われる。他の場合には、切削工具の前端部は、切削工具の半径方向に広いセクションに軸方向後方に配置された切削インサートが同じワークピース上の広いボアを機械加工するのと同時に小さいボアを機械加工することができる。このようにして、2つの作業を同時に行うことができる。
【0004】
上述の種類の切削工具は、電気モータ用のハウジングを機械加工するためのものであってもよく、例えば欧州特許第3953085号明細書に示されているように、ワークピースの3つの同軸ボアを機械加工するための3組の刃先を備えてもよい。保護シールドは、1組の刃先からのチップが別の組のインサートと干渉したり、および/または表面を損傷したりしないために使用される。これは、ワークピースがいくつかの異なる材料からなり、例えば鋼などのより硬い材料からのチップが、例えばアルミニウムなどのより柔らかい材料の表面を損傷する可能性がある場合に特に有益であり得る。
【0005】
既知の解決策の問題は、シールド自体がワークピースを損傷したり、ワークピースに対して摩擦を引き起こしたりする可能性があることである。既知の解決策に伴う別の問題は、シールドが重く、摩耗または損傷する可能性があり、チップがシールドとワークピースとの間で動きがとれなくならないようにワークピースに対して密閉を維持しなければならないことである。
【0006】
発明の目的
本発明に伴う目的は、既知の解決策の欠点を克服し、改善されたより信頼性の高いシールドを提供することである。
【発明の概要】
【0007】
本発明によれば、前述の目的は、請求項1に定義された特徴を有する切削工具によって達成される。
【0008】
本発明による切削工具は、後端部および前端部を備え、長手方向中心軸線が前端部から後端部まで延在する。切削工具は、ワークピースを機械加工するための少なくとも1つのチップ形成切刃と、後端部から前部作業ゾーンの後方のノズルまで延在する液体供給導管とをさらに備え、ノズルは、液体供給導管と流体接続する入口を備え、ノズルは出口を備える。ノズルは、少なくとも1つの刃先の半径方向位置よりも大きい外周を有する、例えば環状または円形などの閉じた全体形状を有する。本発明によるノズル出口は、液体が液体供給導管を通って供給されると、出口から噴出された液体が液体バリアを形成して、機械加工中に形成されたチップがバリアを通って逃げるのを防止するように構成される。
【0009】
切削工具は、後端部から前端部まで延在する長手方向中心軸線をさらに備える。前述の後端部および前端部は、切削工具の長手方向範囲を構成する。この文脈において後方または背後とは、後端部により近く位置する切削工具上の点を指す。したがって、前方または前とは、比較的前端部に近いことを意味する。後端部は、工具ホルダなどの工作機械スピンドルまたは工作機械インターフェースに搭載されるように構成される。後端部は、CaptoまたはHSKなどの同等の工作機械インターフェースに搭載するように適合されたインターフェースを備えることができる。
【0010】
前端部は、少なくとも1つのチップ形成刃先を備える。これらの刃先は、前端部のインサート座に取り外し可能にクランプ締めされた交換可能な切削インサートの形態であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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