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公開番号2025139433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024038361
出願日2024-03-12
発明の名称表示装置、及び表示装置の制御方法
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類G06F 3/0484 20220101AFI20250918BHJP(計算;計数)
要約【課題】本開示は、車両に設けられる表示装置の操作性の向上を目的としたものである。
【解決手段】車両に搭載され、表示部を備える表示装置であって、車両には、車両を運転する運転者が着座する運転席、及び、車両の搭乗者が着座する乗車席が並べて配置され、表示部は、運転席から乗車席にかけて延在して設けられ、表示部に設けられた操作領域に対する操作を受け付ける操作部と、表示部の表示領域にコンテンツを表示させる表示制御部と、車両の運転状態、及び、車両のステアリング操作部の使用状態に応じて、表示部における操作領域及び表示領域の少なくともいずれかを調整する制御部と、を備える、表示装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載され、表示部を備える表示装置であって、
前記車両には、前記車両を運転する運転者が着座する運転席、及び、前記車両の搭乗者が着座する乗車席が並べて配置され、
前記表示部は、前記運転席から前記乗車席にかけて延在して設けられ、
前記表示部に設けられた操作領域に対する操作を受け付ける操作部と、
前記表示部の表示領域にコンテンツを表示させる表示制御部と、
前記車両の運転状態、及び、前記車両のステアリング操作部の使用状態に応じて、前記表示部における前記操作領域及び前記表示領域の少なくともいずれかを調整する制御部と、を備える、表示装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記車両は、前記ステアリング操作部により前記運転者が前記車両を運転する手動運転と、自動運転と、によって走行可能であり、
前記制御部は、前記車両が手動運転により走行する場合に、前記操作領域及び前記表示領域を、前記運転席の前方を除く範囲とする、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記車両は、前記ステアリング操作部により前記運転者が前記車両を運転する手動運転と、自動運転と、によって走行可能であり、
前記ステアリング操作部は、前記運転者が前記ステアリング操作部を操作可能な使用位置と、前記使用位置から外れた不使用位置とに移動可能であり、
前記制御部は、前記車両が自動運転により走行する場合であって、前記ステアリング操作部が前記使用位置にある場合に、前記操作領域を前記運転席の前方を除く範囲とし、前記表示領域を前記表示部の全体とするように調整する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記車両は、前記ステアリング操作部により前記運転者が前記車両を運転する手動運転と、自動運転と、によって走行可能であり、
前記ステアリング操作部は、前記運転者が前記ステアリング操作部を操作可能な使用位置と、前記使用位置から外れた不使用位置とに移動可能であり、
前記制御部は、前記車両が自動運転により走行する場合であって、前記ステアリング操作部が前記不使用位置にある場合に、前記操作領域及び前記表示領域を前記表示部の全体とするように調整する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記ステアリング操作部は、前記運転者が前記ステアリング操作部を操作可能な使用位置と、前記使用位置から外れた不使用位置とに移動可能であり、
前記制御部は、前記ステアリング操作部の位置が前記使用位置から前記不使用位置に変更された場合、前記変更を検出してから所定時間が経過した後に、前記操作領域を前記表示部の全体とするように調整する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記車両は、前記ステアリング操作部により前記運転者が前記車両を運転する手動運転と、自動運転と、によって走行可能であり、
前記制御部は、前記車両が自動運転により走行する状態から手動運転により走行する状態に切り替わる場合、
前記操作領域を、前記表示部の全体から前記運転席の前方を除く範囲に調整し、その後に、前記表示領域を前記表示部の全体から前記運転席の前方を除く範囲に調整する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
前記車両は、前記ステアリング操作部により前記運転者が前記車両を運転する手動運転と、自動運転と、によって走行可能であり、
前記ステアリング操作部は、前記運転者が前記ステアリング操作部を操作可能な使用位置と、前記使用位置から外れた不使用位置とに移動可能であり、
前記制御部は、前記車両が自動運転により走行する状態から手動運転により走行する状態に切り替わる場合、前記操作領域及び前記表示領域を前記表示部の全体から前記運転席の前方を除く範囲に調整し、その後に、前記ステアリング操作部の位置を前記不使用位置から前記使用位置に変更する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
車両を運転する運転者が着座する運転席、及び、前記車両の搭乗者が着座する乗車席が並べて配置された車両に設けられ、
前記運転席から前記乗車席にかけて延在して設けられた表示部と、前記表示部に設けられた操作領域に対する操作を受け付ける操作部と、前記表示部の表示領域にコンテンツを表示させる表示制御部と、を備える表示装置の制御方法であって、
前記車両の運転状態、及び、前記車両のステアリング操作部の使用状態に応じて、前記表示部における前記操作領域及び前記表示領域の少なくともいずれかを調整する、表示装置の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、及び表示装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、操作性の向上に関する研究開発が行われている。例えば、特許文献1は、車載装置によって、表示部に対する情報の表示と操作部に対する操作入力を、車両の運転状態により制限する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-154770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両に設けられる表示装置や操作部の形状およびサイズは多様化している。このため、車両の状態に対応して適切な表示と操作とを実行可能とし、操作性の向上を実現し得る技術が望まれている。
本願は上記課題の解決のため、車両に設けられる表示装置の操作性の向上を目的としたものである。そして、延いては交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、車両に搭載され、表示部を備える表示装置であって、前記車両には、前記車両を運転する運転者が着座する運転席、及び、前記車両の搭乗者が着座する乗車席が並べて配置され、前記表示部は、前記運転席から前記乗車席にかけて延在して設けられ、前記表示部に設けられた操作領域に対する操作を受け付ける操作部と、前記表示部の表示領域にコンテンツを表示させる表示制御部と、前記車両の運転状態、及び、前記車両のステアリング操作部の使用状態に応じて、前記表示部における前記操作領域及び前記表示領域の少なくともいずれかを調整する制御部と、を備える、表示装置である。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一態様によれば、車両の運転席から乗車席にかけて延在して設けられる表示部の表示領域及び操作領域を適切な配置にすることによって、操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
表示装置を搭載する車両の構成を示す図である。
車両の車室内の構成例を示す要部斜視図である。
車両の車室内の構成例を示す要部斜視図である。
表示領域と操作領域の設定例を示す図である。
表示装置の動作例を示すフローチャートである。
表示装置の動作例を示すフローチャートである。
表示装置の動作例を示すフローチャートである。
表示装置の動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
[1.表示装置および車両の構成]
図1は、表示装置10を搭載する車両1の構成を示す図である。
表示装置10は、文字や画像を表示する表示部40を有する装置であり、車両1に搭載される。車両1は、人が搭乗可能な車両であり、4輪車及びそれ以外のいずれであってもよく、大型車両、商用車両、或いは作業用車両等であってもよい。車両1の乗員を、以下では乗員と呼ぶ。乗員のうち1名は、車両1を運転する運転者である。車両1は、運転者以外の乗員、すなわち同乗者が乗車可能な車両である。
【0010】
表示装置10には、運転支援装置100が接続される。
運転支援装置100は、車両1の自律的な運転を実行する装置であり、いわゆる自動運転を行う。運転支援装置100は、制御装置110と、センサ部120とを備える。運転支援装置100は、車両1の操舵装置51、制動装置52、及び、駆動装置53に接続される。操舵装置51は、車両1の操舵を行うステアリング機構を含む。制動装置52は、車両1のブレーキ装置である。駆動装置53は、車両1の駆動源であるモータやエンジンを含み、駆動源の動作を制御するスロットル装置や燃料噴射装置を含む。駆動装置53は、駆動源の出力を変速する変速機構を備えてもよい。操舵装置51、制動装置52、及び駆動装置53は、運転者が操作を行わない状態で上記各装置を動作させるための駆動源として、アクチュエータやモータを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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