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公開番号2025138511
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037648
出願日2024-03-11
発明の名称情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/32 20060101AFI20250917BHJP(電気通信技術)
要約【課題】サーバを別途設けることなく、親機と子機がそれぞれ受信したFAXに関する情報を共有して、迷惑FAX防止の精度を向上させる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】複数の情報処理装置1と、各情報処理装置1を接続する通信ネットワークで構成されている情報処理システムにおいて、情報処理装置は、情報を共有する機器を登録する機器登録部と、情報を送信する情報送信部と、情報を受信する情報受信部と、情報を記憶する記憶部と、迷惑FAXの情報を入力する入力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
情報を共有する機器を登録する機器登録部と、
情報を送信する送信部と、
情報を受信する受信部と、
情報を記憶する記憶部と、
迷惑FAXの情報を入力する入力部と、を備えた情報処理装置であって、
前記入力部は、迷惑FAXの情報を入力し、
前記情報処理装置が親機である場合に、
前記受信部は、前記機器登録部が登録した機器から迷惑FAXの情報を受信し、
前記記憶部は、前記機器から受信した迷惑FAXの情報と前記入力部が入力した迷惑FAXの情報を統合して記憶し、
前記送信部は、前記記憶部が記憶した迷惑FAXの情報を、前記機器登録部が登録した機器へ送信する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記情報処理装置が子機である場合に、
前記送信部は、前記機器登録部が登録した機器のうち親機へ前記入力部が入力した迷惑FAXの情報を送信し、
前記受信部は、前記機器登録部が登録した機器のうち親機に設定された機器から、前記機器の前記記憶部が記憶した迷惑FAXの情報を受信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
迷惑FAX判定部をさらに備え、
前記情報処理装置が親機である場合に、
前記受信部は、前記機器登録部が登録した機器からFAXの受信情報を受信し、
前記記憶部は、前記機器から受信したFAXの受信情報と前記情報処理装置が受信したFAXの受信情報を統合して記憶し、
前記迷惑FAX判定部は、前記記憶部が記憶したFAXの受信情報を参照し、所定の時間内に同じ送信元からFAXを受信した親機及び子機の台数が所定の値以上である場合に、前記送信元を迷惑FAXの送信元であると判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
迷惑FAX判定部をさらに備え、
前記情報処理装置が親機である場合に、
前記受信部は、前記機器登録部が登録した機器からFAXの受信情報を受信し、
前記記憶部は、前記機器から受信したFAXの受信情報と前記情報処理装置が受信したFAXの受信情報を統合して記憶し、
前記迷惑FAX判定部は、前記記憶部が記憶したFAXの受信情報を参照し、所定の時間内に同じ送信元から受信したFAXの数が所定の値以上である場合に、前記送信元を迷惑FAXの送信元であると判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記情報処理装置が子機である場合に、
前記受信部は、親機が迷惑FAXの送信元であると判定した送信元の情報を受信し、
前記記憶部は、前記親機から受信した迷惑FAXの送信元の情報を記憶する、
請求項3又は4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
情報を共有する機器を登録する機器登録ステップと、
情報を送信する送信ステップと、
情報を受信する受信ステップと、
情報を記憶する記憶ステップと、
迷惑FAXの情報を入力する入力ステップと、を備え、
前記入力ステップは、迷惑FAXの情報を入力し、
前記情報処理装置が親機である場合に、
前記受信ステップは、前記機器登録ステップが登録した機器から迷惑FAXの情報を受信し、
前記記憶ステップは、前記機器から受信した迷惑FAXの情報と前記入力ステップが入力した迷惑FAXの情報を統合して記憶し、
前記送信ステップは、前記記憶ステップが記憶した迷惑FAXの情報を、前記機器登録ステップが登録した機器へ送信する、
情報処理方法。
【請求項7】
コンピュータを、
情報処理装置において、
情報を共有する機器を登録する機器登録手段と、
情報を送信する送信手段と、
情報を受信する受信手段と、
情報を記憶する記憶手段と、
迷惑FAXの情報を入力する入力手段と、
として機能させるものであって、
前記入力手段は、迷惑FAXの情報を入力し、
前記情報処理装置が親機である場合に、
前記受信手段は、前記機器登録手段が登録した機器から迷惑FAXの情報を受信し、
前記記憶手段は、前記機器から受信した迷惑FAXの情報と前記入力手段が入力した迷惑FAXの情報を統合して記憶し、
前記送信手段は、前記記憶手段が記憶した迷惑FAXの情報を、前記機器登録手段が登録した機器へ送信する、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、プリンタ、スキャナ、及び画像データを送受信するファックス(FAX)などの複数の機能を利用することが可能な複合機(MFP:Multi-Function Peripheral/Printer)が広く普及している。
【0003】
特許文献1には、サーバとMFPを含むシステムで用いられる拒否ファックス番号提案方法の技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術によれば、MFP以外に情報共有のためのサーバを別途設ける必要があった。また、親機と子機を含むシステムにおいて、受信したFAXを迷惑FAXであると判断するための情報を共有する手段がなく、迷惑FAX防止の精度を上げることができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、サーバを別途設けることなく、親機と子機がそれぞれ受信したFAXに関する情報を共有して、迷惑FAX防止の精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報を共有する機器を登録する機器登録部と、情報を送信する送信部と、情報を受信する受信部と、情報を記憶する記憶部と、迷惑FAXの情報を入力する入力部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、サーバを別途設けることなく、親機と子機がそれぞれ受信したFAXに関する情報を共有して、迷惑FAX防止の精度を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置を複数含む情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。
図2は、MFPで実現された情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図4は、複数の情報処理装置の間で情報を共有する機器を登録する画面の一例を示す図である。
図5は、迷惑FAX情報を入力する画面の一例を示す図である。
図6は、第1の実施の形態に係る迷惑FAX情報を登録する手順の一例を示すフローチャートである。
図7は、情報処理装置(親機と子機)の間で、迷惑FAX情報が共有される様子を示す図である。
図8は、親機と子機の情報を統合して記憶した迷惑FAX情報の例を示す図である。
図9は、第2の実施の形態に係る情報処理装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図10は、第2の実施の形態に係る情報処理装置(親機)において、FAX情報が統合される様子を示す図である。
図11は、各情報処理装置で記憶されるFAX情報と、親機である情報処理装置で統合して記憶されるFAX情報の例を示す図である。
図12は、迷惑FAXの判定に用いるパラメータを設定する設定画面の例を示す図である。
図13は、迷惑FAXの判定手順の一例を示すフローチャートである。
図14は、迷惑FAXの判定手順の他の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置1を複数含む情報処理システム3のシステム構成の一例を示す図である。本実施形態の情報処理システム3は、複数の情報処理装置1と、各情報処理装置1を接続する通信ネットワーク2で構成されている。また、複数の情報処理装置1のうち、1台は親機に設定され、残りは子機に設定されているものとする。この図の例では情報処理システム3に含まれる情報処理装置1は3台であるが、情報処理装置1の数は2台でも4台以上であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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