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公開番号2025137779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025124619,2022070542
出願日2025-07-25,2022-04-22
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20250911BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】リテーナによる端子の保持状態を容易に解除できるようにすることを目的とする。
【解決手段】コネクタ10は、端子20と、キャビティを有するハウジング本体32と、ハウジング本体に着脱可能に取付けられるリテーナ50とを含むコネクタハウジングとを備え、ハウジング本体は、キャビティ露出用凹部40と、一対のリテーナガイド溝44と、一対のリテーナガイド溝の底面のそれぞれに形成された一対の係止部とを有し、リテーナは、キャビティ内の端子を保持するリテーナ本体52と、一対のリテーナガイド溝に沿って延びる一対のリテーナ側部56と、一対のリテーナ側部のそれぞれに形成された一対の相手側係止部とを有し、ハウジング本体のうち一対の係止部のそれぞれが形成された箇所からハウジング本体の少なくとも一方の端に向う一対の凹溝48が形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
端子と、
一端から他端に向って延びるキャビティを有するハウジング本体と、前記ハウジング本体に着脱可能に取付けられるリテーナとを含み、前記キャビティ内に前記端子を収容するコネクタハウジングと、
を備えるコネクタであって、
前記ハウジング本体は、前記キャビティの延在方向中間部を外側に露出させるキャビティ露出用凹部と、前記キャビティ露出用凹部の両側部から前記キャビティの延在方向に交差する方向に延びるように前記ハウジング本体の両側部に形成された一対のリテーナガイド溝と、前記一対のリテーナガイド溝の底面のそれぞれに形成された一対の係止部とを有し、
前記リテーナは、前記キャビティ露出用凹部に配置されて前記キャビティ内の端子を保持するリテーナ本体と、前記リテーナ本体の両側部から前記一対のリテーナガイド溝に沿って延びる一対のリテーナ側部と、前記一対のリテーナ側部のそれぞれに形成され前記係止部と係止可能な一対の相手側係止部とを有し、
前記ハウジング本体のうち前記一対の係止部のそれぞれが形成された箇所から前記ハウジング本体の少なくとも一方の端に向う一対の凹溝が形成され、
前記リテーナ本体の内向き部分に前記キャビティの延在方向に沿って延びるスリットが形成され、
前記リテーナ本体が、前記スリットの外側に部分的な薄肉部を有し、
前記リテーナ本体に、その厚み方向中間部を貫通する肉抜き孔が形成され、
前記リテーナ本体のうち前記肉抜き孔から前記キャビティに至る部分に細長いスリットが形成され、
前記リテーナ本体のうち前記スリットの外側に位置し前記肉抜き孔を囲む部分が前記薄肉部である、コネクタ。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記一対の凹溝のそれぞれは、前記ハウジング本体のうち前記一対の係止部のそれぞれが形成された箇所から前記ハウジング本体の両端に向う溝である、コネクタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記リテーナ本体のうち前記薄肉部が形成された部分の少なくとも一方の縁が前記リテーナガイド溝の延在方向において部分的に凹んでいる、コネクタ。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記ハウジング本体は、前記リテーナが装着された状態で、前記リテーナ本体の外向き面の延長上に位置する主面と、前記一対のリテーナ側部の外向き面の延長上に位置する一対の側面とを有する、コネクタ。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記ハウジング本体は、前記リテーナ本体の一側から他側に向って一列に並ぶ複数のキャビティを有する、コネクタ。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記ハウジング本体は、前記リテーナ本体の一側から他側に向って、前記リテーナガイド溝に沿った方向において位置を変えて複数列で並ぶ複数のキャビティを有し、
前記ハウジング本体は、前記複数のキャビティの各列に応じて、前記キャビティ露出用凹部を複数有し、
前記リテーナは、前記複数のキャビティの各列に応じて、前記リテーナ本体を複数有する、
コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ及びコネクタ分解具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ランス機構によって保持される上側端子と、上側端子よりも開口部側に位置する上側および下側ガイド突起と、を有するコネクタに使用される端子抜き治具を開示している。端子抜き治具は、治具本体と、解除ピンを有している。治具本体を先端側からコネクタのアウターハウジング内に挿入し、ランス機構に向かう解除ピンを治具本体の中心軸の周りに回転させて、ランス機構を解除状態とすることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-170108号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コネクタとして、ハウジング本体にリテーナを取付け、当該リテーナによって端子を保持するものがある。このようにリテーナによって端子を保持するコネクタにおいても、当該リテーナによる端子の保持状態を容易に解除できるようにすることが要請されている。
【0005】
そこで、本開示は、リテーナによる端子の保持状態を容易に解除できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、端子と、一端から他端に向って延びるキャビティを有するハウジング本体と、前記ハウジング本体に着脱可能に取付けられるリテーナとを含み、前記キャビティ内に前記端子を収容するコネクタハウジングと、を備えるコネクタであって、前記ハウジング本体は、前記キャビティの延在方向中間部を外側に露出させるキャビティ露出用凹部と、前記キャビティ露出用凹部の両側部から前記キャビティの延在方向に交差する方向に延びるように前記ハウジング本体の両側部に形成された一対のリテーナガイド溝と、前記一対のリテーナガイド溝の底面のそれぞれに形成された一対の係止部とを有し、前記リテーナは、前記キャビティ露出用凹部に配置されて前記キャビティ内の端子を保持するリテーナ本体と、前記リテーナ本体の両側部から前記一対のリテーナガイド溝に沿って延びる一対のリテーナ側部と、前記一対のリテーナ側部のそれぞれに形成され前記係止部と係止可能な一対の相手側係止部とを有し、前記ハウジング本体のうち前記一対の係止部のそれぞれが形成された箇所から前記ハウジング本体の少なくとも一方の端に向う一対の凹溝が形成されている、コネクタである。
【0007】
本開示のコネクタ分解具は、ハウジング本体に対するリテーナの係止状態を解除するためのコネクタ分解具であって、長尺形状に形成された一対の係止解除部と、前記一対の係止解除部が前記ハウジング本体の両側部と前記リテーナとの係止箇所に応じた並列状態に保たれるように、前記一対の係止解除部を支持する分解具本体と、を備え、前記一対の係止解除部のそれぞれが、前記リテーナと前記ハウジング本体の側部との間に入り込み可能なように先端に向って徐々に細くなる先端部を有する、コネクタ分解具である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、リテーナによる端子の保持状態を容易に解除できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図2はリテーナを取外したコネクタを示す斜視図である。
図3は図1のIII-III線断面図である。
図4は図1のIV-IV線断面図である。
図5は実施形態に係るコネクタ分解具を示す斜視図である。
図6はコネクタ分解具を示す斜視図である。
図7はコネクタの分解作業例を示す説明図である。
図8はコネクタの分解作業例を示す説明図である。
図9はコネクタの分解作業例を示す説明図である。
図10は変形例に係るコネクタ分解具を示す説明図である。
図11は変形例に係るコネクタを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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