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公開番号2025137475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025035056
出願日2025-03-06
発明の名称ウェアラブルサウンドデバイス並びに換気及び音響チューニングのための方法
出願人エクスメムス ラブズ,インコーポレイテッド
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04R 3/00 20060101AFI20250911BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ウェアラブルサウンドデバイスを提供する。
【解決手段】ウェアラブルサウンドデバイスは、サウンド出口、側部開口、空気パルス発生(APG)デバイス、および交換器を含む。交換器は、第1の開口、第2の開口、第3の開口、及び第4の開口を含む。第1の開口及び第2の開口は、第1のチャンバに面する交換器の第1の側部にあり、第3の開口及び第4の開口は、サウンド出口に面する交換器の第2の側部にある。APGデバイスは、周囲と第3の開口との間で第1の空気経路を通って流れる第1の空気流を生成する。第2の空気流は、第4の開口と側部開口との間で第2の空気経路を通って流れる。第1の空気経路と第2の空気経路は、互いに分離される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サウンド出口及び側部開口と;
複数の空気パルスを発生させることによって可聴音を生成するように構成された空気パルス発生(APG)デバイス;及び
交換器;を有し、
前記APGデバイスは、周囲と前記サウンド出口との間で前記交換器を通る第1の空気経路を経由して流れる第1の空気流を生成し;
第2の空気流が、前記サウンド出口と前記側部開口との間で前記交換器を通る第2の空気経路を経由して流れ;
前記第1の空気経路及び前記第2の空気経路は、互いに分離される、
ウェアラブルサウンドデバイス。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第2の空気流は、前記第1の空気流又は前記APGデバイスと前記交換器との間の第1のチャンバから分離される。
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項3】
汚染物質が前記ウェアラブルサウンドデバイスに入るのを防止するためのエアフィルタをさらに有する、
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項4】
前記APGデバイス又は前記APGデバイスのためのドライバを駆動するための制御信号が、可聴オーディオ信号に重畳される交流(AC)信号又は直流(DC)オフセット電圧を含む、
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項5】
前記交換器が、第1の開口、第2の開口、第3の開口及び第4の開口を有し;
前記第1の開口及び前記第2の開口は、前記ウェアラブルサウンドデバイス内の前記APGデバイスと前記交換器との間の第1のチャンバに面する前記交換器の第1の側部にあり、前記第3の開口及び前記第4の開口は、前記ウェアラブルサウンドデバイスの前記サウンド出口に面する前記交換器の第2の側部にあり;
前記第1の側部は、前記第2の側部と反対側にあり;
前記APGデバイスによって生成される前記第1の空気流は、前記第1の開口及び前記第3の開口を通る前記第1の空気経路を経由して流れ;
前記第2の空気流は、前記第2の開口、前記第4の開口及び前記側部開口を通る前記第2の空気経路を経由して流れる、
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項6】
前記交換器は:
前記第1の開口と前記第3の開口とを接続する第1のチャネル;及び
前記第2の開口と前記第4の開口とを接続する第2のチャネル;を有する、
請求項5に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項7】
前記第1の空気経路及び前記第2の空気経路は、互いにねじれる又は互いにインターリーブされる、
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項8】
前記APGデバイスと前記交換器との間の第1のチャンバから前記第2の空気経路を分離するように構成された隔壁を有する、
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項9】
前記APGデバイスは、交流(AC)エンベロープを有する気流パルスを生成し、前記ACエンベロープの周波数は、最低可聴周波数未満である、
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
【請求項10】
前記APGデバイスは、直流(DC)オフセット電圧に対応するDCエンベロープを有する気流パルスを生成する、
請求項1に記載のウェアラブルサウンドデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、ウェアラブルサウンドデバイス、換気方法及びその音響チューニング方法に関し、特に、結露を防止することができるウェアラブルサウンドデバイス、換気方法及びその音響チューニング方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
本明細書に別段の記載がない限り、このセクションに記載されるアプローチは、この出願の特許請求の範囲の先行技術ではなく、このセクションに含めることによって先行技術として認められるものではない。
【0003】
現在市販されているほとんどのイヤホン(例えば、ダイナミックドライバ(DD)、バランスドアーマチュア(BA)ドライバ、プレーナドライバ、エアモーショントランス(AMT)ドライバ、又は他の従来のムービングメンブレンスピーカを備えたもの)では、リスナーの外耳道内の空気は周囲環境から分離されている。この分離は、これらのスピーカの膜の動きが音を生成するときに維持される。
【0004】
前述の従来のイヤホンとは異なり、MEMS(マイクロ電気機械システム)イヤホンのポンプのような挙動は、リスナーの外耳道と環境との間で空気を交換することによって、「外耳道から周囲への分離」を破壊する。これは通常、穏やかな天候では問題にならないが、厳しい真冬には問題になる。
【0005】
氷点下の温度では、外耳道の空気(例えば、T=37°C、RH=80-95%)が冷たい外気(例えば、T=-10°C)に触れることで、凍りそうな車のフロントガラスに霜が降りるのと同様に、MEMSイヤホン内で結露が発生する可能性がある。MEMSイヤホンが凍てつく冬の間に使用されるか又は数時間寒い中で凍結したままにされると、結露がMEMSイヤホンのフラップ対の間の狭いギャップ(例えば、0.8-2.5μm)の近くの水又はミストを凍らせる可能性があり、膜の動きを制限し、デバイスの故障につながる。
【0006】
したがって、結露を回避する方法は、この分野における重要な目的である。
【発明の概要】
【0007】
したがって、本出願の第1の目的は、従来技術の欠点を改善するためのウェアラブルサウンドデバイス、換気方法、及びその音響チューニング方法を提供することである。
【0008】
本出願の一実施形態は、サウンド出口及び側部開口と;複数の空気パルスを生成することによって可聴サウンドを生成するように構成された空気パルス発生(APG)デバイスと;交換器と;を有し;APGデバイスは、周囲とサウンド出口との間で交換器を通る第1の空気経路を経由して流れる第1の空気流を生成し;第2の空気流が、サウンド出口と側部開口との間で交換器を通る第2の空気経路を経由して流れ;第1の空気経路及び第2の空気経路は互いに分離される(isolated);ウェアラブルサウンドデバイスを開示する。
【0009】
本出願の一実施形態は、周囲とウェアラブルサウンドデバイスのサウンド出口との間で交換器を通る第1の空気経路を経由して流れる第1の空気流を方向付けるステップと;サウンド出口と側部開口との間で交換器を通る第2の空気経路を経由して流れる第2の空気流を方向付けるステップとを含み;ウェアラブルサウンドデバイスは、サウンド出口、側部開口、空気パルス発生(APG)デバイス、及び交換器を有し;第1の空気流は、APGデバイスによって生成され;第1の空気経路及び第2の空気経路は、互いに分離される;ウェアラブルサウンドデバイスのための換気方法を開示する。
【0010】
本出願の実施形態は、交換器を通る第1の空気経路を経由して流れる第1の空気流を方向付けるステップ;又は、交換器を通る第2の空気経路を経由して流れる第2の空気流を方向付けるステップ;を含み;ウェアラブルサウンドデバイスは、交換器を有し;第1の空気経路と第2の空気経路は、互いに分離される;ウェアラブルサウンドデバイスのための音響チューニング方法を開示する。
(【0011】以降は省略されています)

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