TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025136480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024035091
出願日
2024-03-07
発明の名称
半導体装置および半導体装置の製造方法
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H10D
1/68 20250101AFI20250911BHJP()
要約
【課題】耐圧を向上できる半導体装置を提供すること。
【解決手段】半導体装置310は、半導体基板320、複数の第1トレンチ330A、第2トレンチ330B、第1絶縁層341、電極部60を含む。半導体基板320は、第1面320Sおよび第1面320Sとは反対側の第2面320Rとを含む。半導体基板320の第1面320Sは、第1領域320Aおよび第1領域320Aを囲む第2領域320Bを含む。複数の第1トレンチ330Aは、第1領域320Aに配置されている。第2トレンチ330Bは、第2領域320Bに配置されている。第2トレンチ330Bは、第1壁部351と電極部60とが第1絶縁層341を挟んで対向することによって構成するキャパシタC2と第1面320Sの端部320SEとの間に配置されている。
【選択図】図30
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面および前記第1面とは反対側の第2面を含み、前記第1面は第1領域および前記第1領域を囲む第2領域を含む、半導体基板と、
前記第1領域に配置され、前記第1面から凹み、前記半導体基板の厚さ方向から視て第1方向に延びており、前記厚さ方向から視て前記第1方向と直交する第2方向に配列された複数の第1トレンチと、
前記第2領域に配置された第2トレンチと、
前記複数の第1トレンチの内面に配置された第1絶縁層と、
前記複数の第1トレンチ内において、対応する前記第1絶縁層に囲まれた状態で設けられ、導電性を有する複数の電極部と、
を含み、
前記半導体基板は、前記複数の第1トレンチの間に配置され、前記複数の第1トレンチを区画している複数の第1壁部を含み、
前記第1壁部と前記電極部とが前記第1絶縁層を挟んで対向することによってキャパシタを構成しており、
前記第2トレンチは、前記キャパシタと前記第1面の端部との間に配置されている、
半導体装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第2トレンチは、前記複数の第1トレンチに対して前記第1方向の両側に配置されており、前記第2方向に延びている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2トレンチは、前記第1方向に離隔して複数配列されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第2トレンチは、前記複数の第1トレンチに対して前記第2方向の両側に配置されており、前記第1方向に延びている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第2トレンチは、前記第2方向に離隔して複数配列されている、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第2トレンチの内面に配置された第2絶縁層を含む、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記第2トレンチ内には、前記第2絶縁層に囲まれた絶縁材が配置されている、
請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記第1トレンチの幅と前記第2トレンチの幅は同じである、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記第1トレンチの深さと前記第2トレンチの深さは同じである、
請求項1に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記複数の第1トレンチは、前記第1方向を長手方向とし、前記第2方向を幅方向とするように延びている、
請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、基板と、基板上に形成された第1導電体膜と、第1導電体膜上および基板上に配置された誘電体膜と、誘電体膜上に配置たされた第2導電体膜とを備える、チップコンデンサを開示している。第1導電体膜は、第1接続領域および第1コンデンサ形成領域を含む。第2導電体膜は、誘電体膜を挟んで第1コンデンサ形成領域に対向する第2コンデンサ形成領域を含む。第1導電体膜の第1接続領域には、第1外部電極が接続されており、第2導電体膜の第2接続領域には、第2外部電極が接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-195321号公報
【0004】
[概要]
コンデンサ(キャパシタ)を含む半導体装置では、高耐圧の半導体装置が要求されている。
【0005】
本開示の一態様である半導体装置は、第1面および前記第1面とは反対側の第2面を含み、前記第1面は第1領域および前記第1領域を囲む第2領域を含む、半導体基板と、前記第1領域に配置され、前記第1面から凹み、前記半導体基板の厚さ方向から視て第1方向に延びており、前記厚さ方向から視て前記第1方向と直交する第2方向に配列された複数の第1トレンチと、前記第2領域に配置された第2トレンチと、前記複数の第1トレンチの内面に配置された第1絶縁層と、前記複数の第1トレンチ内において、対応する前記第1絶縁層に囲まれた状態で設けられ、導電性を有する複数の電極部と、を含み、前記半導体基板は、前記複数の第1トレンチの間に配置され、前記複数の第1トレンチを区画している複数の第1壁部を含み、前記第1壁部と前記電極部とが前記第1絶縁層を挟んで対向することによってキャパシタを構成しており、前記第2トレンチは、前記キャパシタと前記第1面の端部との間に配置されている。
【0006】
本開示の一態様である半導体装置の製造方法は、半導体基板の第1面のうち第1領域に複数の第1トレンチを形成し、前記第1領域を囲む第2領域に第2トレンチを形成すること、前記複数の第1トレンチの内面に第1絶縁層を形成することと、前記複数の第1トレンチ内において、対応する前記第1絶縁層に囲まれた複数の電極部を形成することと、を含み、前記複数の第1トレンチは、前記第1面から凹み、前記半導体基板の厚さ方向から視て第1方向に延びており、前記厚さ方向から視て前記第1方向と直交する第2方向に配列されており、前記半導体基板は、前記複数の第1トレンチの間に配置され、前記複数の第1トレンチを区画している複数の第1壁部を含み、前記第1壁部と前記電極部とが前記第1絶縁層を挟んで対向することによってキャパシタを構成しており、前記第2トレンチは、前記キャパシタと前記半導体基板の端部との間に配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る例示的な半導体装置の概略斜視図である。
図2は、図1の半導体装置の概略平面図である。
図3は、図1の半導体装置の概略平面図である。
図4は、図3のF4-F4線に沿った半導体装置の概略断面図である。
図5は、図4の半導体装置の一部を拡大して示す概略断面図である。
図6は、図4の半導体装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図7は、図6に続く製造工程を示す概略断面図である。
図8は、図7に続く製造工程を示す概略断面図である。
図9は、図8に続く製造工程を示す概略断面図である。
図10は、図9に続く製造工程を示す概略断面図である。
図11は、図10に続く製造工程を示す概略断面図である。
図12は、図11に続く製造工程を示す概略断面図である。
図13は、図12に続く製造工程を示す概略断面図である。
図14は、図13に続く製造工程を示す概略断面図である。
図15は、図14に続く製造工程を示す概略断面図である。
図16は、図15に続く製造工程を示す概略断面図である。
図17は、図16に続く製造工程を示す概略断面図である。
図18は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略断面図である。
図19は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略断面図である。
図20は、図19の半導体装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図21は、図20に続く製造工程を示す概略断面図である。
図22は、図21に続く製造工程を示す概略断面図である。
図23は、図22に続く製造工程を示す概略断面図である。
図24は、図23に続く製造工程を示す概略断面図である。
図25は、図24に続く製造工程を示す概略断面図である。
図26は、図25に続く製造工程を示す概略断面図である。
図27は、第2実施形態に係る例示的な半導体装置の概略斜視図である。
図28は、図27の半導体装置の概略平面図である。
図29は、図27の半導体装置の概略平面図である。
図30は、図27のF30-F30線に沿った半導体装置の概略断面図である。
図31は、図27のF31-F31線に沿った半導体装置の概略断面図である。
図32は、図30のF32-F32線に沿った半導体装置の概略断面図である。
図33は、図30のF33-F33線に沿った半導体装置の概略断面図である。
図34は、図30の半導体装置の一部を拡大して示す概略断面図である。
図35は、図30の半導体装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。
図36は、図35に続く製造工程を示す概略断面図である。
図37は、図36に続く製造工程を示す概略断面図である。
図38は、図37に続く製造工程を示す概略断面図である。
図39は、図38に続く製造工程を示す概略断面図である。
図40は、図39に続く製造工程を示す概略断面図である。
図41は、図40に続く製造工程を示す概略断面図である。
図42は、図41に続く製造工程を示す概略断面図である。
図43は、図42に続く製造工程を示す概略断面図である。
図44は、図43に続く製造工程を示す概略断面図である。
図45は、図44に続く製造工程を示す概略断面図である。
図46は、図45に続く製造工程を示す概略断面図である。
図47は、図46に続く製造工程を示す概略断面図である。
図48は、図47に続く製造工程を示す概略断面図である。
図49は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略断面図である。
図50は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略断面図である。
図51は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略平面図である。
図52は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略平面図である。
図53は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略平面図である。
図54は、変更例の半導体装置を模式的に示す概略断面図である。
【0008】
[詳細な説明]
以下、添付図面を参照して本開示の半導体装置のいくつかの実施形態を説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図では、ハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単に対象物を区別するために用いられており、対象物を順位づけするものではない。
【0009】
以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。
【0010】
(第1実施形態)
(半導体装置の概略構成)
図1は、第1実施形態に係る例示的な半導体装置10の概略斜視図である。図2は、図1の半導体装置10の概略平面図である。図3は、図1の半導体装置の概略平面図である。図3では、第1導電層70を透視して電極部60が示されている。図4は、図3のF4-F4線に沿った半導体装置の概略断面図である。図5は、図4の半導体装置の一部を拡大して示す概略断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
ローム株式会社
半導体装置
11日前
ローム株式会社
半導体装置
11日前
ローム株式会社
半導体装置
3日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
ローム株式会社
信号出力回路
2日前
ローム株式会社
信号出力回路
2日前
ローム株式会社
定電圧生成回路
2日前
ローム株式会社
半導体集積回路
3日前
ローム株式会社
窒化物半導体装置
10日前
ローム株式会社
半導体集積回路装置
10日前
ローム株式会社
差動回路及び発振器
4日前
ローム株式会社
半導体装置および車両
3日前
ローム株式会社
アナログデジタル変換装置
10日前
ローム株式会社
表示装置及びソースドライバ
3日前
ローム株式会社
ソースドライバ及び表示装置
3日前
ローム株式会社
半導体装置、電子機器、車両
3日前
ローム株式会社
半導体素子および半導体装置
4日前
ローム株式会社
差動アンプおよび半導体装置
2日前
ローム株式会社
出力画像調整装置及び投影装置
4日前
ローム株式会社
バッテリマネージメントシステム
10日前
ローム株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
2日前
ローム株式会社
半導体装置および半導体装置の製造方法
2日前
ローム株式会社
保護素子、およびこれを備えるI/O回路
2日前
ローム株式会社
周波数監視回路及び周波数監視プログラム
11日前
ローム株式会社
通信デバイス、通信システム、及び通信方法
3日前
ローム株式会社
電圧検知回路、半導体装置及び表示ドライバ
3日前
ローム株式会社
画像表示システム、半導体装置、及び画像表示方法
2日前
ローム株式会社
半導体装置
2日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
ローム株式会社
サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
4日前
ローム株式会社
半導体装置、通信システム、差動伝送回路の動作特性を調べる方法
2日前
ローム株式会社
電源装置、半導体装置、およびこれを備えた電源システム、並びにこれを備えた車両
2日前
ローム株式会社
ブラシ付モータ回転数検出装置、ブラシ付モータ制御装置、駆動装置。及びブラシ付モータ回転数計測方法
2日前
ローム株式会社
エミュレーション回路、エミュレーション装置、プログラム開発ツール、プログラム、特殊機能レジスタの状態を監視する方法、半導体装置を製造する方法
3日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
1か月前
エイブリック株式会社
半導体装置
27日前
続きを見る
他の特許を見る